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パナソニックの蓄電池の特長は?【リチウムイオン電池の出荷量世界トップクラス】

公開日:2021/06/22 | 最終更新日:2021/06/22 | カテゴリ:各メーカーごとの蓄電池に関して

パナソニックの蓄電池の特長は?【リチウムイオン電池の出荷量世界トップクラス】

今回はパナソニックの蓄電池システムを紹介していきます。

リチウムイオン電池の生産量は、世界でもトップクラスであるパナソニックの蓄電池システムを掘り下げていきます。

まずは、今回の記事のポイントです。

  • リチウムイオン電池生産は量・質ともに世界トップクラス
  • 3.5kWhと5.6kWhの容量を組み合わせて容量は5種類以上えらべる
  • ブレーカーが60A以下であれば全負荷・特定負荷の両方選択可能
  • 蓄電池本体は、JIS基準を超える社内基準で試験し、安心の品質
  • HEMSと連携すれば、太陽光発電や蓄電池の電気をエコキュート・EVへ最適配分

それでは1つずつ、パナソニックの蓄電池についてみていきましょう。

リチウムイオン電池生産で世界トップクラスのパナソニック

パナソニックは2021年現在、車載用を中心に世界トップクラスのリチウムイオン電池の出荷量を誇ります。

このリチウムイオン電池の技術は、吸収合併した三洋電機の技術を引き継いでいます。

住宅用の蓄電池にもこの技術は活かされており、安全性が高く品質が良い点がパナソニックの特長でもあります。

パナソニックは太陽光発電事業の縮小を既に決めていますが、このリチウムイオン電池を中心とした電池事業に関しては拡大方針です。

今後、大幅な普及が見込まれる電気自動車向けはもちろん、住宅用でもその高い技術力が活かされてくることは間違いないでしょう。

電気自動車で有名なテスラも、アメリカの主力工場であるギガファクトリーは、パナソニックと共同で運営している工場です。

この工場で生産されているセル(乾電池とほぼ同じ形状の電池)は、車両にも住宅用蓄電池のパワーウォール2にも同じセルが展開されており、高い技術がそのまま活用されています。

パナソニックの蓄電池システムの特長

パナソニックは、ハイブリッド型蓄電池を中心とした商品ラインナップの多さ、自社製造している製品が多いことから他機器との連携の良さも特長です。

それでは、パナソニックの蓄電池の特長を順番にみていきましょう。

容量が5種類以上えらべる

2021年現在、パナソニックの蓄電池は主に2種類の容量があり、これを組み合わせることで何通りもの容量を選ぶことができます。

各家族の使用電力量や、使うパターン、コストに応じて選べる幅が広いです。

定置型の蓄電池ユニットとしてラインナップされているのは、こちらの3機種です。

  • 3.5kWh(LJB1235)※屋内設置用
  • 5.6kWh(LJB1256)※屋内設置用
  • 5.6kWh(LJB2256)※屋外設置用

この容量を組み合わせることで、

出典:パナソニック・カタログ

  • 3.5kWh 単体
  • 5.6kWh 単体
  • 3.5kWh+3.5kWh = 7.0kWh
  • 3.5kWh+5.6kWh = 9.1kWh
  • 5.6kWh+5.6kWh = 11.2kWh

この5種類の容量を組み合わせることができます。

またパワコンSと蓄電池コンバーターを増設することで、この組み合わせを最大3つまで接続可能。

最大33.6kWhまでの蓄電池システムを構成することができます。

※コラム

最適な容量の選び方

基本的に、オール電化の世帯では一般的な1日の使用量が、15kWh~多いと25kWhと言われています。(ガス併用住宅では10~15kWhが世帯平均)

