消費税増税による太陽光発電システムの駆け込み需要
公開日:2013/10/10 | 最終更新日:2021/01/21 | カテゴリ:ニュース
消費税増税による駆け込み需要
平成26年の4月から消費税が上がることで、太陽光発電システムの駆け込み需要が予想されます。駆け込み需要によってどんな問題が起こるのでしょうか。
駆け込み需要で起こる問題点
消費税増税による駆け込み需要で起こりえる問題はいくつかあります。
1.設備認定に時間がかかる
昨年度末にも年度内に処理される条件について経産省から発表がありました。以下引用です。
<平成24年度の買取価格の適用関係について>
既にご案内のとおり、発電設備の認定作業は、申請書類が整ってから認定まで、1か月程度の期間がかかっています。このため、本年2月5日に、「設備認定を今年度中に受けたい場合には、2月22日(金)までを一つの目安として」申請するよう、お願いをしてまいりました。
経済産業省では、平成24年度が制度開始初年度であり、これに伴う混乱も多く見られることから、電子申請処理が可能な50kW未満の太陽光発電システムについては、2月22日(金)を超えて提出された案件についても、極力、年度内に認定できるよう作業を進めてまいりました。しかし、遅くとも3月29日(金)10:00までには、不備・誤りがない状態で申請いただかない限り年度内処理が物理的に難しい状況にあります。
経済産業省 資源エネルギー庁 平成24年度の買取価格の適用関係について
ギリギリの申請になってしまうと、不備や誤りがあった場合に年度内に間に合わない可能性があります。電子申請であればある程度余裕があるかもしれませんが、書類で申請される場合は余裕を持って手続きを進めましょう。
2.業者がみつからない!
施行の評判が良くて、料金が安い業者には当然のごとく工事の依頼が多くなります。
住宅用であれば工事の時間はそれほどかかりませんが、産業用の場合は工期が1ヶ月以上のものも多々あります。工事は順番に行われますから、依頼して契約まで時間がかかればその間にも案件は増えていくので、どんどん順番は後になってしまいます。
既にエコ発にも『9月の時点で見積もり依頼をしたけど、工事は4月になると言われた。年度内に工事を終わらせて消費税を5%で適用させたいのですがどうすればよいですか?』という問い合わせを何件かいただいております。
消費税5%で太陽光発電を設置したい、安心して施行を任せられる業者を探しているという方はお気軽にお問い合わせください。
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監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。