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    おひさまエコキュートって?太陽光とエコキュートの連携で節約できる!

    公開日:2021/11/04 | | カテゴリ:太陽光発電の基礎知識

    知らないと損をする!?エコキュートや太陽光発電などのオール電化機器の新常識!

    「エコキュートって、本当に光熱費が安くなるの?」
    「太陽光発電とエコキュートを組み合わせると、すごくお得って聞いたけど、どういう仕組み?」

    最近の電気代高騰を受けて、このようにお考えの方が増えています。「太陽光発電」と太陽光連携型の「エコキュート」の組み合わせると、効率的に電気代を節約できます。

    なぜなら、電気を「買う」値段と「売る」値段に、大きな価格差があるからです。

    売る電気と買う電気の価格差(目安)
    • 太陽光で発電した電気の売電価格 約7〜9円/kWh
    • 電力会社から買う電気代(昼間) 約30〜40円/kWh

    ※電力会社やプラン、燃料費調整額により変動します。

    もし太陽光発電の電気を売って、夜に電力会社から電気を買ってお湯を沸かすと、1kWhあたり約8円で売った電気を、わざわざ約30円で買い戻してお湯を沸かすことになり、とても非効率です。

    この問題を解決し、太陽光のメリットを最大化するのが、その名も「おひさまエコキュート」です。

    これは、太陽光が発電して余った電気を使ってお湯を沸かす、賢い給湯器です。自家製のクリーンな電気(0円)を活用できるので、高い昼間の電気を買わずに済み、光熱費を大きく節約できます。

    この記事では、「エコキュートや太陽光発電をこれから検討したい」という方へ向けて、この組み合わせがなぜお得なのか、メリット・デメリットから、最大13万円が補助される国の制度、メーカー選びのポイントまで、専門家の視点で徹底解説します。

    そもそも「おひさまエコキュート」とは?4つのメリットを解説

    おひさまエコキュートとは、太陽光発電で作った電気を優先的にお湯づくりに使うヒートポンプ給湯機です。

    昼間に余った電気を活用してお湯を沸かすことで、従来の「夜の安い電気で沸かす」のではなく、「自家発電した電気で沸かす」ことで、光熱費の節約ができます。環境にもやさしい新しい暮らし方です。

    ここではエコキュートと太陽光を併用する4つのメリットをご紹介します。

    メリット1:自家消費で電気代を大幅に節約

    最大のメリットは、やはり電気代の節約です。売電価格(約8円)より高い電気(約15円〜27円)を使わずに済むので、その差額がそのまま節約につながります。特にFIT期間が終了したご家庭(卒FIT)では、この効果は非常に大きいです。

    メリット2:放熱ロスが少なく無駄がない

    夜中に沸かしたお湯は、使うまでの間に少しずつ冷めてしまいます(放熱ロス)。昼間に沸かすとその時間が短くなり、無駄なくお湯を使うことができます。効率的にお湯を使ううえで、以外と大事なポイントになります。

    メリット3:高い外気温で効率的にお湯を沸かせる

    エコキュートは、空気の熱を使ってお湯を沸かす「ヒートポンプ」という仕組みを使っています。この仕組みは、外の気温が高いほど効率が良くなります。

    昼間の暖かい時間に稼働させた方が、夜より少ないエネルギーでお湯を沸かせて、省エネにつながります。

    メリット4:CO2排出量を削減し、環境に貢献できる

    太陽光というクリーンなエネルギーをしっかり使うことで、化石燃料から作られた電力を買う機会が減ります。結果として家庭のCO2排出量を削減し、地球温暖化対策にもつながります。家計に優しく、地球にも優しい選択と言えるでしょう。

    導入前に知っておきたいデメリット

    多くのメリットがある一方、導入前にはデメリットや注意点もしっかりと理解しておく必要があります。

    デメリット1:初期費用が高額

    太陽光発電とエコキュートを両方新しく設置する場合、どうしてもまとまった初期投資が必要です。

    • エコキュート設置費用: 約35万~80万円
    • 太陽光発電設置費用: 約100万~200万円

    とはいえ、長い目で見れば光熱費の削減で十分に回収可能です。また、後述する補助金制度をうまく活用することで、さらに負担を抑えることができます。

    デメリット2:設置スペースの確保が必要

    エコキュートは、お湯を貯める「貯湯タンク」と、空気を圧縮する「ヒートポンプユニット」の2つを設置するスペースが必要です。また、太陽光発電も屋根の形状や方角(南向きが理想)によっては設置が難しい場合があります。

    デメリット3:天気が悪い日の運用は注意

    曇りや雨の日で発電量が少なくなるため、おひさまエコキュートは設定された昼間の時間帯に沸き上げを行う際は、太陽光の電力だけでは足りず、電力会社から電気を購入することになります。

