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蓄電池の選び方【価格?容量?メーカー?】

蓄電池の選び方【価格?容量?メーカー?】

蓄電池には使用用途によって選ぶ種類が違ってきますが、実に多くの製造販売メーカーから数多くのものが販売されています。どの蓄電池を購入しても大差はないと考えている方も少なくないでしょうが、その性能や保証内容などは販売製造メーカーによって違っています。

そのため、購入する蓄電池の種類に関係なく、購入時には押さえておかなければならないポイントがあります。

そこで今回は賢く蓄電池を購入してもらうためにも、蓄電池を購入する際の選び方について詳しく解説していきます。特に家庭用蓄電池など高額となる蓄電池を購入する際には、費用対効果が大きく違ってくるのでしっかりと理解しておくようにしましょう。

蓄電池の選定ポイント

それでは早速、蓄電池購入時の選定ポイントについて解説していくことにします。

蓄電池購入時の選定ポイントは下記のとおりです。

  • 使用可能サイクル
  • 蓄電容量
  • 定格出力
  • 保証内容

では順を追って各ポイントの内容を見ていくことにしましょう。

使用可能サイクル

蓄電池の寿命は何回充放電を繰り返すことができるのかで計られます。蓄電容量が0%になった時点で100%まで充電し、それを再度0%になるまで使い切るまでを1サイクルとして換算します。※
※リチウムイオン蓄電池の場合、正しくは0%になるまで放電すると電池に大きなダメージがあり性能が大きく落ちるため容量の70~80%しか使用しません。

この使用サイクル数は下記のように蓄電池の種類によって違ってきます。

鉛蓄電池 3150回
ニッケル水素電池 2000回
リチウムイオン電池 4000回
NAS電池 4500回

*経済産業省の蓄電池戦略プロジェクトチームの発表資料より参照

よって、まずはこの数値が各蓄電池の寿命の叩き台とすればいいでしょう。

しかし、冒頭でも申しましたように、蓄電池の性能は製造販売メーカーによって下記のように違ってきます。

メーカー サイクル回数 定格容量
長州産業 8000回 6.4(kWh)
東芝 15000回 7.4(kWh)
パナソニック 10000回 5.6(kWh)
シャープ 12000回 4.2(kWh)

定格容量に若干の違いはありますが、どこもが先にたたき台として紹介したリチウムイオン電池の4000回を大きく上回っているどころか、販売製造メーカーによってその回数にも違いが見られます。

蓄電池の寿命を計るリサイクル回数は多いに越したことはありません。 特に高額となる家庭用蓄電池の購入では、費用対効果が重要なポイントとなってくるので、できるだけ元を取るためにもこのサイクル回数がどうなっているのかをしっかりと比較確認するようにしてください。

また、蓄電池は寿命を迎えたからといって、乾電池のように全く使用できなくなるわけではありません。 各製造販売メーカーが公表しているリサイクル回数を過ぎても、充放電を繰り返すことが可能です。しかし、寿命後も寿命前と同様の性能が維持されるわけではなく、蓄電容量は確実に減ってしまいます。

蓄電池はその蓄電容量が50%から60%まで落ちれば充電回数が多くなるため、更にリサイクル回数が増えることになり、一気に性能劣化が進んでしまいます。 ここまでくれば買い替えを検討するべきでしょう。

ですが、そうでない場合には寿命を過ぎてもしよう継続することは可能です。 そこでサイクル回数と同様に確認してもらいたいのが、寿命後の蓄電容量がどれくらいまで低下するのかという点です。

この蓄電容量の低下レベルも下記のように販売製造メーカーによって違っています。

*家庭用蓄電池(リチウムイオン電池)の場合

京セラ 20%程度の減少
東芝 10%程度の減少
シャープ 70%以上の蓄電容量維持

寿命を迎えた時点で買い替えを検討する方には必要ない情報ですが、できるだけ長く使用したいという方はこの性能スペックも合わせて比較検討するようにしてください。

蓄電容量

蓄電池を購入する際に注意してもらいたいのが、使用する電力量に応じた蓄電容量スペックを兼ね備えているかという点です。

購入した蓄電池の蓄電容量が使用する電力に応じたものでなければ、度々充電する必要が出てくるためサイクル回数が増えてしまい寿命を早く迎えてしまうことになります。

よって、できるだけ長く使用するためには、使用する電力量に応じた蓄電容量スペックを持つ蓄電池選びが重要になってくるのです。

使用電力量に応じた蓄電容量をもつ蓄電池であれば10時間の使用が可能ですが、この蓄電池で倍の使用電気量を使用すれば5時間の使用しかできないといった具合です。 また逆に、使用電力量が半分であれば20時間の使用が可能となるため、これを狙って大きい蓄電容量の蓄電池を購入するといった手もありでしょう。

