押上効果って何?
押上効果って何?
余剰電力を売電している時間帯に蓄電池から放電し、余剰電力を増やして売電量を上げる効果です。
太陽光発電と蓄電池を併設している場合、余剰電力を売電している時間帯に蓄電池から放電を行うことにより、消費分を賄い売電量を増やすことを「売電量の押上効果」といいます。
文字通り売電に回せる発電量を押し上げる反面、蓄電池を導入していない人との収益差を広げないよう単価には調整が入り、太陽光発電のみの売電単価と比較すると安くなるデメリットがあります。
押上効果あり・なしの違いをもう少し詳しく見ていきましょう。
シングル発電(押上効果なし)
シングル発電とは太陽光発電の発電のみを売電している場合、もしくは蓄電池を併設している場合でも日中は発電し売電しているときは、蓄電池からの放電が止まるように設定している時です。
蓄電池を併設している場合でも放電を止まるように設定することで、太陽光の売電量の変わりませんので、売電価格は当初のままとなり押上効果はありません。
ダブル発電(押上効果あり)
ダブル発電とは太陽光発電と蓄電池の双の電力を売電できるシステムです。
具体的には、日中に発電している時でも蓄電池から放電を行い、消費電力を蓄電池で補う事で太陽光発電によって発電された電気を殆ど売電に回し、売電量を押し上げる事が可能です。
蓄電池の機種によってはシングル発電のみ、ダブル発電のみ、切り替えが可能なタイプとそれぞれ存在していますので、蓄電池導入を検討する場合はこの辺も踏まえて機種選びを行うのがおすすめです。
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公開日:2019/10/11 | カテゴリ:その他の質問