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    【2025年版】エコキュートとガス給湯器の費用をプロが徹底比較

    公開日:2022/03/07 | | カテゴリ:エコキュートに関する記事一覧

    エコキュートとガスのコスト差は?

    「給湯器を交換したいけど、エコキュートとガス給湯器、どっちを選べばいいんだろう?」
    「初期費用はガスが安いけど、長い目で見たらエコキュートがお得って本当?」

    給湯器は毎日使うものだからこそ、慎重に選びたいですよね。先に結論からお伝えします。

    あなたに最適な給湯器の選び方
    • 都市ガスエリアで太陽光発電がないなら → 10年間の総費用は【ガス給湯器】が最もお得
    • プロパンガス(LPガス)を使っているなら【エコキュート】への交換で光熱費が大幅ダウン
    • 太陽光発電を設置している(または予定がある)なら【エコキュート】が最強の組み合わせ

    この記事では、給湯器選びで後悔しないために、「初期費用」「月々の光熱費」「10年間の総費用」という3つの視点から、エコキュートとガス給湯器を徹底的に比較・解説します。

    まずは、両者の違いが一目でわかる比較表をご覧ください。

    項目 エコキュート ガス給湯器(都市ガス) ガス給湯器(LPガス)
    熱源 電気(空気の熱を利用) 都市ガス プロパンガス
    初期費用 高い (約40~60万円) 安い (約10万円) 安い (約10万円)
    年間光熱費 約6.9万円 約7.3万円 約13.1万円
    10年総費用 約115~120万円 約88万円 約142万円
    メリット ・光熱費が安い
    ・太陽光発電と相性抜群
    ・災害時にタンクの水が使える
    ・初期費用が安い
    ・お湯切れの心配なし
    ・設置スペースが小さい
    ・初期費用が安い
    ・災害時の復旧が早い
    デメリット ・初期費用が高い
    ・お湯切れの可能性
    ・設置スペースが必要
    ・エコキュートより光熱費が高い
    ・災害時の復旧が遅い傾向
    光熱費が非常に高い
    ・ボンベの設置スペースが必要

    ※費用は2023年のデータ(東京都、4人家族想定)を基に、2025年8月現在のエネルギー価格動向を考慮した目安です。

    この表だけでも、それぞれに一長一短があることがわかりますね。
    次章から、なぜこのような結果になるのか、費用の内訳を詳しく見ていきましょう。

    【費用徹底比較】初期費用・ランニングコスト・10年総費用で見る真実

    給湯器選びで最も重要なのが「コスト」です。目先の安さだけで選ぶと、10年後には数十万円も損をしてしまう可能性があります。ここでは3つの視点でコストを分解し、どちらがお得なのかを明らかにします。

    1. 初期費用(イニシャルコスト):ガス給湯器の圧勝

    とにかく初期費用を抑えたいなら、ガス給湯器が圧倒的に有利です。

    • ガス給湯器(エコジョーズ):合計 約10万円前後
      • 本体価格:4万円~10万円(24号)
      • 標準工事費:約6万円
    • エコキュート:合計 約40万円~60万円
      • 本体価格:20万円~25万円
      • 標準工事費:約20万円~30万円

    (出典:楽天グループ株式会社「楽天市場」)

    エコキュートの工事費が高いのは、重い貯湯タンクを設置するための基礎工事や、複雑な電気配線工事が必要になるためです。
    初期費用だけで見ると、エコキュートはガス給湯器の4倍以上かかる計算になります。

    2. 光熱費(ランニングコスト):エコキュートが最安だが…

    次に、毎月かかる光熱費を見てみましょう。ここでは、4人家族を想定した年間の給湯コストを比較します。

    • エコキュート:年間 約68,986円
    • 都市ガス(エコジョーズ):年間 約72,774円
    • LPガス(エコジョーズ):年間 約130,695円

    ※2023年データ(東京都、4人家族想定)に基づく

    LPガス(プロパンガス)の高さが際立っています。 LPガスをご利用中のご家庭は、エコキュートに交換するだけで、年間の給湯費を約6万円も節約できる可能性があります。

    一方で、エコキュートと都市ガスの差は年間約4,000円と、以前ほど大きくありません。これは、近年の電気料金の値上げ、特に深夜電力の割引率が縮小したことが影響しています。
    ランニングコストだけを見ても、「エコキュートなら絶対お得」とは言えなくなってきているのが現状です。

    3.10年間の総費用:都市ガスエリアではガス給湯器が最安に!

