【2026年最新】京セラ蓄電池「Enerezza(エネレッツァ)寿命・価格シミュレーションを解説
公開日:2021/08/26 | | カテゴリ:各メーカーごとの蓄電池に関して
「電気代が上がり続けていて不安」「災害時の停電に備えたいけれど、どの蓄電池を選べばいいかわからない」そんな悩みを抱える家庭の間で、今、京セラ(KYOCERA)の蓄電システムが選ばれています。特に注目されているのが、世界初の技術を搭載した「Enerezza(エネレッツァ)」シリーズです。
本記事では、なぜ京セラの蓄電池が「寿命」と「安全性」で他社を圧倒しているのか、その秘密である「クレイ型リチウムイオン蓄電池」の仕組みから、最新モデル「Enerezza Plus」の驚くべき機能、そして4人家族で導入した場合のリアルなシミュレーションまで徹底的に解説します。
- 世界初「クレイ型リチウムイオン蓄電池」で20,000サイクルの超長寿命
- リン酸鉄リチウム採用+ユニットセル構造で圧倒的な安全性
- Enerezza Plusなら車・発電機・燃料電池とも連携可能
- 4人家族の導入シミュレーションで年間8万〜10万円の経済効果
目次
京セラの蓄電池が選ばれる理由:世界初「クレイ型」で長寿命
京セラの蓄電池を語る上で最も重要なのが、世界で初めて実用化された「クレイ型リチウムイオン蓄電池」です。従来の液体型リチウムイオン電池(スマホやEVに使われるタイプ)とは根本的に構造が異なり、家庭用蓄電池に求められる「長寿命」「高安全性」「低コスト」を高い次元で実現しています。
① 圧倒的な長寿命:20,000サイクル後も容量約60%維持
蓄電池は高い買い物です。だからこそ「どれだけ長く使えるか」が重要になります。
Enerezza Plusに搭載されている蓄電池は、20,000サイクルの充放電を繰り返しても、定格容量の約60%を維持するという、驚異的な耐久性を誇ります。
「1サイクル=充電0%から100%にして、また0%まで使い切ること」と定義されますが、一般的な蓄電池の寿命目安(6,000〜12,000サイクル程度)と比較しても、その寿命の長さは圧倒的です。
従来の蓄電池は、電極を固定するために「バインダー」と呼ばれる接着剤を使用していましたが、これが劣化の要因の一つでした。
京セラは、電解液を粘土状(クレイ状)にして電極に練り込む技術を開発。これによりバインダーを不要にしました。さらに、独自開発した分解しにくい電解液を採用することで、液枯れなどのリスクも低減しています。
② 徹底された「安全性」:燃えにくく、衝撃に強い
家の中に置くものだからこそ、火災や発煙のリスクは絶対にあってはなりません。京セラのクレイ型蓄電池は以下の理由から「安全強化設計」とされています。
- リン酸鉄リチウムの採用:電極材料には、高温環境下でも安全性が高い「リン酸鉄リチウム」を採用しており、発熱や発火のリスクを抑えています。
- ユニットセル構造:正極と負極を完全に分離する構造により、外部から強い衝撃を受けても内部でショートしにくい設計です。
- 厳しい試験をクリア:セルの上に重りを落下させる衝突試験や、燃焼試験、水没試験など、過酷な安全性試験をクリアしています。
③ コストパフォーマンスの向上
クレイ型蓄電池は、従来の液体型に比べて正負の電極層を3〜5倍の厚さに設計できます。これにより製造プロセスが大幅に簡素化され、部材コストの削減を実現しました。高性能でありながら、導入しやすい価格設定を目指して開発されています。
ライフスタイルで選べる2つのラインアップ
京セラの蓄電システムには、大きく分けて「Enerezza(エネレッツァ)」と「Enerezza Plus(エネレッツァ プラス)」の2つのシリーズがあります。
単機能型蓄電システム「Enerezza(エネレッツァ)」
- すでに太陽光発電システムを設置済みの方
- FIT(固定価格買取制度)が終了し、売電より自家消費に切り替えたい方
既存の太陽光発電用パワーコンディショナはそのままに、蓄電池ユニットと専用のパワーコンディショナを追加設置するタイプです。手軽に「創る・貯める・使う」生活を始められます。
マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム「Enerezza Plus(エネレッツァ プラス)」
- これから太陽光発電と蓄電池をセットで導入する方
- 停電対策を完璧にしたい方(車や発電機とも連携したい)
- 太陽光のパワコンの交換時期(設置後10年以上)の方
太陽光発電と蓄電池を1台のパワーコンディショナで制御する「ハイブリッド型」に加え、多様な外部電源とつながる「マルチ入力」機能を備えた高機能モデルです。
Enerezza Plus(エネレッツァ プラス)の凄さ:最強の停電対策
もしもの災害時、真価を発揮するのが「Enerezza Plus」です。一般的な蓄電池の弱点を克服した、その特徴を見ていきましょう。
特徴①:停電時でも「外部電源」から充電できる
一般的な太陽光連携型蓄電池の弱点は、「雨の日の停電」や「夜間の停電」です。太陽光発電が動かないため、蓄電池の残量が尽きると電気が使えなくなります。
しかし、Enerezza Plusは「マルチ入力」に対応しており、太陽光以外からも電気を取り込めます。
- 車載コンセントからの給電(EV・PHV・ガソリン車):オプションのEXボックス等を使えば、停電時に車のAC100Vコンセント(200W〜1,500W対応車)から電気を取り出し、家の中で使ったり、蓄電池へ充電したりできます。
- ポータブル蓄電池・発電機との連携:ガソリン発電機やポータブルバッテリーをつなげば、それらを電力源として宅内に供給できます。
- 燃料電池(エネファーム等)の最大活用:独自の特許技術により、停電時でも燃料電池の発電電力を最大限活用し、余った電気を蓄電可能です(※対応機種は要確認)。
これにより、「太陽が出ない日の長期停電」という最悪のケースでも、電気を確保できる安心感が手に入ります。
特徴②:こだわりのデザインとユーザビリティ
製品デザインは「コンティニュアスフェイス」を採用し、継ぎ目のない滑らかな曲面で住空間に溶け込みます。リモコンも見やすさを重視し、蓄電池残量や発電量など頻繁に確認する情報をシンプルに表示します。
【徹底比較】詳細スペック比較表
「単機能型」と「マルチ入力型(Plus)」のどちらを選ぶべきか、主要なスペックと価格を比較しました。
| 項目 | 単機能型 Enerezza | マルチ入力型 Enerezza Plus |
|---|---|---|
| システムタイプ | 単機能型(蓄電池専用パワコン) | ハイブリッド型(太陽光+蓄電池+外部入力) |
| 主な用途 | 既設太陽光への後付け(卒FIT向け) | 新規導入 / パワコン交換 / 防災重視 |
| 蓄電池容量 | 5.5 / 11.0 / 16.5 kWh | 5.5 / 11.0 / 16.5 kWh |
| 増設対応 | 基本的に設置時固定 | 初回設置後2年以内なら増設可能 |
| 停電時の入力 | 太陽光発電のみ | 太陽光・車・発電機・燃料電池 |
| 停電時の出力 | 特定負荷(100V)が基本 | 特定負荷または全負荷(200V対応可)※構成による |
| 機器・容量保証 | 15年(リモコン5年) | 15年(リモコン5年) |
| 自然災害保証 | 10年(無償) | 10年(無償) |
| 希望小売価格(5.5kWh) | 3,036,000円(税込) | 3,421,000円(税込) |
| 希望小売価格(11.0kWh) | 5,236,000円(税込) | 5,621,000円(税込) |
| 希望小売価格(16.5kWh) | 7,436,000円(税込) | 7,821,000円(税込) |
※価格について:上記はメーカー希望小売価格です。実際の導入費用は、販売店や工事内容により異なります。
※容量について:各数値は定格容量です。実効容量は異なります(例:5.5kWhモデルの初期実効容量は4.7kWh)。
【導入シミュレーション】4人家族でどれくらいお得?
