蓄電池は高額で買えないという方必見!レンタルがあるって本当?
公開日:2019/12/03 | 最終更新日:2023/05/20 | カテゴリ:蓄電池のお役立ち記事

卒FIT問題や災害時の非常用電源として、蓄電池は注目を集めていますね。
しかし実際に購入しようとすると、蓄電池だけで100万円以上しますし、設置・工事費用も併せると200万円ほどになることもあるのです。
補助金やローン制度もありますが、それでも高額なものですので、ためらってしまうという方も多いと思います。
しかし蓄電池を販売しているメーカーの中にはレンタルをしているところもあるので、興味があるという方はまずはレンタルで利用してみても良いかもしれませんね。
目次
蓄電池はレンタルサービスもある

家庭用蓄電池を導入すれば、電気代が節約ができると言われていますが、導入費用の方が高いというのが現状です。
しかも、太陽光発電システムのように売電しても、価格も高いわけではないので、蓄電池を導入しようと考えている方はまだ少ないかもしれません。
しかし興味はあるという方は多いでしょう。そのような場合はレンタルサービスを利用してみてはいかがでしょうか?
現在はオリックス・NEC・エプコの3社が共同出資して創設したONEエネルギーという会社が国内初の蓄電池のレンタルサービスを開始しました。
工事費込みでレンタル価格は月々1万円未満
工事費や設置費も込みで蓄電池を導入しようとすると、200万円~300万円近くの高額な料金が発生します。
しかし、ONEエネルギーの場合は5.53kWhのリチウムイオン蓄電池を工事費やメンテナンス費用など込みで月額5,000円でレンタルすることができるのです。
工事費やメンテナンス費用も込みで、月額5,000円であれば導入するよりも安いと感じますね。
また東京都であれば補助金システムもあり、それを利用すれば月額3,000円になるので、より導入しやすくなっているのです。
レンタル期間は10年間となっており、その間はメンテナンスが発生したり、修理が必要になった場合は無料で行ってもらえます。
大陽光屋根借りプランと併用すれば実質0円で利用も可能!?
またONEエネルギーではユーザーの家の屋根に太陽光パネルを設置して、ONEエネルギーが売電して、屋根の賃料をユーザーに支払う「太陽光屋根借りプラン」があります。
売電価格自体はONEエネルギーの収入になりますが、月々2,000~3,000円の賃料を支払うため、東京都であれば実質0円で蓄電池が利用が可能です。
また東京都以外の地域でも、月額2,000円ほどのレンタル料で蓄電池を利用することができるので、興味があるという方はONEエネルギーで蓄電池のレンタルをしてみてはいかがでしょうか?
レンタル期間が過ぎたらどうなる?

ONEエネルギーのレンタル期間は大体10年となっていますが、その後レンタル期間が過ぎたらどうなるのか気になるという方もいるかもしれませんね。
レンタル期間が過ぎた場合は以下のような方法で継続するかどうかを決めます。
- 業者に撤去してもらう
- 新しいものに変えて継続する
- 利用中の蓄電池を買い取る
もし蓄電池を利用してみて、今後も蓄電池を継続したいという場合もあると思いますが、利用中の蓄電池を買い取ると言う方法はあまりおすすめはできません。
買い取るとしても、あとどのくらい継続して利用できるかどうかはわかりませんし、それなら新しいものを購入するか、レンタルをやめて自分で購入したほうが良いでしょう。
レンタルで問題ないのであれば、新しいものに変えて継続するという方法もおすすめです。
レンタル期間が過ぎてしまうというときは今後どうするか考えておきましょう。
長期間利用するなら購入したほうが安い
今回は蓄電池のレンタルについて紹介してきましたが、蓄電池がレンタルできるというのは嬉しいですよね。
蓄電池でどれほど電気代が節約できるか興味があるという方は、まずはレンタルで試してみてください。
補助金のあり/なし | レンタルした場合 | 購入した場合 |
---|---|---|
補助金なし | 60万円 | 125万円 |
補助金あり | 36万円 | 65万円 |
上記は10年間レンタルをした場合と購入した場合のものを比べてみたものです。
10年ほどであれば、レンタルしたほうが断然お得だということが分かるでしょう。
ただ、これが20年になるとまた変わってきて、レンタルの方が高くなってしまう可能性があるのでご注意ください。
DER補助金による蓄電池単体設置の補助金はなしに
2021年から新たに公募された蓄電池の補助金であるDER補助金の対象が、太陽光発電と蓄電池、そしてHEMSの3点を同時に導入している家庭となってしまいました。蓄電池をレンタルする場合でも購入する場合でも、この条件は変わらないので、蓄電池だけをレンタルして使用したい場合で太陽光発電が設置されていないご家庭には、補助金が出ないことになります。
2022年以降もこのDER補助金は引き続き募集されることと、上記の条件が変わらないことを踏まえると、太陽光発電がレンタル期間以上にメーカー保証が続いている現状もあることから、10年程度蓄電池をレンタルするために導入するくらいであれば、太陽光発電と蓄電池を補助金を利用して購入し、長期スパンで利用することが望ましくなってきています。
DER補助金の内容が例えば蓄電池単体設置のみにも活用出来るような緩和策が出ない限り、レンタルするよりも購入したほうがオトクといえるでしょう。エコ発蓄電池でも、太陽光発電と蓄電池をセットでお見積りすることが可能となっているので、この機会にぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

蓄電池をレンタルするメリットとデメリットを知りたいという方はこちら
蓄電池をレンタルするメリットとデメリットを紹介長期間蓄電池を使う予定があるという方は、購入したほうが安く済む可能性が高いと覚えておくと良いでしょう。
購入金額が気になるという方は以下のお見積もりフォームより見積りをしてみてはいかがでしょうか?
監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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