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太陽光パワコン交換の費用は約35万円!時期・サインと売電収入を増やす秘訣【2025年最新版】

公開日:2024/02/12 | | カテゴリ:太陽光発電の基礎知識

「最近、太陽光の発電量が減った気がする…」
「設置から10年以上経つけど、パワコンはまだ動いている。交換すべき?」
「パワコンの交換って、費用がすごく高いって聞くけど本当?」

太陽光発電を設置してから10年前後が経ち、このような疑問や不安をお持ちではないでしょうか。

太陽光発電システムの「心臓部」であるパワーコンディショナー(パワコン)は、太陽光パネルよりも寿命が短く、約10年~15年で交換時期を迎えます。

結論:パワコン交換は「待ったなし」

設置から10年が経過し、少しでも不調のサインが見られるなら、パワコンの交換は「待ったなし」です。

この記事では、2025年8月現在の最新情報に基づき、以下の点を専門家の視点から分かりやすく解説します。

  • パワコン交換の費用相場(約34.5万円)と、それを抑える方法
  • 交換すべきか判断するための4つの故障サイン
  • 交換することで得られる3つの大きなメリット(売電収入UPなど)
  • 失敗しないための業者選びと注意点

この記事を読めば、あなたの家のパワコンを交換すべきかどうかが明確になり、高額な費用負担を抑えつつ、賢く交換を進めるための具体的なステップがわかります。

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太陽光パワコンの交換、考えるべきは「設置10年目」

「まだ動いているのに、なぜ交換が必要なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、パワコンは精密な電子機器。目に見えない部分で劣化は確実に進行しています。交換を検討すべき2つの大きな理由を見ていきましょう。

パワコンの寿命は10年~15年【パネルより短い】

まず知っておくべきなのは、パワコンの寿命です。

  • パワーコンディショナーの寿命:10年~15年
  • 太陽光パネルの寿命:25年~30年

このように、パワコンは太陽光パネルよりも先に寿命を迎えるケースがほとんどです。太陽光発電システムを長期的に安定して運用するためには、パワコンの交換は必須のメンテナンスと捉える必要があります。

保証が切れる10年目が交換検討のベストタイミング

パワコン交換を検討する最も分かりやすい目安が、メーカーの機器保証期間です。

多くのメーカーは、パワコンに10年の機器保証を付けています。この保証が切れると、万が一故障した際の修理費用はすべて自己負担となります。

実際、設置後8年目あたりから不具合が出始めるケースもあり、保証が切れた直後に故障して高額な修理費がかかってしまうことも少なくありません。

そのため、保証期間が終了する10年目のタイミングで、一度専門業者に点検を依頼し、交換を本格的に検討するのが最も合理的で安心な選択と言えるでしょう。

パワコン交換の費用相場は総額30万円~35万円【2025年最新】

パワコン交換で最も気になるのが費用です。2025年現在の費用相場と、その内訳を見ていきましょう。

費用の内訳:本体価格(約20万円)+工事費(10~15万円)

パワコンの交換費用は、機器本体の価格と専門業者による工事費で構成されます。

項目 費用目安 備考
本体価格 約20万円 機種の性能や容量によって変動
工事費 10万円~15万円 撤去・設置費用、電気工事、申請代行など
合計 約30万円~35万円

令和6年度のデータによると、平均的な交換費用は1台あたり34.5万円程度という報告もあり、この価格帯が現在の標準的な相場と言えます。

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【注意】半導体不足などで費用は上昇傾向に

近年、世界的な半導体不足や人件費の高騰を受け、パワコンの本体価格や工事費は上昇傾向にあります。

「もう少し待てば安くなるかも」と先延ばしにしていると、かえって交換費用が高くなってしまう可能性も十分に考えられます。故障して発電がストップすれば、その間の売電収入も失ってしまいます。適切なタイミングで交換を決断することが、結果的に損をしないための重要なポイントです。

交換か修理か?パワコン寿命が近い4つの危険サイン

「うちのパワコンはまだ大丈夫だろうか?」と不安な方は、以下の4つのサインが出ていないかチェックしてみてください。これらの症状が、設置後10年以上経過した機器で見られる場合、寿命が近い可能性が非常に高いです。

サイン1:異音(「ジー」「ブーン」以外の音)がする

パワコンは運転中に「ジー」「キーン」といったモスキート音や、ファンが回る「ブーン」という音がしますが、これは正常な動作音です。

しかし、「ガリガリ」「カラカラ」といった異音や、これまで聞こえなかった大きな音がし始めた場合は、内部の部品が破損・劣化している危険なサインです。

サイン2:発電量が明らかに低下している

「晴れているのに、モニターに表示される発電量が以前より少ない」と感じることはありませんか?

