BCP対策にも!病院にこそ蓄電池の設置がおすすめ
公開日:2020/01/20 | | カテゴリ:蓄電池と災害・停電・BCP対策について

普段わたしたちが病気になったときなどにお世話になる病院。病院は電気を使う機械が多く、停電になってしまうと深刻な問題が起きてしまう可能性もあります。
ここでは病院で停電が起きるとどうなるのか、蓄電池を導入した場合はどのくらいの電気が使えるかを紹介していくので、是非参考にしてください。
病院で停電になると深刻な問題が起きる!?

普段何気なく使っている電気ですが、いつ何時停電になるか分かりません。発電所でのトラブルや災害、落雷などで停電する可能性が十分にあります。
その他にも停電する理由は様々ですが、停電が発生すると一般的な家庭でも不便になってしまう可能性も。
それが病院であれば、検査に必要な機器が使えなくなってしまいます。また、現代はカルテや処方箋の管理もすべてパソコンに入力しているという医院も少なくありません。
そうなってしまうと、患者さんの受け入れができなくなってしまいます。特に個人医院などは停電した際の備えをしていない場合もあるので、その問題は深刻です。
実際に東日本大震災では災害の影響で停電してしまい、休診せざるを得なかった個人医院が多くありました。
自家発電機だけでは間に合わない可能性もある
大きな病院や災害を意識した医院であれば、停電に備えて自家発電機を導入しているというところもあるでしょう。
しかし、自家発電機も万能ではありません。自家発電機は燃料が必要なため、その燃料が切れてしまえば、自家発電機も使えなくなってしまうのです。
発電機の種類にもよりますが、1時間当たり1リットル近く消費します。タンク容量にもよりますが、発電機1基で短くて4時間~6時間と1日も持ちません。
これでは営業開始してから営業時間が終わるまで電気を賄うことができないので、自家発電機だけでは少し不安ではありますね。
病院で蓄電池を導入したときの効果は?

停電が起きても、問題なく医院を運営するためにも停電対策は重要です。
停電しても問題なく診察するためにも、自家発電機だけでなく、太陽光発電システムや蓄電池があると十分な電力を賄えるでしょう。
昼間は太陽光発電システムで電力を賄い、太陽光で余った電力を蓄電池に貯めることで、夜間でも電力を賄うことができます。
家庭用の蓄電池は10kWhですが、医院で使うには足りない可能性があるので、蓄電池を購入する際は産業用の蓄電池にしましょう。
産業用蓄電池は10kWh以上のものから、40kWh、大容量のものであれば100kWh以上のものもあるので、蓄電池を購入するのであれば産業用蓄電池を購入するようにしてください。
蓄電池を導入した場合に、どのくらいの電力が賄えるかを紹介していきたいと思います。
- 小児科:(太陽光発電あり)最大5時間稼働
- 手術室:5時間稼働
- 手術用無影灯:10時間稼働
- 薬品保冷庫:36時間稼働
※参考:「慧通信技術工業株式会社」より
蓄電池だけでも5時間稼働させることができ、自家発電機と同じくらいです。
しかし、蓄電池は太陽光発電とセットで導入することで昼間は太陽光発電を使って発電し、夜間は蓄電池にためた電力を使うことができるので、より長時間の電力を賄うことができます。
太陽光発電と蓄電池のセットで災害に強い病院へ!
今回は病院にも蓄電池があると安心だということを紹介してきました。
落雷による停電などであれば大丈夫かもしれませんが、災害が発生するとけが人が出ることもあります。
そのようなときに停電で病院の機器が使えないとなった場合は、一部の運営ができる病院に患者さんが集まり、負担が増えてしまうのです。
そうならないためにも個人医院でも蓄電池を導入することをおすすめします。蓄電池があれば蓄電した容量分の電力は賄うことができるでしょう。
個人医院でも今後BCP対策は必要になるでしょうから、蓄電池や太陽光発電の導入を考えているという方もいるかも知れません。
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エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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