太陽光発電が設置されていると、昼間の電気は発電分でまかなうことができ、平均的には約30%程度、買電量を削減することができます。

残りの70%、すなわち約10kWh~17kWhの電力を蓄電池でまかなうことができればベストですが、実は全てまかなう必要性は低いのです。

深夜電力は、昔のことを考えれば単価が高くなりましたが、まだ比較的安い単価で利用することができます。

この安い深夜電力はむしろ利用するべきで、この深夜電力でまかなう分まで蓄電池で補う必要性は薄いということなります。

深夜電力で主に運転する機器は、エコキュートです。

エコキュートは、季節にもよりますが大体4kWh~5kWhの電力を1日で使います。

そうすると、先ほどの残りの70%から深夜電力を利用するエコキュートの使用分を引くと、6kWh~12kWhとなります。

翌日が晴れていれば太陽光発電の余剰電力で充電できます。

雨天であればの深夜電力を充電しておくこともできるので、1日のサイクルは成り立ちます。

全てまかなえる容量があれば雨天続きなどの心配は減りますが、容量が増えるとコストも上がってきますので、使用量に合わせた容量を選ぶべきでしょう。

言い換えれば、例えば30kWh等の大容量蓄電池を導入しても、使い切れずに持て余ましてしまうことになります。

普段の運転方法

蓄電池は災害時のためだけ、では勿体ないので一般的には毎日運転を行います。

運転方法は主に2つです。

出典:パナソニック・カタログ

1つは蓄電池への充電は深夜電力で行い、太陽光発電の余剰電力は売電する「経済モード」です。

こちらは、割安な深夜電力の単価で契約を保持している方、もしくは売電単価がまだ高い金額(30円台)で売電できている方が主に使うモードです。

出典:パナソニック・カタログ

そして2つ目は、太陽光発電の余剰電力を蓄電池へ充電する「環境モード」です。

こちらは、最近太陽光発電の売電単価が安い単価(20円前半以下)の方におすすめのモードです。

太陽光発電も同時に新設される方や、FITが終了された方にもおすすめで今後主流になってくる運転モードです。

環境モードは太陽光発電との連携で、電力の自給自足を目指すモードになっています。

ちなみに太陽光発電・蓄電池を使った場合の電力自給率は、一般的な家庭で、

(使用電力量499kWh/月・太陽光発電容量6.048kW 南面設置)

  • 太陽光発電のみの場合:34%
  • 太陽光発電+蓄電池5.6kWh:60%
  • 太陽光発電+蓄電池11.2kWh:86%

※パナソニック調べ

となります。

おおむね、オール電化など電力使用量の多いご家庭では10kWh以上あると自給率が、100%に近づいてくることがわかります。

このように、電気代が高騰している昨今の電力事情に合わせた運転方法が「環境モード」です。

停電時の運転方法

続いて、パナソニックの蓄電池で停電したときの運転方法を紹介します。

停電時における蓄電池の運転と、使える家電の例をみていきましょう。

主幹ブレーカーのアンペアに応じた運転

パナソニックの蓄電池はブレーカーの容量に応じて、停電時に電気が使える範囲を選択します。

ブレーカーのアンペア数が60A以下である場合に限り、停電時に蓄電池で家の電気全てをバックアップする「全負荷」と、使える範囲が限定されている「特定負荷」両方の選択ができます。

出典:パナソニック・カタログ

オール電化の場合、60Aで主幹ブレーカーが設定されていることが多いと思われます。

ただ、オール電化で床暖房・蓄熱暖房機などの電力をたくさん使う機器を導入している場合や、2世帯を1つのブレーカーで対応している場合などは60Aを超えることもあります。

その場合、全負荷でシステムを組むことはできす特定負荷のみになってしまいます。

パナソニックは特定負荷をメインに考えていますが、理由としては「停電時の使いすぎを防止する」ことを想定しています。

一見、家の中の全てをバックアップできる全負荷の方が便利!と思いますよね。

ただ、例えば就寝中に停電になり、気づかないまま蓄電池からの電気に切り替わったとしましょう。

そうなると、朝から停電に気づかず普段通り使って蓄電池の容量がすぐに無くなる、ということも考えられます。

蓄電池の容量が多い機種(10kWh以上を目安)は全負荷でも問題なく対応できます。

しかしパナソニックの蓄電池は10kWh以下で、1日の使用電力のうち数十%をカバーすることをメインの使い方として想定しているので、特定負荷で使いすぎを防止する方法をとっています。

停電時に使える回路は、リビング1部屋をカバーする使い方が多いですが、工事打ち合わせの段階で決めることができます。

全負荷・特定負荷それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、停電時に使いたい家電機器も想像しながら、ご家庭にあったタイプを選びましょう。

停電時に使える家電機器の例

停電時において、使える家電と運転時間の例です。

出典:パナソニック・カタログ

この表のように、一番よく販売されている5.6kWhの容量で24時間で使える家電の例です。

  • 冷蔵庫を24時間
  • 夜だけLED照明
  • 最低限の食事の確保
  • テレビなど情報収集のための電力
  • エアコンは最低限のみの使用

なお太陽光発電を併用している場合、昼間に晴れていれば発電した電気を使いながら、蓄電池にも充電させることができます。

そのため、天候次第では5.6kWhでも使用電力を抑えながら数日分の電力確保ができます。

実際、容量が1日でほとんどカラになっても、翌日晴れればお昼前後には満タンになります (※太陽光発電4~5kW搭載の場合)

