真冬に大災害が起きると防寒対策が厳しくなる!蓄電池を導入して対策しておこう
公開日:2019/12/03 | | カテゴリ:蓄電池と災害・停電・BCP対策について

日本は四季折々あり、季節によって様々な表情を見せてくれる国です。
しかし、地域によっては冬や夏は厳しい気候となっており、特に真冬で寒さの厳しい時期に大災害に見舞われると災害だけでなく、避難先で体調を崩したりしてしまう可能性もあります。
真冬に大災害が起きるとどうなるのかを考えていきたいと思いますので、是非参考にしてください。
目次
真冬の東京の平均気温は5度~10度
まずは真冬の気温から見ていきたいと思いますが、気象学では12月~2月までが冬と定義されています。
日本の首都である東京でのこの時期の平均気温ですが、およそ7.0度です。
また1月になると東京では雪も降り、その寒さは厳しさを増し、しっかりと防寒対策をしなければなりません。
北海道は-30度になる地域もある
また北海道は日本でも寒さの厳しい地域として常識ですが、北海道の場合は冬になると平均気温は氷点下になることがほとんどで、札幌の場合は-2.5度です。
10度を切ると本格的に寒さを感じますが、平均気温が氷点下になっていると長時間外で過ごすこと自体厳しくなりますし、こんな時期に大災害が起きると大変な事態になるのは想像に難くないでしょう。
真冬に災害が起きると命の危険もある!?

それでは真冬に災害が起きるとどのような弊害が起きるのか、考えてみたいと思います。
例えば地震が起きた場合ですが、もちろん地震による直接的な被害もありますが、それ以外にも災害では命の危険に陥る場合があるのです。
- 低体温症
- 凍傷
- インフルエンザ
- 脳卒中
- 冠動脈疾患
- リウマチ
- 脱水症状
- 喘息、気管支炎
真冬の場合は特に寒さで体温が下がるのが危険だと言われています。低体温症などは注意が必要で、避難所でも暖を取れるように温かい格好をしたり、カイロなどが必要です。
また体温が低下してしまうと、思考力が低下してしまい、自分の体調の変化に気づけない可能性もあります。
冬の間は風邪やインフルエンザが流行する時期ですので、罹患していると気付かずに周りに移してしまう可能性もありますし、最悪の場合風邪やインフルエンザをこじらせて命を落としてしまう可能性もあるのです。
夏は夏で危険なことがありますが、真冬で災害にあった場合は上記のことに気をつけておきましょう。特に持病を持っている方は注意です。
避難所に防寒設備が整っているとは限らない

被災して家が通常通り住めない状態になると、避難所での生活を余儀なくされる場合もあります。
その際に使われるのは公民館や体育館などが多いと思いますが、特に体育館などの場合は元々運動をするところということもあり、防寒設備が整っているわけではありません。
そのため冬に被災した場合はしっかりと防寒対策をして避難する必要があるということを覚えておきましょう。
温かい空気は上の方に向かい、下の方には冷たい空気が集まるため、しっかりと防寒対策をしなければ寒さで低体温症になったり、北海道などの場合は凍傷になる可能性もあるのです。
しかも食糧などは避難してきた方全員分あるわけではなく、全国的に「10人に1人が1食だけ食べられる量」しか備蓄されていません。
もちろん毛布も例外ではなく、全員が使えるというわけではないので気をつける必要があります。
防寒に電気・ガスは欠かせない!
東日本大震災や北海道地震を経験した方の中には、寒さの中で避難所生活をしたという方も多いと思います。
その経験の中で「寒さを凌ぐなら電気やガスは欠かせない」と感じた方も多いのではないでしょうか?
暖房器具としてはエアコンやストーブ、ヒーターなどが思い浮かびますが、どれもが電気が必要になる家電ですよね。
薪ストーブや電気式ではないストーブであれば少しではありますが、暖を取ることができます。しかし、避難所の中全体が暖かくなるわけではありません。
そうなるとしっかりと厚着をして、カイロで体を温めることしかできなくなってしまいます。それでも限界があります。
私達が如何に電気やガスに頼って生きているかが身にしみますね。
蓄電池があれば電気を賄うことができる

上記のように冬に災害が起きると、災害だけでなく災害後の避難所生活でも苦痛になってしまうことがあるのです。
家自体が崩壊してしまい、住めない状態になってしまえば避難所で生活しなければならなくなりますが、しっかりと災害対策のできている家であれば蓄電池を導入してはいかがでしょうか?
蓄電池は家で予め充電しておけば、災害時に停電しても電気を賄うことができるのです。
蓄電池とは?
蓄電池とは?どんな仕組みで電気を貯めることができる?
しかも、太陽光発電システムに対応していれば、太陽光発電で発電した電力を昼間のうちに蓄電池に貯めておいて、夜に使うということも可能になります。
蓄電池があれば災害のときにも電気が使えて安心ですし、寒さも凌ぐことができるので、いざという時のために備えておきたいという方はぜひ導入してみてください。
災害で蓄電池を使うメリット
災害時の蓄電池のメリットや活用事例【停電中も電気が使える!】
監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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