パワコン内部の部品が劣化すると、直流から交流への電力変換効率が低下します。変換効率が1%低下するだけで、年間数千円から一万円以上の売電収入ロスにつながることもあります。毎月の発電量データを記録し、前年の同じ月と比較してみることをおすすめします。

サイン3:頻繁に運転が停止・再起動を繰り返す

パワコンが何の前触れもなく停止したり、すぐに再起動したりする現象が頻発する場合、内部の制御システムに問題が発生している可能性があります。

これを放置すると、発電できない時間が増えるだけでなく、最終的には完全に停止してしまう恐れがあります。

サイン4:エラーコードの表示や画面が消える

パワコンのディスプレイに頻繁にエラーコードが表示されたり、表示自体が消えてしまったりする場合も、交換を検討すべきサインです。

エラーコードは取扱説明書で内容を確認できますが、解決しない場合や繰り返し表示される場合は、内部基板の故障など、深刻な問題が考えられます。

高いけどやる価値あり!パワコン交換の3大メリット

約35万円という費用は決して安くありません。しかし、最新のパワコンに交換することで、費用を上回る大きなメリットが期待できます。

メリット1:売電収入が増加!変換効率UPで発電量が増える

これが最大のメリットです。最新のパワコンは、10年前のモデルと比較して電力の変換効率が格段に向上しています。

  • 10年以上前のモデルの変換効率:約93~95%
  • 最新モデルの変換効率:約96~97.5%

わずか数%の違いに思えるかもしれませんが、この差が長期的に大きな収益の差を生み出します。

ある大手メーカー(オムロン)の試算では、新型パワコンに交換することで、10年間で約60万円もの売電収入増が見込めるケースもあるとされています。初期費用を回収し、さらに利益を生み出すポテンシャルを秘めているのです。

メリット2:将来の修理コストと発電停止リスクを削減できる

保証が切れた古いパワコンを使い続けるのは、「いつ故障するかわからない」というリスクを抱え続けることと同じです。

故障してから修理しようとしても、

  • 部品の製造が終了していて修理できない
  • 修理費用が高額になる
  • 修理完了まで発電がストップし、売電収入がゼロになる

といった事態に陥りがちです。

計画的に交換することで、こうした突発的な出費や機会損失のリスクを避け、長期的なコストを削減できます。

メリット3:新たなメーカー保証で10年以上安心

新しいパワコンに交換すれば、そこから新たに10年~15年のメーカー保証がスタートします。

これにより、交換後、長期間にわたって安心して太陽光発電システムを使い続けることができます。万が一の不具合が発生しても、保証期間内であれば無償で修理・交換対応を受けられるため、精神的な安心感は計り知れません。

パワコン交換の費用を抑える3つの賢い方法

メリットは分かったけれど、やはり初期費用は少しでも抑えたいもの。ここでは、交換費用を賢く抑えるための3つの方法をご紹介します。

方法1:国や自治体の補助金・助成金を活用する

パワコンの交換は、国やお住まいの自治体が実施する補助金・助成金の対象となる場合があります。特に、蓄電池を同時に設置する場合に手厚い補助が受けられるケースが多いです。

補助金制度は年度や自治体によって内容が異なり、予算上限に達し次第終了となることがほとんどです。まずは「お住まいの自治体名 太陽光 補助金」などで検索したり、専門の販売施工店に最新情報を確認してもらいましょう。

方法2:複数の専門業者から相見積もりを取る

パワコン交換の費用は、依頼する業者によって大きく変わります。適正価格で、信頼できる業者に依頼するためにも、必ず複数の業者から見積もり(相見積もり)を取りましょう。

