系統連系型定置用リチウムイオン蓄電池とはなんですか?
系統連系型定置用リチウムイオン蓄電池とはなんですか?
電力系統に接続できる定置用のリチウムイオン蓄電池のことです。
リチウムイオン電池は様々な製品に用いられているということもあり、持ち運び可能な「ポータブル型リチウムイオン蓄電池」と大容量の蓄電ができる「系統連系型定置用リチウムイオン蓄電池」の2種類があります。
まず系統連系定置用リチウムイオン蓄電池ですが、これは電力会社の電力系統に蓄電システムを接続することを指しており、接続することによって電力系統から直接蓄電システムに電気を貯めることが可能です。
系統連系型の蓄電池は基本的に屋外へ設置することになるため、スペースの確保が必要になりますが、十分な蓄電容量が確保できますし、分電盤に接続して家庭の電力をまかなえることができます。
一方ポータブル型リチウムイオン蓄電池は非常時のみに使えるもので、家庭用コンセントから蓄電したり、蓄電池自体についているソーラーパネルから蓄電するというものです。
ポータブル型リチウムイオン蓄電池は大容量の蓄電ができるわけではないので、「蓄電池を使って家庭の電力をまかないたい」という方や「災害時にも家電を使えるようにしておきたい」という方は系統連系型定置用リチウムイオン蓄電池を導入しましょう。
また定置用リチウムイオン蓄電池はポータブル型と違い、電力使用量や太陽光発電システムの発電量に応じて、蓄電池からの放電量を調整できたり、停電時に自動で蓄電池から放電を行うといった制御が実装されています。
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公開日:2019/11/07 | カテゴリ:蓄電池の仕組みと働き