    給湯器の寿命は約10年と言われています。そこで、最も重要なのが「初期費用+10年間の光熱費」を合計した総費用です。

    種類 初期費用 10年間の光熱費 10年間の総費用
    都市ガス(エコジョーズ) 約100,000円 約727,740円 約877,740円
    エコキュート(入替) 約400,000円 約689,860円 約1,150,000円
    LPガス(エコジョーズ) 約100,000円 約1,306,950円 約1,416,950円

    ※エコキュートは工事内容により総費用が変動します。

    衝撃的な事実ですが、都市ガスエリアにおいては、10年間の総費用でガス給湯器(エコジョーズ)が最も安いという結果になりました。
    エコキュートは高い初期費用を10年間のランニングコストで回収しきれない計算になります。

    「じゃあ、エコキュートを選ぶメリットはないの?」
    そう思われたかもしれません。しかし、ある条件が加わると、この力関係は完全に逆転します。
    それが「太陽光発電」の存在です。

    太陽光発電があるならエコキュートが「最強」になる理由

    もし、ご自宅に太陽光発電を設置している、またはこれから設置する予定があるなら、迷わずエコキュートを選んでください。その理由は、「作った電気を売るより、自分で使った方が圧倒的にお得」だからです。

    売電単価<買電単価の現実

    現在の電力事情を見てみましょう。(2023年度データ参考)

    • 太陽光の売電単価:約16円/kWh
    • 電力会社からの買電単価(深夜でも):約28円/kWh以上

    つまり、16円で売れる電気をわざわざ売って、28円で電気を買ってお湯を沸かすのは、非常にもったいないのです。

    (出典:三菱電機株式会社「エコキュート」)

    「昼間に沸かす」新常識で光熱費を劇的に削減

    そこで活躍するのが、最新のエコキュートに搭載されている「昼間沸き上げモード」です。
    この機能を使えば、太陽光発電で電気がたくさん作られる晴れた昼間に、実質0円の電気でお湯を沸かすことができます。

    これにより、深夜に高い電気を買う必要がなくなり、エコキュートのランニングコストをさらに下げることが可能です。
    太陽光発電とエコキュートの組み合わせは、光熱費を極限まで抑えるための最強タッグと言えるでしょう。

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    【タイプA】都市ガスエリアで、太陽光発電がない方

    ガス給湯器(エコジョーズ)がおすすめです。

    10年間の総費用で最もコストを抑えられます。お湯切れの心配がなく、コンパクトに設置できるのも魅力です。初期費用を抑えたい方、お湯の使用量が変動しやすいご家庭に最適です。

    【タイプB】プロパンガス(LPガス)エリアにお住まいの方

    エコキュートへの交換を強くおすすめします。

    LPガスは光熱費が非常に高いため、エコキュートに交換することで毎月の負担を劇的に減らせます。高い初期費用も、数年で十分に回収できる計算になります。

    【タイプC】太陽光発電を設置済み、または予定のある方

    迷わずエコキュートを選びましょう。

    太陽光の余剰電力を活用して昼間にお湯を沸かすことで、給湯にかかる光熱費を限りなくゼロに近づけることが可能です。長期的に見て最も経済的な選択となります。

    コストだけじゃない!エコキュートとガス給湯器のメリット・デメリット

    最後に、コスト以外の機能面や利便性についても比較しておきましょう。

    エコキュートのメリット・デメリット

    メリット

    • 災害時に強い:停電時でも、タンクに貯まっているお湯や水を非常用水として使えます。
    • 静音性が高い:運転音が静かなので、住宅密集地でも安心です。

    デメリット

    • お湯切れのリスク:来客などで急にお湯を大量に使うと、タンクのお湯がなくなり水になることがあります。(沸き増し機能で対応可能)
    • 設置スペースが必要:ヒートポンプと貯湯タンクの2台を置くスペースが必要です。
    • 水圧がやや弱い:ガス給湯器に比べ、シャワーの水圧が弱く感じることがあります。(高圧タイプで解消可能)

    ガス給湯器のメリット・デメリット

    メリット

    • お湯切れの心配がない:使う瞬間に水を温める「瞬間式」なので、お湯を連続で使っても湯切れしません。
    • パワフルな水圧:水道圧をそのまま利用するため、シャワーの水圧が強いです。
    • コンパクト:壁掛けタイプが多く、設置場所に困りません。

    デメリット

    • 災害時に弱い:停電・断水・ガスの供給停止が起きると使えません。

    これらの特徴も考慮して、ご家庭のライフスタイルに合った給湯器を選びましょう。

    まとめ:給湯器は「壊れる前」の検討が鉄則です

    今回は、エコキュートとガス給湯器の比較を行いました。重要なポイントをもう一度おさらいします。

    給湯器選びの重要ポイント
    • 10年間の総費用は、都市ガスエリアならガス給湯器が最安。
    • LPガスを使っているなら、エコキュートへの交換で光熱費が大幅に節約できる。
    • 太陽光発電があるなら、エコキュートとの組み合わせが最強。

    給湯器は、ある日突然壊れてお湯が使えなくなるケースがほとんどです。そうなると、慌てて業者を探し、十分に比較検討できないまま高い買い物をしてしまうことになりかねません。

    設置から10年以上経過している給湯器をお使いの場合は、ぜひこの機会に、ご家庭の状況に合った最適な給湯器への交換を検討してみてはいかがでしょうか。この記事が、あなたの後悔しない給湯器選びの助けとなれば幸いです。

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    エコ発事務局 太陽光アドバイザー

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    『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。

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