# 0円ソーラーは本当に得?後悔しないための全知識|仕組み・デメリットを徹底解説【2025年最新】
公開日:2021/07/07 | | カテゴリ:0円ソーラーについて

「太陽光発電をつけたいけど、初期費用が高くて…」
「0円ソーラーって聞くけど、本当にタダなの?何か裏があるんじゃない?」
そんな風に思っていませんか?
結論からお伝えします。0円ソーラーは、初期費用が0円なのは本当です。しかし、完全に「無料」というわけではありません。
そして、この仕組みが最も輝くのは、「新築で家を建てる際、予算の都合で太陽光発電の導入を諦めかけている方」です。
逆に、すでにご自宅をお持ちで、資金計画に余裕がある方にとっては、ご自身で購入して設置する方が長期的には金銭的なメリットが大きくなります。
この記事では、あなたが0円ソーラーを導入して「本当に得するのか」「後悔しないか」を冷静に判断できるよう、その仕組みからメリット・デメリット、そして自己所有との比較まで、2025年8月現在の最新情報をもとに徹底的に解説します。
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そもそも「0円ソーラー」とは?怪しい?その仕組みを3分で解説
0円ソーラーとは、専門の事業者があなたの家の屋根に、事業者の費用負担で太陽光発電システムを設置してくれるサービスです。
あなたは初期費用を一切払うことなく、太陽光のある暮らしをスタートできます。
「事業者はどうやって儲けているの?」と疑問に思いますよね。
そのカラクリは、あなたが支払う月々の料金にあります。事業者は、契約期間中(一般的に10年〜15年)に以下のいずれかの方法で初期費用を回収し、利益を得る仕組みです。
0円ソーラーには、主に3つの契約モデルが存在します。それぞれの特徴を理解することが、あなたに合ったプランを見つける第一歩です。
プラン①:電力販売モデル(PPAモデル)
最も一般的なのがこの「電力販売モデル」です。
- 仕組み: 太陽光で発電した電気のうち、ご家庭で使った分だけを事業者から購入します。料金は電力会社より少し安く設定されていることが多く、電気代の節約に繋がります。
- 特徴: 使った分だけ支払う、分かりやすい料金体系です。また、電力会社から買う電気量が減るため、「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)」の負担を減らせるという隠れたメリットもあります。
プラン②:リースモデル
月々定額のレンタル料を支払うのが「リースモデル」です。
- 仕組み: 毎月決まったリース料金を事業者に支払います。その代わり、太陽光で発電した電気はすべて無料で使い放題になります。
- 特徴: 昼間の電気使用量が多いご家庭ほどお得になります。余った電気を電力会社に売電できる契約もありますが、売電収入は住宅所有者のものになるか、事業者のものになるか契約によって異なるため注意が必要です。
プラン③:自己所有モデル
少し特殊なのが「自己所有モデル」です。これは厳密には0円ソーラーとは異なりますが、初期費用を抑える選択肢として提供されています。
- 仕組み: ローンなどを活用し、設備は最初からあなたの所有物になります。ただし、余剰電力の売電収入を得る権利(売電債権)を事業者に譲渡します。
- 特徴: 売電収入を手放す代わりに、月々のサービス料金(ローン返済額)が大幅に減額されます。実質的な負担を抑えながら、最初から自分の資産にできるのがメリットです。
本当に得する?0円ソーラーの6つのメリット
初期費用がかからない手軽さが魅力の0円ソーラーですが、それ以外にも多くのメリットがあります。
- 【最大の魅力】初期費用が本当に0円
通常100万円以上かかる設置費用や工事費の負担がありません。予算を気にせず、すぐに太陽光発電を導入できます。 - 契約期間中のメンテナンスはおまかせ
太陽光パネルの定期点検や、万が一の故障時の修理費用は、原則として事業者が負担します。手間もコストもかからず、安心して使い続けられます。 - 契約終了後はあなたのものに!
