【ポータブル蓄電池】性能と容量で価格に差が出る!
公開日:2020/01/16 | | カテゴリ:ポータブル蓄電池に関して

この記事でわかること!
- ポータブル蓄電池とは持ち運びが出来る発電機に近い蓄電池
- ポータブル蓄電池の価格は性能と容量で決まる
- 用途にあったものがあるならポータブル蓄電池もおすすめ!
家庭用の定置型蓄電池よりも安価で、しかも持ち運びのできるポータブル蓄電池ですが、性能や容量によって価格に差が出るため、購入する際には用途に合ったものを選ぶ必要があります。
キャンプや車中泊などで使う場合は高いものでなくても良いでしょうが、定置型蓄電池と同じように家電も使えるようにしたいという場合は高いものが必要になってくるかもしれません。
ここではポータブル蓄電池とは一体何なのか、また価格や値段による違いを紹介していくので、購入する場合の是非参考にしてください。
目次
ポータブル蓄電池とは
ポータブル蓄電池とはポータブル電源とも呼ばれ、持ち運びが出来る蓄電池というよりも、どちらかと言えば発電機に近しい性能を持っています。
定置型蓄電池とポータブル蓄電池の決定的な違いは、ポータブル蓄電池は電気を溜める場合であっても使う場合であっても、ポータブル蓄電池1台で補える点です。
ポータブル蓄電池には家電を使う用のコンセントやUSBポートを備えていますが、定置型蓄電池の場合はパワコン等を利用して電気の操作を行います。ポータブル蓄電池は、持ち運びが便利であり、コンパクトサイズにまとまっているものも多いため、車中泊やキャンプ等のお供として人気になっています。
2022年現在では、より大容量のものも発売され、災害対策に特化したものや持ち運びが出来る太陽光パネルとセットで販売され、コンセントがなくてもいつでもどこでも給電出来るものなども新商品などで出るなどその性能は進化し続けています。
ポータブル蓄電池とは何か?についてより詳しくはこちら
移動式?ポータブル蓄電池とはポータブル蓄電池の価格ってどう決まるの?

まずはポータブル蓄電池の価格がどのように決まるのかを紹介していきたいと思います。
ポータブル蓄電池の価格が決まるのは性能と容量がほとんどです。
性能が良いと高くなる
ポータブル蓄電池の性能については基本的に出力形式が多くあるか、と言うことが重要になってくるでしょう。
ACコンセントの他にシガーソケットやUSBポートなどの出力ポートの多いものは高性能とされています。
また充電方式についても、コンセントだけでなく、停電したときでも充電できるようにソーラーパネルのついたポータブル蓄電池もありますが、これも高性能だとされているのです。
容量が大きいと高くなる
また容量の大きな蓄電池も高額になることもあります。
容量はWhで表記されていますが、これは1時間あたりの使える電気量を表しているのです。
また蓄電池の大きさや重さについては、容量の数に比例しているので、容量が大きなものほど大きさも重さも増していくので、購入する際は注意してください。
ポータブル蓄電池の価格帯と性能について