やみくもに停電に備えて、大容量を用意しなくてはならない訳ではないことも知っておきましょう。

パナソニックのパワコンS+は蓄電池後付け可能

蓄電池は欲しいけど、予算の都合などで一旦は見送ろうと考えている方は、このパワコンの採用をぜひおすすめします。

パワコンS+は、太陽光発電と蓄電池を一緒に付ける方をメインに想定していますが、太陽光発電のみでも運転できます。

将来的な家族計画に合わせた容量を、後々選びたいという方にもおすすめです。

なお、同じような機能をもつ商品として「パワコンR」というものがあります。

「パワコンR」は、後付けできる蓄電池が5.6kWhのみに限定されている点が「パワコンS+」との違いです。

品質

パナソニックの最も優れている特長と言っても良い品質面についてです。

まず電池内部のセルは、独自の安全機構が設けられており、安全性試験もクリアしたセルで構成されています。

出典:パナソニック・カタログBEYOND

また蓄電池で最も怖いのが、過充放電などによるセルの異常から生まれる発火です。

出典:パナソニック・カタログBEYOND

万が一、セルが発火しても延焼しないような構造であったりと、蓄電池内部の構造から品質面が考えられています。

また、蓄電池本体についても外部からの衝撃に強い構造体になっています。

地震を想定した試験では、5tの荷重にも耐える構造であったり、震度6強の揺れでも異常を起こさない強固なシステムになっています。

価格

パナソニックの蓄電池システムを組んだ場合の代表的な定価はこちらです。

(蓄電池本体・パワコン・モニター・コンバーターなどを含む定価)

  • 屋内用3.5kWh / LJB1235 のシステム:1,837,000円~(税込)
  • 屋外用5.6kWh / LJB2256 のシステム:2,497,000円~(税込)
  • 屋内用11kWh / LJB1256×2台 のシステム:4,488,000円~(税込)※200V出力有の場合

※蓄電池の容量、200Vトランスユニットなどでシステム価格は変動します。

そして、単体で使用するリチウムイオン蓄電システムの価格はこちらです。

  • スタンドアロンタイプ(3.5kWh)/ LJSF35:1,386,000円
  • リチウムイオン蓄電盤・壁掛けタイプ(1kWh)/ LJ-SJ10A:437,800円

保証内容

パナソニックでは、蓄電池システムの保証内容も充実しています。

蓄電池の保証は、機器瑕疵保証(通常使用での故障に対する保証)と、充電可能容量の保証になります。

保証容量は、初期容量に対して60%です。(無償10年・有償15年 で同率)

そして10年保証は無償ですが、15年目までの延長保証は有償になります。

出典:パナソニック・カタログ

■15年目までの延長保証金額

蓄電池・容量と品番 15年保証金額(税込)
3.5kWh(LJB1235)× 1台 44,275円
5.6kWh(LJB1256)× 1台 54,450円
7.0kWh(LJB1235)× 2台 66,495円
9.1kWh(LJB1235×1、LJB1256×1) 71,995円
11.2kWh(LJB1256)× 2台 80,256円

この延長保証料金には10年目のメンテナンス費用も含まれていますので、有償での15年延長保証プランがおすすめです。

1回の故障に伴う修理費用と、有償で受ける必要があるメンテナンス費用を考えると、入っておいた方が良いでしょう。

蓄電池の耐久性

パナソニックの蓄電池のサイクル回数は未公表となっています。

またパナソニックの蓄電池は、10年後に安全のため強制的にストップさせます。

10年後にパナソニックのサービスで有償のメンテナンスを受け、電池自体に問題がなければ使用期間を3年間延長させます。

この診断を10年目以降、3年ごとに行って安全に使う対策をとっています。

なお点検費用は約2万円前後~です。

パナソニック機器との連携

パナソニックは、住宅設備機器を幅広く製造・販売しており蓄電池や太陽光発電の電気をHEMSを活用することで最適化することができます。

特に売電単価が安い方や、卒FITの方は太陽光発電の余剰電力をうまく活用することで、光熱費を抑えるとともにクリーンなエネルギーの活用ができます。

HEMSで余剰電力を最適分配

出典:パナソニック・カタログ

この図のように、余剰電力を売電せずにエコキュートを沸かすための電力につかったり、電気自動車の動力として活用することができます。

太陽光発電のデメリットでもある、「発電量が1日の中でも安定しない」という点をHEMSによって、蓄電池の電力も利用しながら最適分配します。

AIソーラーチャージ

出典:パナソニック・カタログ

パナソニックでは、各機器でもAIを搭載している機種が増えてきています。

2021年以降の最新のエコキュートは、HEMSがなくても余剰電力を認知して、昼間に余剰電力でお湯を沸かすモードを搭載しています。

また天気が急変した場合などでの不足分は、安い深夜電力や余剰電力でためた蓄電池からエコキュート側へ放電することで、自給自足を促進します。

まとめ

ここまでパナソニックの蓄電池の紹介を中心として、解説してきました。

それでは冒頭で紹介した結論をもう一度、補足も入れた形でみていきましょう。

  • 容量は5種類以上えらべるが、家庭の1日の電気をカバーできる分の最適な容量を選ぶことが賢い選択
  • ブレーカーが60A以下であれば全負荷・特定負荷の両方選択可能。11.2kWh以上の大容量であれば全負荷も良いが、9.2kWh以下であれば特定負荷の方がおすすめ
  • 蓄電池本体は、内部のセル構造から品質が考えられている
  • 太陽光発電や蓄電池の電気をエコキュート・EVへ最適配分できる仕組みがあり、HEMSがあると一層便利に使える

監修

監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー

曽山

『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。

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