見積もりを比較することで、

  • 料金の妥当性が判断できる
  • サービス内容や保証の違いがわかる
  • 価格交渉の材料になる

といったメリットがあります。最低でも2~3社から見積もりを取り、じっくり比較検討することが重要です。

方法3:【新常識】初期費用ゼロのレンタルサービスを利用する

「どうしても初期費用35万円は用意できない…」という方に、新しい選択肢が登場しています。

それが、オムロンが提供する定額貸出サービス「POWER CONTINUE」のような、パワコンのレンタル(サブスクリプション)サービスです。

  • 初期費用ゼロで最新機種に交換可能
  • 月額定額制で費用が分かりやすい
  • 保守や自然災害補償も含まれている

一括で購入するよりも総支払額は高くなる可能性がありますが、まとまった出費を避けたい方にとっては非常に魅力的な選択肢です。

失敗しないパワコン交換|業者選びと注意点

最後に、パワコン交換で絶対に失敗しないための重要なポイントをお伝えします。

【絶対厳守】DIYでの交換は火災・感電の危険があり法律違反

費用を抑えたいからと、ご自身でパワコンを交換(DIY)することは絶対にやめてください。

パワコンの交換は「電気工事士」の国家資格が必須の専門作業です。無資格での作業は、感電や火災といった重大な事故につながる危険性が非常に高く、法律で禁止されています。また、万が一事故が起きなくても、メーカー保証の対象外となってしまいます。

業者選びの3つのポイント

信頼できる業者を選ぶために、以下の3点をチェックしましょう。

  1. 施工実績が豊富か: 太陽光発電システムの設置・交換実績が豊富な業者は、様々な現場に対応できるノウハウを持っています。
  2. 電気工事士の資格を保有しているか: 当然ですが、有資格者が工事を行うことを必ず確認しましょう。
  3. 保証やアフターフォローが充実しているか: 機器の保証だけでなく、工事に関する「施工保証」を提供している業者を選ぶとより安心です。

交換時の注意点(互換性、設置場所)

  • 互換性の確認: 異なるメーカーのパワコンに交換する場合、太陽光パネルやモニターとの互換性がないケースがあります。最悪の場合、周辺機器も交換が必要になりコストが増大することも。業者にしっかり確認してもらいましょう。
  • 設置場所の再検討: もし現在の設置場所の音が気になるなら、交換を機に寝室から遠い場所への移設も検討しましょう。また、屋内型から屋外型に交換する場合、壁紙の日焼け跡が目立つことがあるため、リフォームなどのタイミングと合わせるのも一つの手です。

太陽光パワコン交換に関するよくある質問(Q&A)

Q1. 電力会社への申請は必要ですか?

はい、原則として必要です。 パワコンを交換すると、発電設備の仕様が変わるため、管轄の電力会社や経済産業省への変更申請が必要になります。通常、これらの面倒な手続きは施工業者が代行してくれますので、見積もりの際に申請代行費用が含まれているか確認しましょう。

Q2. 違うメーカーのパワコンに交換できますか?

多くの場合、交換可能です。 ただし、前述の通り、太陽光パネルとの相性(最大入力電圧など)やモニターとの互換性を確認する必要があります。信頼できる業者であれば、現在設置されているシステムに最適なパワコンを提案してくれます。

Q3. 交換と一緒に蓄電池も導入すべきですか?

非常に良いタイミングです。 最新のパワコンは蓄電池との連携を前提に設計された「ハイブリッド型」が主流です。卒FIT(固定価格買取制度の終了)を迎える、または迎えたご家庭では、電気を売るより貯めて使う(自家消費)方が経済的メリットが大きくなります。補助金も活用しやすいため、パワコン交換と同時に蓄電池を導入するのは賢い選択と言えます。

まとめ:10年経過したら、まずは専門家への相談から始めよう

今回は、太陽光パワコンの交換について解説しました。

この記事のポイント
  • 交換の目安は保証が切れる10年目
  • 費用相場は約30~35万円で、上昇傾向にある
  • 交換すれば変換効率が上がり、売電収入UPが期待できる
  • 費用を抑えるには「補助金」「相見積もり」「レンタル」が有効
  • 交換は必ず有資格者のいる専門業者に依頼する

太陽光発電の心臓部であるパワコン。その性能が、今後10年、20年のあなたの家の電気代や売電収入を大きく左右します。

設置から10年が経過しているなら、まずは一度、信頼できる専門業者に無料の点検や見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。現状を正確に把握することが、最適な判断への第一歩です。

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監修

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エコ発事務局 太陽光アドバイザー

曽山

『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。

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