【2025年】小平市の蓄電池の補助金は出る?最大〇〇万円お得に
公開日:2025/09/22 | | カテゴリ:蓄電池の補助金に関して
「小平市で蓄電池の導入を考えているんだけど、補助金って結局いくらもらえるの?」
そのようにお考えのあなたへ。結論からお伝えすると、小平市には市独自の補助金に加えて、東京都の制度を組み合わせることで、導入費用を大幅に抑えることが可能です。
まずは、どんな補助金があるのか、早見表でチェックしてみましょう。
小平市の蓄電池の補助金まとめ
| 制度名 | 補助対象機器 | 補助金額の目安 | 併用可否 |
|---|---|---|---|
| 小平市 | 蓄電池 | 定額6万円※終了 | ◯(都の制度と併用可) |
| 東京都 | 蓄電池 | 12万円/kWh〜 | ◯(市の制度と併用可) |
これらを賢く組み合わせることで、高額になりがちな蓄電池の導入ハードルをぐっと下げることができます。
では、実際にどれくらいの補助金を受け取れるのか、小平市の場合でのシミュレーションを見てみましょう。
小平市での場合での蓄電池補助金シミュレーション
| シミュレーションケース | 導入機器の例 | 補助金額の合計 | 補助金の内訳 |
|---|---|---|---|
| 蓄電池を単体で設置(既存住宅) | 蓄電池(16.4kWh) | 最大206.8万円 | 東京都:206.8万円 |
| 太陽光と蓄電池をセットで設置(既存住宅) | 太陽光(4.87kW) + 蓄電池(16.4kWh) |
最大265.2万円 | 東京都:58.4万円(太陽光)+ 206.8万円(蓄電池) ※DR実証に参加 |
※小平市の太陽光と蓄電池の補助金は、本記事では省略して計算しています。
この記事では、小平市にお住まいのあなたが利用できる補助金制度を徹底的に解説し、どの制度をどのように組み合わせるのが最適なのかを具体的にご案内します。
それでは、それぞれの補助金制度について詳しく見ていきましょう。
目次
【小平市】蓄電池の補助金情報
小平市は、太陽光発電の補助金制度は予算上限に達したため、申請の受付を終了しました。
次年度以降の補助金情報は未定ですが、今後の申請に向けて備えておくためにも、令和7年度の補助金情報を振り返っておきましょう。
蓄電池設置補助金※受付終了
小平市が独自に実施している太陽光発電の補助金です。この制度は、地球温暖化防止を目的として、「Web・アプリ版小平市環境家計簿」に登録することを条件に、太陽光発電システム、蓄電池、V2H充放電設備、断熱窓、燃料電池(エネファーム)及びLED照明を設置した方に設置費用の一部を助成します。
- 補助金額:
- 定額6万円
- 対象者:
- 一戸建て住宅
- 居住する市内の一戸建て住宅に機器等を設置し、自ら使用する個人
※建物所有者と申請者が異なる場合は、所有者の同意が必要
- 居住する市内の一戸建て住宅に機器等を設置し、自ら使用する個人
- 共同住宅
- 居住する市内の共同住宅に機器等を設置し、自ら使用する個人
※建物所有者と申請者が異なる場合は、所有者の同意が必要 - 所有している市内の共同住宅の共用部分に機器等を設置した個人又は法人その他の団体の代表者
- 管理する市内の共同住宅の共用部分に機器等を設置した管理組合の代表者
- 居住する市内の共同住宅に機器等を設置し、自ら使用する個人
- 事業所等
- 市内に事業所等を有し、当該事業所等に機器等を設置し、自ら使用する個人又は法人その他の団体の代表者
- 一戸建て住宅
- 主な要件:
- ・二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化支援事業)交付規程に定める補助対象経費の区分として、一般社団法人環境共創イニシアチブに登録を受けたもの又はそれと同程度の性能を持つもので市長が認めるもの
- 確認済証の交付日が令和 7年3月31日以前の建築物に設置していること
- 申請時点で既に機器等の設置を完了していること。
- 機器等の設置完了日が、令和7(2025)年4月1日~令和8(2026)年3月31日の間であること。
- 令和8(2026)年3月31日までに助成対象機器等の設置を完了し、かつ「小平市省・創・蓄エネルギー機器等設置費助成申請書(様式第1号)」ほか必要書類を提出すること(郵送可・電子申請可)。
- 申請書提出時までに、市が実施している「小平市環境家計簿 楽しく省エネ!ECOダイラーくらし宣言」の「モニター助成グループ」にグループ登録し、機器等設置の助成承認を受けた日の翌月から1年間参加すること。
※インターネットが利用できないなどの場合はご相談ください。 - 申請時点で既に機器等の設置を完了していること。
- 申請受付期間(令和7年度):
- 令和7(2025)年4月1日~令和8(2026)年3月31日
【東京都】災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業
小平市で蓄電池を導入するなら、絶対に活用したいのが東京都の補助金です。補助額が非常に大きく、導入費用の大部分をカバーできる可能性があります。
