蓄電池のメンテナンスで自分でできるものはありますか?
蓄電池のメンテナンスで自分でできるものはありますか?
リチウムイオン蓄電池の場合は、通風口の清掃程度です。ただし、蓄電池内部のメンテナンスは絶対にご自分で行わないでください。
リチウムイオン蓄電池は、利用者自身で行わなければならない定常的なメンテナンスはほとんどありません。強いて挙げるとしても、蓄電池の通風口やフィルターの清掃程度の作業です。
定期的に蓄電池をチェックをして、ゴミやホコリ、落ち葉などがあれば掃除をしてあげましょう。
そのほか、定期的に蓄電池の稼働状況や充放電状況を、蓄電池専用モニターやHEMSシステム等でウォッチしておきましょう。蓄電池の充放電の挙動が明らかにおかしいと感じた場合、なにかしらの対応が必要となります。
異常状態を長期的に放置してしまうと、蓄電池の劣化はもちろんのことながら、最悪の場合は火災等の事故へ繋がる可能性もあります。
ただし、上記のような蓄電池の動作状況として、不審な挙動や異音、発熱など不具合と見受けられる症状を検知しても、絶対にご自身で蓄電池内部のメンテナンスは行わないでください。蓄電池の内部は高電圧となっており、感電する恐れもあって非常に危険です。
たとえ感電対策をしていても、対策自体が万全でなかったり作業に慣れていなかったりと、何がきっかけで事故に繋がるかわかりません。
加えて、ご自分で外装部品を外して蓄電池の内部をいじってしまうと、メーカー保証が切れてしまうことにもなりかねません。メーカー保証が切れてしまうと、保証期間内で保証の対象になるような不具合であったとしても、有償対応となってしまいます。
異常を感じたら、蓄電池メーカーや購入した販売店へ問い合せるようにしましょう。
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公開日:2019/10/15 | カテゴリ:蓄電池の運用と保守に関して