工事中に事故が起きた場合はどうなりますか?
工事中に事故が起きた場合はどうなりますか?
工事業者が原因で起こった事故であれば、工事業者の責任となります。
工事中に起こる事故のパターンとしては、以下の2つがあります。
- 搬入時や設置時の事故
- 配線工事時の事故
蓄電池の搬入時や設置時に、家屋や倉庫のドアや床などの設備を破損してしまったり傷つけてしまった場合は、蓄電池の設置業者の責任となります。
また、太陽光発電や住宅内分電盤との配線接続で不良があり、太陽光発電や住宅内の家電製品、蓄電池自体が故障等を起こした場合は、電気工事を担当した業者が責任を負わなければなりません。
工事中の事故であればメーカーに責任はありませんのでメーカー保証の対象とはなりませんが、もちろん工事前の納品段階で製品不具合等が見つかれば、メーカー責任でメーカーが交換対応となります。
工事業者の賠償責任保険への加入状況をチェック
1点だけ注意してほしいポイントが、工事を担当する業者が賠償責任保険に加入しているかです。賠償責任保険は、正式には請負業者賠償責任といいます。
業者が賠償責任保険に加入していれば、工事作業中に発生した事故の賠償責任が保険会社に保障されることになります。しかし、未加入であれば工事業者へ賠償請求を行わなければならず、調整の手間かかりますし賠償金を受け取れる確実性も下がります。
賠償責任保険は、普通の業者であれば加入しているものですが、場合によっては加入していないこともあります。蓄電池は非常に高額な買い物になりますので、万が一のことを考えて工事が始まる前に業者が賠償責任保険に加入しているかを確認しておきましょう。
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公開日:2019/10/08 | カテゴリ:蓄電池の購入・設置に関して