約10年〜15年の契約期間が終わると、太陽光発電システム一式が無償であなたに譲渡されます。 それ以降は、発電した電気はすべて無料で使え、売電収入もすべてあなたのものになります。 - 設置したその日から電気代が安くなる
自宅で電気をつくるため、電力会社から購入する電気量を大幅に減らせます。特に電気料金が高騰している昨今、このメリットは非常に大きいと言えるでしょう。 - 停電時も電気が使える安心感
自然災害などで停電が発生しても、太陽が出ている昼間であれば電気が使えます。 スマートフォンの充電や情報収集、最低限の家電利用が可能になり、いざという時の安心に繋がります。(※夜間に電気を使うには別途蓄電池が必要です) - 環境にやさしい暮らしを実現
太陽光はCO2を排出しないクリーンなエネルギーです。自宅で電気をつくることで、地球温暖化対策に貢献できます。
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後悔する前に知っておきたい!0円ソーラーの6つのデメリット・注意点
メリットばかりに見える0円ソーラーですが、契約前に必ず知っておくべきデメリットや注意点があります。これらを理解しないまま契約すると、「こんなはずじゃなかった…」と後悔する原因になります。
- 「儲け」は事業者のものになる
0円ソーラーの最大のポイントはこれです。契約期間中、自家消費で浮いた電気代以上の「お得さ」(=売電収入など)は、基本的に事業者の利益となります。自分で購入した場合に得られたはずの利益が手に入らない点は、明確なデメリットです。 - 契約期間中は自分の資産にならない
設備は事業者の所有物です。そのため、勝手に処分したり、別の事業者のサービスに乗り換えたりすることはできません。 - 中途解約には違約金がかかる
契約期間中に引っ越しや家の売却などで解約する場合、高額な違約金や設備の買取費用が発生する可能性があります。将来的にライフプランが変わる可能性がある方は、特に注意が必要です。 - 売電収入は期待できないことが多い
特に「電力販売モデル(PPA)」の場合、余剰電力は事業者のものとなるため、売電収入は得られません。リースモデルでも契約によります。 - 誰でも設置できるわけではない(審査がある)
0円ソーラーは事業投資でもあるため、設置には審査があります。主に以下の点がチェックされます。- 住宅の条件: 築年数、建物の強度、屋根の形状・材質・方角、日当たり
- 契約者の条件: 契約時の年齢、収入など
- 契約内容が複雑で分かりにくい場合がある
「メンテナンス費用はどこまで無料?」「災害時の補償は?」「契約終了後の譲渡条件は?」など、事業者によって契約内容が異なります。契約書を隅々まで確認し、不明点は必ず解消してから契約しましょう。
【重要】「0円ソーラー」と「自己所有」、結局どっちがお得?
ここまで読んで、「結局、自分で買った方がいいの?」と迷っている方も多いでしょう。
あなたの状況によって、どちらが「お得」かは変わります。以下の比較表で、ご自身がどちらのタイプかチェックしてみてください。
比較項目 | 0円ソーラー | 自己所有(現金 or ローン) |
---|---|---|
初期費用 | ◎ 0円 | △ 100万円〜 |
月々の支払い | △ 電気代 or リース料 | ◯ ローン返済 or 支払いなし |
メンテナンス | ◎ 事業者負担 | △ 自己負担(保険・保証あり) |
売電収入 | × ほぼ得られない | ◎ 全て自分のもの |
契約の自由度 | × 10〜15年の縛りあり | ◎ 自由 |
経済的総利益 | △ 事業者の利益が優先 | ◎ 全て自分のもの |
おすすめな人 | 初期費用をかけたくない人 | 長期的な利益を最大化したい人 |
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あなたはどっち?最適な選択肢をタイプ別に診断
この比較から、あなたがどちらを選ぶべきかが見えてきます。
0円ソーラーがおすすめなのはこんな人
- 【特に推奨】新築で、住宅ローンとの兼ね合いで太陽光の予算が厳しい方
