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ハイブリッド型蓄電池とは?役割や特徴をわかりやすく解説!

公開日:2020/11/24 | 最終更新日:2020/11/24 | カテゴリ:蓄電池とは【基礎知識】

ハイブリッド型蓄電池とは?役割や特徴をわかりやすく解説!

みなさんはハイブリッド型蓄電池というものをご存知でしょうか?

実は蓄電池には【単機能型】【ハイブリッド型】の2つの種類があります。どちらを設置した場合でも通常時の使用には差はありませんが、ある一定の条件下では明確な違いが出てきます。

そこで今回の記事ではハイブリッド型蓄電池の役割や特徴についてわかりやすく解説してみました。

ハイブリッド型蓄電池とは?

ハイブリッド型蓄電池とは

普段私達が使用している電気は全て交流電気となっていますが、太陽光パネルで発電された電気は直流電気なので、これを使用するためにはパワコンの機能によって交流電気へ変換しなければなりません。

蓄電池を設置した場合、この太陽光発電システムで作られた電気を貯めて使うことが出来ますが、実は交流電気を貯める方法がまだ発見されておらず、直流電気でしか貯めることが出来ません。

つまり、太陽光発電で生み出された電気を蓄電池に貯める(電力会社から購入した電気も含む)ためには交流電気を直流電気に変換する必要があるので、蓄電池を設置する際は必然的にもう一つパワコンが必要となっていました。

ハイブリッド型蓄電池とはこの2台のパワコンの機能を1台にまとめたものです。

ハイブリッド型蓄電池の主な役割や特徴

ハイブリッド型蓄電池の主な役割や特徴

ハイブリッド型蓄電池が最も効率良く使える方法は蓄電池と太陽光発電をセットで設置している場合です。

蓄電池と太陽光発電を併用している場合のパワコンを2台設置している従来のものと、ハイブリッド型蓄電池によって1台にまとめたものとを比較しつつ特に優れている点は2つあります。

電力のロスが少ない

パワコンには変換効率というものが存在しています。パワコンの記事で紹介していますが一般的には94%がほとんどです。

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わかりやすく10kWで説明します。

太陽光発電で生み出された直流電気が10kWh、これを家庭内で使えるように交流電気に変換します。変換効率が94%であればその内の9.4kWhが利用可能な電気となります。蓄電池に貯める際には交流電気では溜められないので、また同じ94%という変換効率で直流電気に変換しなければなりません。9.4kWhの94%は8.8kWhなので、発電した10kWhという電気は蓄電池に貯めるまでに1.2kWも損をしていることになります。

この蓄電池に貯めた電気を使用する場合は、直流電気を交流電気に変える必要があるのでここでも変換ロスが発生します。8.8kWhの94%分となると8.2kWhとなり、発電された10kWhから約18%もの電気が無駄になっていることがわかると思います。

ハイブリッド型蓄電池では、太陽光発電で生み出された直流電気をそのまま蓄電池に溜めることができます。2台のパワコンを利用しなければならなかった従来のもので発生していた3回分の変換ロスが、蓄電池に溜めた直流電気を交流電気に変換して利用する際の1回しか発生しません。

つまり10kWhをそのまま蓄電池に溜めて、9.4kWhで利用出来るという画期的な機能を備えているのです。

停電時もそのまま使える

太陽光発電システムのパワコンには自立運転機能というのが備わっており、停電が発生した場合は系統連系から切り離してパワコンを運転させて、発電させた電気を停電時にも使えるシステムです。

実はこの自立運転モードは出力に制限があり、1.5kWの範囲内でしか電力を利用することが出来ません。仮に使用電力を1kWに抑えたとしても、残りの0.5kWを蓄電池に充電する形になるので、蓄電池を満充電させるのに時間が掛かります。停電時に電気を利用したいのに蓄電池への充電に時間が掛かってしまうとなれば本末転倒です。

ハイブリッド型蓄電池の場合、アイビス7の7.04kWhのタイプであれば5.5kWの発電電力を利用可能です。停電時には太陽光発電で電力を賄いつつ、余った分を蓄電池へスピーディーに充電することが可能です。ある程度余裕を持って長期的な停電に耐えれることが出来るのはこのハイブリッド型蓄電池のみです。

このように太陽光発電システムと蓄電池の併用をしていて、停電時にも普段とほぼ変わらないような生活を送りたい場合は、ハイブリッド型蓄電池が必要不可欠というわけです。

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ハイブリッド型蓄電池のデメリットは?

ハイブリッド型蓄電池のデメリットは?

上記のようなメリットがあるハイブリッド型蓄電池ですが、【単機能型】と比べるとデメリットになる部分もあります。

価格が割高

メーカーや容量によって価格差は異なりますが、まったく同じ容量で単機能型とハイブリッド型の価格を比較した場合、ハイブリッド型の蓄電池の方が値段は高くなります。

容量の小さいものであれば20万程度の価格差で済みますが、大容量のものである場合は50万円を超える価格差となるメーカーもあります。

単機能型は変換ロスが大きいと言っても同じ価格帯であればハイブリッド型蓄電池よりも容量が大きくなります。その分を容量の大きさでカバー出来るので、停電時に電気を長期的に利用出来なくても良いという方は単機能型の方が安く設置出来る場合が多いです。

パワコンの交換が必要になる

既に太陽光発電システムを設置済みで、後付けで蓄電池を設置する方の場合に限りますが、ハイブリッド型蓄電池を設置する場合は既存のパワコンの交換をしなければなりません。

パワコンの保証期間が過ぎて、そろそろ交換を考えている方にはハイブリッド型蓄電池はオススメ出来ますが、太陽光発電システムを設置して10年未満で、まだメーカー保証期間内であるというご家庭は、単機能型蓄電池の方が価格を抑えて設置出来るでしょう。

ただ、これから太陽光発電システムと併せて蓄電池の設置を検討している方にはハイブリッド型蓄電池がお得でしょう。パワコンが2台になる単機能型蓄電池と1台で済むハイブリッド型蓄電池では、メンテナンス費用や交換費用に大きな差が出るからです。

ハイブリッド型蓄電池のまとめ

ハイブリッド型蓄電池は単機能型蓄電池と比べて確かに初期費用は割高です。

ただ、電気の変換ロスの少なさやパワコンが1台になる際のメンテナンス、交換費用の差は長期間で見ると単機能型でパワコンを2台設置した場合とでは結果として割安になります。

そして何より、停電時にもほとんど不自由することなく電気を利用することができ、これを数日間続けることが可能なハイブリッド型蓄電池は、想定不可能な自然災害が増えている昨今の状況では非常に大きなメリットとなります。

太陽光発電システムと蓄電池を併用して使う場合に最も効率が良いのはハイブリッド型蓄電池です。これ一択と言っても過言ではありません。このように蓄電池にも種類があり、ただ電気を溜めて使えるだけではないので、ハイブリッド型蓄電池や単機能型蓄電池の性能をしっかりと理解し、自分のご家庭にあったものを設置しましょう。

監修

監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー

曽山

『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。

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