「高性能なのはわかったけれど、実際に元は取れるの?」一般的な4人家族の生活スタイルをモデルに、Enerezza Plus(11.0kWhモデル)を導入した場合の経済効果を試算してみました。
モデルケース設定
| 項目 | 設定内容 |
|---|---|
| 家族構成 | 4人家族(夫婦+子供2人)。日中は学校・仕事で不在がち。 |
| 電気使用量 | 月平均 400kWh |
| 太陽光発電 | 5.0kW 設置済み |
| 現状 | FIT(固定価格買取)期間が終了 |
| 売電単価 | 8.5円/kWh(安い) |
| 買電単価 | 約35円/kWh(高い・再エネ賦課金等含む) |
運用のポイント:「グリーンモード」
Enerezza Plusの「グリーンモード」を使用します。これは、昼間に太陽光で創った電気のうち、余った分を「売らずに貯める」モードです。そして、電気代が高い夕方〜夜間に、貯めた電気を使います。
期待される経済メリット(年間)
1. 自家消費による差額メリット
FIT終了後は、「電気を売る」よりも「電気を買わない」方が圧倒的にお得です。仮に、年間で約3,000kWhの余剰電力を蓄電池に貯めて自家消費したとします。
| パターン | 計算式 | 金額 |
|---|---|---|
| 蓄電池がない場合 | 3,000kWh × 8.5円(売電) | 25,500円の収入 |
| 蓄電池がある場合 | 3,000kWh × 35円(買電回避) | 105,000円の節約 |
| 差額メリット | ― | 年間 約79,500円 お得! |
2. 契約プランの見直し効果
夕方以降のピークタイムに電力会社から電気を買わなくなるため、契約アンペア数を下げたり、より安価な深夜電力プランを効率的に活用したりすることで、基本料金などの削減も期待できます。
15年間使い続けた場合、電気代の上昇リスクも考慮すると、約120万〜150万円以上の経済メリットを生む可能性があります。
安心できる「停電しない生活」
お金以上に価値があるのが「安心」です。11.0kWhの大容量があれば、停電時でも以下のような生活が可能です。
- 冷蔵庫を動かし続け、食材を腐らせない。
- 家族全員分のスマホを充電し、情報収集する。
- 夜間に照明をつけ、子供を不安にさせない。
- 翌日晴れれば、太陽光から充電してまた使える。
4人家族であれば、夜間の消費量をしっかりカバーし、災害時にも余裕がある11.0kWhモデルが最もバランスが良くおすすめです。
導入前に知っておきたいQ&Aと注意点
Q1. インターネット環境がなくても大丈夫?
A. はい、大丈夫です。
京セラの蓄電システムには、標準でLTE専用回線と通信モデムが付属しており、京セラが通信費を負担します。自宅にWi-Fi環境がなくても、自動で専用サーバーに接続し、動作状況の見守りやソフトウェアの自動アップデート(ファームアップ)を行ってくれます。
Q2. 寒冷地や塩害地域には設置できますか?
A. 設置場所には制限があります。
- 塩害地域:重塩害地域(海岸から近い場所など)での設置は不可となっています。
- 設置場所:屋外設置の場合、直射日光が当たらない場所への取り付けが必要です。
- 気温:寒冷地対応については、必ず販売店を通じて詳細仕様を確認してください(※一般的にリチウムイオン電池は極低温下では性能が低下する場合があります)。
Q3. 国内製ですか?
A. はい、安心の国内製造です。
Enerezza Plusの蓄電池ユニットはすべて国内で製造されています。部材の調達から組み立て、出荷まで徹底した管理体制(トレーサビリティ)が敷かれており、万が一の不具合時にも迅速な対応が可能です。
Q4. 運転モードは変更できますか?
A. 可能です。
ライフスタイルに合わせて、「グリーンモード(自家消費優先)」「売電モード(売電優先)」「フルグリーンモード(完全自家消費)」などから選択できます。
※ただし、単機能型とマルチ入力型で選べるモードに違いがあるため注意が必要です(単機能型はフルグリーン・売電モード不可など)。
まとめ:京セラの蓄電池は「長期的な安心」への投資
京セラの蓄電池「Enerezza」シリーズは、単なる電気代節約のための機器ではありません。
- 世界初のクレイ型技術による、業界トップクラスの安全性と長寿命。
- Enerezza Plusなら、車や発電機ともつながる最強の防災システムになる。
- 15年の長期保証と国内製造による信頼性。
- 見守りサポートによるメンテナンスフリーな運用。
目先の価格の安さだけでなく、「火災事故のリスクを最小限にしたい」「15年、20年と長く安心して使い続けたい」と考える方にとって、京セラのクレイ型蓄電池は、間違いなく最良の選択肢の一つです。
ご自宅の屋根やライフスタイルに合わせた最適なプランを知るために、まずは信頼できる販売店でシミュレーションを行ってみてはいかがでしょうか。
監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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