- 手元に現金を残しておきたい、ローンを組みたくない方
- メンテナンスなどの手間を一切かけたくない方
- まずはお試し感覚で太陽光発電を始めてみたい方
予算の都合で太陽光発電そのものを諦めるくらいなら、0円ソーラーは非常に賢い選択です。「設置しない」という選択肢に比べれば、電気代削減や災害時の備えといったメリットを享受できる分、圧倒的にお得と言えます。
自己所有がおすすめなのはこんな人
- 【特に推奨】すでに一戸建てを所有しており、資金計画に余裕がある方
- 長期的な視点で、投資対効果(売電収入など)を最大化したい方
- 補助金などを活用して、お得に設置したい方
- 将来的な家の売却なども含め、自由に設備を取り扱いたい方
一般的に、10年以上の長期スパンで見ると、金銭的な総利益は自己所有の方が大きくなります。 まずは自己所有の場合の見積もりを取り、資金計画を立ててみることを強くおすすめします。
0円ソーラー導入で後悔しないための3つのチェックポイント
もしあなたが「0円ソーラーを検討してみよう」と思ったなら、契約前に必ず以下の3つのポイントを確認してください。
- 契約期間と解約条件は必ず確認する
「10年」なのか「15年」なのか。そして、もし途中で解約した場合に「いくらかかるのか」「次の家の所有者に契約を引き継げるのか」は、最も重要な確認事項です。 - メンテナンスの範囲と災害時の保証を明確にする
「定期点検は無料でも、部品交換は有料」「台風でパネルが破損した場合の保険は誰が負担するのか」など、万が一の際の費用負担については、書面でしっかり確認しましょう。 - 最低でも2社以上から話を聞いて比較する
0円ソーラーを提供している事業者は数多くあり、サービス内容や料金体系は様々です。1社だけの話で決めず、必ず複数の事業者から提案を受け、ご自身の家庭に最も合ったプランを冷静に選びましょう。
特に、「自己所有の場合の見積もり」も併せて取得することで、0円ソーラーが本当に自分にとってベストな選択なのかを客観的に判断できます。
0円ソーラーに関するよくある質問(Q&A)
Q1. 蓄電池も0円で設置できますか?
A1. 事業者によっては、太陽光発電とセットで蓄電池も初期費用0円で設置できるプランがあります。停電時の備えを万全にしたい方は、蓄電池セットプランも検討してみましょう。ただし、その分月々の支払い額は上がります。
Q2. 補助金は使えますか?
A2. 0円ソーラーの場合、設備の所有者は事業者になるため、住宅所有者が直接国や自治体の補助金を利用することは基本的にできません。 ただし、事業者が補助金を受けて、その分を月額料金に還元しているケースはあります。
Q3. 設置されているパネルのメーカーは選べますか?
A3. 多くの場合、事業者が指定したメーカーのパネルを設置することになり、自分で選ぶことはできません。信頼できる国内メーカーや、世界的に実績のあるメーカーのパネルを使用しているかどうかも、事業者選びの一つの基準になります。
まとめ:あなたの価値観に合う「お得」を選ぼう
0円ソーラーは、「怪しい」「損をする」といったイメージを持たれがちですが、その仕組みを正しく理解すれば、特定の条件下の方にとっては非常に魅力的なサービスです。
- 0円ソーラーの価値: 「設置にお金がかからない」という初期のお得さ
- 自己所有の価値: 「将来得られる利益が大きい」という将来のお得さ
あなたがどちらの「お得」を重視するか。それが、後悔しない選択をするための最大のカギです。
特に、これからマイホームを建てる方で、予算の壁にぶつかっているのなら、0円ソーラーは諦めかけていた太陽光発電を実現する素晴らしい選択肢となり得ます。
まずは複数の会社から「0円ソーラー」と「自己所有」両方の話を聞いてみること。そこから、あなたの未来の暮らしに最適な答えがきっと見つかるはずです。
監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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