それではポータブル蓄電池の価格帯と性能について見ていきたいと思います。
3万円以下のポータブル蓄電池
まずは3万円以下の価格で購入できるポータブル蓄電池を見ていきましょう。
3万円以下のポータブル蓄電池の容量は基本的に150Wh~200Whほどで、容量はそこまで大きなものではありません。
150Whの容量であれば1万円~2万円ほどで購入することができますが、出力形式が多かったり、ソーラーパネル付きの蓄電池であれば3万円ほどになります。
重さも2kg~5kgのものがほとんとで、軽量で持ち運びしやすいので、キャンプや車中泊、釣りなどでも活躍するでしょう。
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商品名 |
FlashFish ポータブル電源
AC(300W 瞬間最大350W) DC(168W) 家庭用蓄電池 USB出力 急速充電QC3.0搭載 |
定格容量 | 60000mAh |
定格エネルギー | 222Wh |
充電時間 | 5-6時間 |
USB出力 | 5V/2.4A×1 QC3.0×2 |
重量 | 2.6kg |
5万円台のポータブル蓄電池
次は5万円台のポータブル蓄電池についてですが、こちらの蓄電池は400Wh~500Whの容量がほとんどです。
出力形式が多くなれば、6万円近くするものもありますが、ソーラーパネルが付いていても5万円台で購入できるものがほとんどですので、500Whほどで問題ないという方にはピッタリ。
容量が小さく、出力ポートが少ないものであれば5kgほどのものもありますが、容量が大きいものでは、10kgの蓄電池もあるので、ご注意ください。
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商品名 | PowerArQ2 (11.1V/正弦波 100V 日本仕様 蓄電池) 正規保証2年 |
定格容量 | 45,000mAh |
定格エネルギー | 500Wh |
充電時間 | 6-7時間 |
AC出力 | 二口 |
重量 | 6.2 kg |
10万円台のポータブル蓄電池
10万円台のポータブル蓄電池になると、500Wh~1000Wh以上の大容量のものが多くなります。
また出力形式もACポートやシガーソケット、USBポート合わせて10個近くのものがあることなど性能も良いものが多くなっているのです。
コンパクトなものであれば10kgのものが多いので、キャンプや車中泊をするなら問題なく使えるでしょう。
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商品名 |
MAXOAK ポータブル電源 大容量 1500Wh 1000wまでの家電製品に対応可 |
定格出力 | 1000w |
定格エネルギー | 1500Wh |
AC出力 | 二口 |
USB出力 | 4口 |
重量 | 17Kg |
満充電時の対応例 |
・スマホ:約100回 ・ノートパソコン(40W):約35時間 ・扇風機(20w):約70時間 ・冷蔵庫(30L):約35時間 |
20万円台のポータブル蓄電池
20万円台のポータブル蓄電池になると、家庭用の定置型蓄電池とほぼ同じスペックで利用することができます。
1500Whと言う大容量のものもあるので、大体の家庭用の家電も使うことができるようになるので、災害時にも役立つようになるのです。
ただ、20kg以上の重さになるものが多いので持ち運びは難しいかもしれません。ただ、災害時の予備電源としても使えますし、電力供給がむず開始場所での業務にも使えます。
30万円以上のポータブル蓄電池
30万円以上のポータブル蓄電池になると、家庭用の定置型蓄電池と同じように使うのがおすすめです。
冷蔵庫や液晶テレビだけでなく、業務用の冷蔵庫なども使えるので、企業でも万が一の時のために利用できます。もちろん、配線工事等は不要ですので、蓄電池に電気を貯めておけばすぐに使用可能です。
容量も2kWh以上ですので、停電したときにもしばらくの間しっかりと使うことができます。
しかし、その分重さも30kg~40kg以上あるものもあるので、持ち運びには不便です。とはいえ、キャスターが付いているものもあるので、持ち歩きをするのでなければ問題ないでしょう。
高額なポータブル蓄電池を買うより定置型の蓄電池を買ったほうが良い

ポータブル蓄電池の価格と性能についてはだいたい理解していただけたでしょう。
これ以外にも5kWh~6kWhの大容量となっているのにキャリーバッグ型で持ち運びもあります。しかし、これらの蓄電池は100万円~200万円と言う高額になってしまうこともあるので注意が必要です。
持ち運びができるのであれば楽ですが、ポータブル蓄電池を購入する場合は補助金が使えるかどうかもしっかりと確認しておく必要があります。
また、5Whのポータブル蓄電池を200万円で購入するよりも、10kWhの定置型の蓄電池を工事費込みで200万円で購入したほうが良い場合もあるのです。
ポータブル蓄電池を購入する際に高額なものも、と考えている方は定置型の蓄電池を購入したほうが良いかもしれませんね。
当サイトでは全国の施工業者から5社を選んで、無料で見積もりをすることができますので、定置型の蓄電池の見積りを確認した上でポータブル蓄電池を購入するかどうか決めても良いでしょう。

用途に合ったポータブル蓄電池を購入しよう
ポータブル蓄電池は持ち運びもしやすく、スマホやPCの充電にも使え、小型の冷蔵庫などが使えるので注目を集めています。
しかもキャンプや車中泊、夜釣などに使う場合であれば3万円などの少額で購入することができるので、蓄電池がどのようなものか気になっているという方にもおすすめです。
ポータブル蓄電池を購入する際はどのような用途で利用したいかをしっかりと考えて、どの価格のポータブル蓄電池を購入するか、定置型蓄電池も購入するかを選んでいきましょう。
ポータブル蓄電池の比較をしたいという方は以下の記事を参考にしてください。
ポータブル蓄電池を購入する際の比較についてはこちら
【比較】自分に合ったポータブル蓄電池はどれ?監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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