補助金の目的について教えてください
公開日:2013/04/03 | 最終更新日:2021/09/14 | カテゴリ:補助金について

国による補助金制度(住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金)の目的はJPECの文言をお借りすると
「地球温暖化防止を目的に、太陽光発電の導入目標を達成するため及びその後の太陽光発電の大量導入を可能とするため、住宅用太陽光発電システムの価格低下を促しつつ市場の拡大を図ること」
となっています。「温暖化防止のために太陽光発電を広く普及させましょう」「普及させるために補助金を給付しますよ」という目的から補助金制度が始まっています。
補助金制度の仕組み
補助金制度の仕組みの説明の前に今一度、今年度の補助金の内容を確認しておきましょう。
設置するシステム1kW当たりの経費 | 1kwあたりの補助金 |
---|---|
410,000円以下 | 20,000円 |
500,000円以下 | 15,000円 |
設置費用が高いほうが、もらえる補助金が少なくなっています。普通に考えれば高いほうが多くもらえたほうがいいような気もしますが、普及を促進するためには設置費用を下げる必要があります。設置費用が安価なほうが、補助金を多くもらえる仕組みになっていれば、設置を検討している消費者は安いほうを選びやすくなるためです。
安いほうに消費者が流れば、メーカーや施工業者は価格を下げる必要に迫られます。価格を下げるためにはコストをさげなければなりません。全体のコストが下がればさらに設置費用は安くなります。現在の補助金制度はそういった狙いもあって実施されています。
国の狙い通り、徐々に太陽光発電システムの導入費用は低下しています。全量買取制度の開始以降さらにこの傾向は強くなっています。今年中には平均で1kWあたり40万円以下となることが予測されます。
今後は補助金なしでも多くの方が設置できるくらいの価格になることが期待されますね。
監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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