初期費用0円ソーラーのからくりは?後悔しないための全知識|仕組み・デメリットを徹底解説
公開日:2021/07/07 | | カテゴリ:0円ソーラーについて
「太陽光発電と蓄電池をつけたいけど、初期費用が高くて…」
「0円ソーラーって聞くけど、本当に初期費用は0円なの?何か裏があるんじゃない?」
0円ソーラーは、初期費用が0円なのは本当です。しかし、費用が「無料」というわけではありません。
0円ソーラーをおすすめできるのは「初期費用の予算の都合で太陽光発電の導入を諦めかけている方」です。
すでに資金に余裕がある方にとっては0円ソーラーではなく、自身で太陽光発電を設置する方が長期の経済的的メリットは大きくなります。
あなたが0円ソーラーを導入して「本当に得するのか」「後悔しないか」を冷静に判断できるように仕組みからメリット・デメリット、そして自己所有との比較まで、2025年11月現在の最新情報をもとに徹底的に解説します。
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「0円ソーラー」とは?初期費用0円のからくり
0円ソーラーとは専門の事業者があなたの家の屋根に事業者の費用負担で太陽光発電システムを設置してくれる仕組みです。
太陽光発電の初期費用を一切払うことなく、太陽光発電システムを自宅に設置することができます。
そのからくりは、事業者が契約期間中(一般的に10年〜15年)に以下の3つの方法で初期費用を住宅所有者や電力会社から回収し、利益を得る仕組みです。
0円ソーラーには、主に3つの契約モデルが存在します。それぞれの特徴をお伝えします。
プラン1:電力販売モデル(PPAモデル)
最も一般的なのがこの「電力販売モデル」です。
- 仕組み: 太陽光で発電した電気のうち、ご家庭で使った分だけを事業者から購入します。事業者から購入する電気料金には「再エネ賦課金」が課されれていないので電力会社より少し安く設定されていることが多く、電気代の節約に繋がります。
- 特徴: 使った分だけ支払う、分かりやすい料金体系です。また電力会社から買う電気量が減るため、電気代を安くできる可能性があります。
プラン2:リースモデル
月々定額のレンタル料を支払うのが「リースモデル」です。
- 仕組み: 毎月決まったリース料金を事業者に支払います。その代わり、太陽光で発電した電気はすべて無料になります。
- 特徴: 昼間の電気使用量が多いご家庭ほどお得になります。余った電気を電力会社に売電できる契約もありますが、売電収入が住宅所有者のものになるか、事業者のものになるか契約によって異なるため注意が必要です。
プラン3:屋根貸しモデル
少し特殊なのが「屋根貸しモデル」です。自宅の屋根を発電事業者に貸し出し、事業者は借りた住宅の屋根に太陽光発電システムを設置します。
住宅所有者は屋根の賃料を発電事業者から収入を得ることができます。ただし、発電した電気を使用したり売電したりすることはできません。
- 仕組み:自宅の屋根を太陽光発電事業者に「貸し出す」仕組み
- 特徴:屋根の賃料として事業者から収入を得られるが、発電した電気を使用したり売電はできない
本当に得する?0円ソーラーの6つのメリット
初期費用がかからない手軽さが魅力の0円ソーラーですが、それ以外にも多くのメリットがあります。
- 初期費用が本当に0円
通常100万円以上かかる設置費用や工事費の負担がありません。予算を気にせずに太陽光発電を導入できます。 - 契約期間中のメンテナンスはおまかせ
太陽光パネルの定期点検や、万が一の故障時の修理費用は、原則として事業者が負担します。手間もコストもかからず、安心して使い続けられます。 - 契約終了後は自分のものに!
約10年〜15年の契約期間が終わると太陽光発電システム一式が無償であなたに譲渡されます。 それ以降は、発電した電気はすべて無料で使え、売電収入も自分のものになります。 - 電気代が安くなる
事業者から電気を購入することで「再エネ賦課金」を支払わなくて良いため電力会社から購入するより電気代が安くなる - 停電時も電気が使える安心感
自然災害などで停電が発生しても太陽が出ている昼間であれば電気が使えます。スマートフォンの充電や情報収集、最低限の家電が利用が可能になり、いざという時の安心に繋がります。(※夜間に電気を使うには別途蓄電池が必要です) - 環境にやさしい暮らしを実現
太陽光はCO2を排出しないクリーンなエネルギーです。自宅で電気をつくることで、地球温暖化対策に貢献できます。
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後悔する前に知っておきたい!0円ソーラーの6つのデメリット・注意点
メリットばかりに見える0円ソーラーですが、契約前に必ず知っておくべきデメリットや注意点があります。これらを理解しないまま契約すると「こんなはずじゃなかった…」と後悔する原因になります。
- 太陽光発電の売電収入は基本的に事業者のものになる
0円ソーラーは契約期間中売電収入は基本的に事業者の利益となります。自分で購入した場合に得られたはずの利益が手に入らない点は、明確なデメリットです。 - 契約期間中は自分の資産にならない
設備は事業者の所有物です。そのため、勝手に処分したり、別の事業者のサービスに乗り換えたりすることはできません。 - 中途解約には違約金がかかる
契約期間中に引っ越しや家の売却などで解約する場合、高額な違約金や設備の買取費用が発生する可能性があります。将来的にライフプランが変わる可能性がある方は、特に注意が必要です。 - 売電収入は期待できないことが多い
特に「電力販売モデル(PPA)」の場合、余剰電力は事業者のものとなるため、売電収入は得られません。リースモデルで受け取れる金額は事業者とのw契約によります。 - 誰でも設置できるわけではない(審査がある)
0円ソーラーは事業投資でもあるため、設置には審査があります。主に以下の点がチェックされます。- 住宅の条件: 築年数、建物の強度、屋根の形状・材質・方角、日当たり
- 契約者の条件: 契約時の年齢、収入など
- 契約内容が複雑で分かりにくい場合がある
「メンテナンス費用はどこまで無料?」「災害時の補償は?」「契約終了後の譲渡条件は?」など、事業者によって契約内容が異なります。契約書を隅々まで確認し、不明点は必ず解消してから契約しましょう。
「0円ソーラー」と「自己設置」、結局どっちがお得?