蓄電池は下記のように使用用途によって使用する種類が違ってきます。

鉛蓄電池 自動車のバッテリーなど
ニッケル水素電池 乾電池タイプの蓄電池など
リチウムイオン電池 ノートパソコンや携帯などのモバイル機器、家庭用蓄電池など
NAS電池 工場など大規模施設のバックアップ電源

NAS電池は一般家庭で利用されることはありませんし、ノートパソコンや携帯などのモバイル機器は購入するメーカーによって指定されているので自ら選択することはできません。

また自動車のバッテリーは車種に応じたもの、乾電池タイプの蓄電池も規格が決まっているので、やはりここでも購入時に注意しなければならないのは家庭用蓄電池ということになってきます。

また蓄電池は蓄電容量いっぱいまで使用できるわけではありません。

下記のように製造販売メーカーによって蓄電容量に対して、実際に使用できる実質容量が違っています。

メーカー 蓄電容量 実質容量
長州産業 6.4(kWh) 5.57(kWh)
東芝 7.4(kWh) 6.96(kWh)
パナソニック 5.6(kWh) 3.84(kWh)
シャープ 4.2(kWh) 3.30(kWh)
テスラ 13.5(kWh) 12.15(kWh)
京セラ 12.0(kWh) 9.78(kWh)

蓄電容量だけに目を向けて選んでしまうと、容量不足だったということにもなりかねないというわけです。

蓄電容量を見る際には実質容量がどうなっているのかを確認するようにしてください。

蓄電池の定格出力

今度は定格出力について説明します。

定格出力とは蓄電された電力を一度にどれくらい出力できるのかを表す数値で、蓄電池の蓄電容量を水槽に例えれば、蛇口から出る水量がそれに当たります。

購入した蓄電池が電気を使用する機器や設備を動かすために必要な電力を出力できなければ、機器や設備を正常動作させることはできません。

自動車のバッテリーや乾電池タイプの蓄電池、ノートパソコンや携帯などのモバイル機器に使用する蓄電池は、必要な定格出力に応じた蓄電池が利用されているので気にする必要はありません。

しかし、家庭用蓄電池のように使用する機器や設備が不特定多数となる場合には、一度に使用する機器や設備に必要となる定格出力がどれくらいになるのかを確認しておく必要があります。

下記は家庭内で使用されている主な家電製品の消費電力です。

デスクトップパソコン 150W~300W
ノートパソコン 50W~120W
モデム、ルーター 10W~30W
携帯電話の充電器 15W
液晶テレビ 40W~60W
スタンドライト(LED) 6W~10W
冷蔵庫 150W~600W
エアコン 100W~2000W
ラジオ 5W~10W

上記の消費電力をもとに常時どれくらいの定格出力が必要になるのか、また併用する可能性がある最大値がどれくらいになるのかを計算し、それに応じた定格出力スペックを備えた家庭用蓄電池を選ぶようにしてください。

保証内容

その保証内容がどうなっているのかは、10年を超える長期利用となる家庭用蓄電池の購入にでは欠かせない選択ポイントです。

一般的に家庭用蓄電池には10年保証が付いてきますが、その保証内容は購入する製造販売メーカーによって違ってくるので、保証内容の違いについても比較検討する必要があります。

主な国内メーカーの保証内容は下記のとおりです。

メーカー 保証期間 独自サービス
パナソニック 蓄電池ユニット10年 点検お知らせ機能
蓄電池容量7年  
シャープ 蓄電池ユニット10年 蓄電池Webモニタリングサービス
蓄電池容量10年  
NEC 蓄電池ユニット15年 見守りサポートサービス
蓄電池容量15年  
東芝 蓄電池ユニット10年  
蓄電池容量10年  

また購入する販売店によっては独自のサービスを展開しているところも見られます。

製造販売メーカーから直接購入しない場合には、そのサービス比較も合わせて行うようにしてください。

公開日:2018/10/28 | 最終更新日:2019/09/06 | カテゴリ:蓄電池とは【基礎知識】

監修

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エコ発事務局 太陽光アドバイザー

曽山

『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。

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