設置費用が徐々に下がっているようですが、タイミングを遅らせた方が得ではないのですか?
設置費用が徐々に下がっているようですが、タイミングを遅らせた方が得ではないのですか?
そうとも限りません
2012年の46.5万円(全体平均値)から2020年の29.8万円まで太陽光発電のシステム平均値はその数年で大きく下落しています。 しかし、太陽光発電の売電・買取価格は、太陽光発電システム価格の下落に合わせて下げられていくため、時期が後になればなるほど売電単価が下がっていくことになります。
売電価格と設置費用の関係性はこちら
【2024年最新】太陽光発電の設置費用見積もりとその相場について
以下に簡単にメリットとデメリットをまとめましたので参考にしてみてください。当サイトの見解ではデメリットの方が大きいと感じています。
設置のタイミングを遅らせることによるメリットとデメリット
メリット
- 価格が下がることが予想されるので、設置費用を安く抑えることができる。
- 高機能な新商品が開発される可能性がある。
価格に関してはギリギリまで待った方が下がるので、費用を安く抑えることができます。他には可能性の話として高機能なモジュールやパワコンの販売が始まるかもしれません。ただ、製品の販売は予測の域を出ませんし、発売当初は価格も安くはないでしょう。
デメリット
- 申し込みが殺到した場合に補助金が打ち切られる可能性がある。
- 都道府県・市町村の補助金は予算や件数に限りがあるため、なくなり次第終了してしまう。
- 思っていたほど価格が下がらないことも。
- 自然災害・停電があった場合に非常用電源としても使用できるため、設置を検討しているなら早い方が良い。
自治体の補助金は予定の予算額や件数に達した時点で終了します。昨年度は追加で予算を組む自治体もありましたが、今年度はどうなるか分かりませんし、自分の住んでいる自治体がそうなるとも限りません。
申請は先着順のケースが多く、昨年度は年度の途中で終了している自治体も見られました。年度末まで待っているとなくなっている自治体もあります。規模にもよりますが、少数の申請しか受け付けていない自治体もあるので、申請は早めに行ったほうがいいでしょう。
価格に関しては下落傾向ではありますが、どのくらい下がるか根拠となる数字はありません。ちなみに近年は材料費の高騰による影響で1kW辺りの設置費用は上昇傾向にあります。
各地方自治体ごとの補助金はこちらをご覧ください。
全国の太陽光発電・V2H補助金一覧家庭用・産業用蓄電池の
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公開日:2024/12/19 | カテゴリ:補助金について