東京都の蓄電池の補助金情報に関しては以下の記事も参考にしてください。
【2025年】東京都の蓄電池補助金を徹底解説!金額・対象・申請方法
蓄電池システムの補助金
蓄電池を新たに設置する場合、または既存の蓄電池ユニットを増設する場合に利用できます。
| 対象 | 補助額 | 主な要件 |
|---|---|---|
| 蓄電池パッケージ(新規設置) | 12万円/kWh | 太陽光が設置済み or 同時設置、または再エネ電力メニュー契約 |
| 蓄電池ユニット増設 | 8万円/kWh | 太陽光が設置済みであること |
| DR実証への参加(上乗せ) | 上記に+10万円 | デマンドレスポンス(DR)実証への参加 |
| 関連機器 | 経費の1/2(最大10万円) | エネルギーマネジメント機器など(DR参加必須) |
ポイントは「DR実証への参加」です。これは、電力需給が逼迫した際に、電力会社の要請に応じて蓄電池の充放電を遠隔制御することに協力する取り組みです。参加するだけで10万円が上乗せされるため、積極的に検討しましょう。
申請期間
事前申込は令和7年5月30日から開始。申請は令和7年6月30日から令和11年3月30日までと長期間にわたりますが、契約前に事前申込が必要な点に注意してください。
【具体例】小平市で蓄電池の補助金を活用したシミュレーション
では、これらの補助金を組み合わせると、実際にどれくらいお得になるのでしょうか。具体的なケースで見てみましょう。
小平市の既存住宅に、蓄電池(16.4kWh)を単体で設置する場合
- 東京都の補助金(蓄電池)
計算式: 12万円/kWh × 16.4kWh = 196.8万円
DR実証に参加した場合: 196.8万円 + 10万円 = 206.8万円
206.8万円(都・蓄電池)
※DR実証に参加した場合の合計です。
※この金額は、あくまで理論上の最大値であり、各補助金の併用可否や詳細な要件については、申請前に必ず各窓口にご確認ください。
小平市の既存住宅に、太陽光発電(4.87kW)と蓄電池(16.4kWh)を新規で同時設置する場合
- 東京都の補助金(太陽光発電)
計算式: 12万円/kW × 4.87kW = 58.4万円
※既存住宅で3.75kWを超えるため、12万円/kWが適用 - 東京都の補助金(蓄電池)
計算式: 12万円/kWh × 16.4kWh = 196.8万円
DR実証に参加した場合: 196.8万円 + 10万円 = 206.8万円
58.4万円(都・太陽光)+ 206.8万円(都・蓄電池)= 265.2万円
※DR実証に参加した場合の合計です。
※この金額は、あくまで理論上の最大値であり、各補助金の併用可否や詳細な要件については、申請前に必ず各窓口にご確認ください。
このように、合計で265.2万円もの補助金を受け取れる可能性があります。蓄電池単体でも東京都の補助金が豊富なため、高額な補助金が期待できます。
補助金申請で失敗しないための3つの重要ポイント
魅力的な補助金ですが、申請手続きでつまずかないために、以下の3つのポイントは必ず押さえておきましょう。
- 「契約前」の「事前申込」が必須(東京都)
東京都の補助金は、工事の契約を締結する前に「事前申込」を行う必要があります。 契約後にこの制度を知っても、残念ながら申請はできません。
まずは信頼できる設置業者に相談し、補助金申請をサポートしてもらいながら進めるのが最も確実です。 - 予算には限りがある!早めの行動を
各機関の補助金は、各期の予算に達し次第締め切られます。人気の補助金は早期に受付終了となる可能性があるため、「いつかやろう」ではなく、「やろう」と決めたらすぐに行動を開始することが重要です。 - 複数の業者から見積もりを取る
補助金を利用するとはいえ、元の設置費用が高ければ意味がありません。必ず複数の専門業者から相見積もりを取り、価格とサービス内容を比較検討しましょう。
その際、補助金申請のサポート実績が豊富かどうかも、業者選びの重要な判断基準になります。面倒な申請手続きを代行してくれる業者を選ぶと、スムーズに進めることができます。
まとめ
今回は、小平市にお住まいのあなたが利用できる蓄電池の補助金について詳しく解説しました。
- 小平市の蓄電池補助金は終了したが、東京都の補助金が利用可能
- 東京都のパワフルな補助金と併用するのが基本
- 太陽光と蓄電池をセットで導入するのが1番お得になる
- 申請には「契約前の事前申込」などルールがあるため、専門家のサポートが不可欠
電気を自分で作れて、電気代も安くなる。そして災害のときも安心できる。太陽光と蓄電池は、これからの暮らしを助けてくれます。
まずは、あなたの家にどんなものが一番合っているか、そして使える補助金には何があるか、専門業者に相談してみませんか?無料で見積もりやシミュレーションを行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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