「結局、自分で買った方がいいの?」と迷っている方も多いでしょう。
家庭の状況によって、0円ソーラーと自己設置のどちらが「お得」かは変わります。以下の比較表でご自身がどちらのタイプか確認してみてください。
| 比較項目 | 0円ソーラー | 自己設置(一括 or ローン) |
|---|---|---|
| 初期費用 | ◎ 0円 | △ 100万円〜 |
| 月々の支払い | △ 電気代 or リース料 | ◯ ローン返済 or 支払いなし |
| メンテナンス | ◎ 事業者負担 | △ 自己負担(保険・保証あり) |
| 売電収入 | × ほぼ得られない | ◎ 全て自分のもの |
| 契約の自由度 | × 10〜15年の縛りあり | ◎ 自由 |
| 経済的総利益 | △ 事業者の利益が多い | ◎ 全て自分のもの |
| おすすめな人 | 初期費用をかけたくない人 | 長期的な利益を最大化したい人 |
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あなたはどっち?0円ソーラーが最適な人は?
この比較から、あなたがどちらを選ぶべきかが見えてきます。
0円ソーラーがおすすめなのはこんな人
- 新築で住宅ローンとの兼ね合いで太陽光発電の予算が厳しい方
- 手元に現金を残しておきたいローンを組みたくない方
- メンテナンスなどの手間や費用を一切かけたくない方
- まずはお試しで太陽光発電を始めてみたい方
設置費用の都合で太陽光発電を諦めている方に0円ソーラーはおすすめできます。初期費用はどうしても用意できないが、太陽光発電に興味がある方がぜひ検討してみてください。
自己所有がおすすめなのはこんな人
- すでに一戸建てを所有しており、費用に余裕がある方
- 長期的な視点で、投資対効果(売電収入など)を最大化したい方
- 補助金などを活用して、お得に設置したい方
- 将来的な家の売却なども含め、自由に設備を取り扱いたい方
10年以上の期間で見ると、金銭的な総利益は自己所有の方が大きくなります。 まずは自己設置の場合の見積もりを複数社から取り、どれくらいで回収できるか計画を立てることをおすすめします。
0円ソーラー導入で後悔しないための3つのチェックポイント
0円ソーラーを導入する場合、契約前に必ず以下の3つのポイントを確認してください。
- 契約期間と解約条件は必ず確認する
契約期間は「10年」なのか「15年」なのか。もし途中で0円ソーラーを解約した場合「いくらかかるのか」「次の家の所有者に0円ソーラー契約を引き継げるのか」は重要な確認事項です。 - メンテナンスの範囲と災害時の保証を明確にする
「定期点検は無料でも、部品交換は有料」「台風でパネルが破損した場合の保険は誰が負担するのか」など費用負担については、契約書面でしっかり確認しましょう。 - 最低でも2社以上から話を聞いて比較する
0円ソーラーを提供している太陽光発電の事業者は多くはありませんが、サービス内容や料金体系は様々なので1社だけの話で決めず、必ず複数の事業者から提案を受け、ご自身の家庭に最も合ったプランを選びましょう。 特に「自己所有の場合の見積もり」も併せて見積もり取得することで、0円ソーラーが本当に自分にとってベストな選択なのか判断できます。
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0円ソーラーに関するよくある質問(Q&A)
Q1.蓄電池も0円で設置できますか?
A1.事業者によっては太陽光発電とセットで蓄電池も初期費用0円で設置できるプランがあります。停電時の備えを万全にしたい方は蓄電池セットプランも検討してみましょう。
Q2.補助金は使えますか?
A2.0円ソーラーの場合設備の所有者は事業者になるため住宅所有者が直接国や自治体の補助金を利用することは基本的にできません。 ただし、事業者が補助金を受けて、その分を月額料金に還元しているケースはあります。
Q3.設置されているパネルのメーカーは選べますか?
A3.多くの場合事業者が指定したメーカーのパネルを設置することになり、自分で選ぶことはできません。信頼できる国内メーカーや、世界的に実績のあるメーカーのパネルを使用しているかどうかも、事業者選びの一つの基準になります。
まとめ:あなたの価値観に合うプランを選ぼう
0円ソーラーは初期費用が0円でお得とといったイメージを持たれがちですが、長期的には売電収入や電気代削減効果がないためデメリットもあります。
- 0円ソーラーの価値:「設置にお金がかからない」という初期費用のお得さ
- 自己設置の価値:「将来得られる利益が大きい」という将来の経済的お得さ
将来の利益を重視するのであれば0円ソーラーではなく、自己設置を検討してみてもいいでしょう。
初期費用で予算の壁にぶつかっているのなら0円ソーラーは諦めかけていた太陽光発電を実現する選択肢として検討してみてください。
まずは複数の会社からまずは一括見積もりを取ってみて金額を元に検討してみましょう。
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監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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