    ただし、最近の機種には天気予報と連携し、翌日が晴れなら夜の沸き上げを控えめにするなど、賢く運転を調整する機能が付いています。

    国の補助金「給湯省エネ事業」を賢く活用しよう

    初期費用を少しでも抑えたいなら、国の補助金制度はぜひチェックしたいところです。2025年も「給湯省エネ2025事業」として、エコキュートの導入が支援される予定です。

    特に、おひさまエコキュートは補助金の対象で、優遇されている点が注目ポイントです。

    補助内容 補助額 備考
    基本補助額 6万円/台 省エネ基準を満たすエコキュートが対象
    A要件(高機能) +4万円/台 天気予報連動の昼間シフト機能など
    B要件(高性能) +6万円/台 省エネ性能が特に高い、またはおひさまエコキュート
    A+B要件 +7万円/台 A要件とB要件の両方を満たす場合

    つまり、おひさまエコキュートを導入するだけで、基本額6万円にB要件の+6万円が加算され、合計12万円の補助が受けられる可能性が高いのです。さらに天気予報連動などのA要件を満たす機種を選べば、合計で13万円(6万円+7万円)もの補助が受けられます。

    この補助金は予算がなくなり次第終了となるため、検討している方は早めに専門の施工業者へ相談することをおすすめします。

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    主要メーカー6社の太陽光連携機能を比較!あなたに合うのはどれ?

    各メーカーから太陽光連携機能付きのエコキュートが発売されています。ここでは主要6社の機能や便利な機能を比べながら、あなたに合う機種を見つけましょう。

    メーカー 機能名 特徴 HEMSの要否
    ダイキン 昼間シフト機能 全機種に標準搭載。ただし最低50%は夜間に沸かす。 不要
    パナソニック ソーラーチャージ 天気予報と連携し、翌日の発電量を予測して沸き上げを自動制御。 不要な機種あり
    日立 太陽光発電利用沸き上げ 「おまかせ節約」設定で自動的に昼間沸き上げを行う。 不要
    三菱 お天気リンクAI AIが天気予報を学習し、最適な沸き上げを計画。 必要
    コロナ ソーラーモード/プラス アプリと連携し、遠隔操作や詳細な設定が可能。 必要
    東芝 昼の運転予約 シンプルな手動予約機能。 不要

    あなたに最適なメーカーの選び方

    設定の手間を省きたい、シンプルな機能がいいあなたへ

    ダイキンや日立がおすすめです。特別な設定なしで、自動的に昼間の沸き上げを行ってくれます。

    よりスマートに、効率を最大化したいあなたへ

    パナソニックや三菱が最適です。天気予報と連携し、無駄な沸き上げを徹底的にカットする高機能モデルが揃っています。ただし、三菱はHEMS(家庭のエネルギー管理システム)の導入が必要です。

    すでにHEMSを導入している、または導入予定のあなたへ

    三菱やコロナが選択肢になります。HEMSと連携することで、家全体のエネルギーを最適にコントロールできます。

    どのメーカーを選ぶべきか迷ったときは、専門知識のある販売・施工店に相談すると安心です。あなたのライフスタイルや設置環境に最適な一台を提案してもらえます。

    よくある質問(Q&A)

    太陽光連携エコキュートに関するよくある質問にお答えします。

    Q1. 太陽光発電システムがないと導入できませんか?

    A1. はい、おひさまエコキュートのメリットを最大限に活かすには、太陽光発電システムが必須です。太陽光がない場合、昼間に高い電気を買ってお湯を沸かすことになり、かえって電気代が高くなる可能性があります。太陽光がないご家庭では、従来通り夜間電力で沸かすタイプのエコキュートがおすすめです。

    Q2. 蓄電池も一緒に導入した方が良いですか?

    A2. 必須ではありませんが、組み合わせることでさらなるメリットが生まれます。昼間に発電した電気のうち、お湯を沸かしてもさらに余った電力を蓄電池に貯めることができます。これにより、夜間や停電時にも自家発電した電気を使えるようになり、電気の自給自足に近づきます。ご予算に余裕があれば、ぜひ検討したい組み合わせです。

    まとめ

    FIT制度の変更により、太陽光発電は「売る」だけでなく「自分で使う」ことが重要になりました。おひさまエコキュートを活用すれば、余った電気を効率的に自家消費でき、電気代を節約することができます。

    • 売るよりも、自分で使った方が断然お得!
    • 昼間にお湯を沸かすと、効率よく無駄なく使える
    • 最大13万円の補助金(給湯省エネ2025事業)が使える
    • メーカーごとに個性豊かな連携機能がそろっている

    初期費用はかかりますが、長い目で見れば光熱費の節約と国の手厚い補助金を考えると、今が絶好の導入タイミングです。

    この記事を参考に、ぜひあなたのご家庭に最適なエコキュートを選び、お得で快適、さらに環境に優しい新しいエネルギー生活を始めてみてください。

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    エコ発事務局 太陽光アドバイザー

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    『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。

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