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ソーラーローンとは?メリットやデメリットまで完全網羅!

ソーラーローンとは?メリットやデメリットまで完全網羅!

電気代の高騰や2025年4月から東京都でいよいよ始まる新築住宅等への太陽光発電設備の設置の義務化による影響で住宅用太陽光発電設備の注目度も高まってきています。

国からの太陽光パネル設置に対する補助金は終了してしまっていますが、地方自治体は2025年現在もまだまだ普及に積極的で、前述した東京都においては破格と言えるほどの多額の補助金が出ています。

東京都の場合は特別ですが、他の地域においてはその金額は決して多いと言えるものではなく、太陽光発電の設置をしたくても設置費用の捻出が難しくて断念されている方も多いと思います。

皆さんはソーラーローンというものをご存知でしょうか?

今回はそのソーラーローンについて詳しく紹介していきたいと思います。

ソーラーローンとは

ソーラーローンはその名の通り、太陽光発電システムを住宅用として設置する際に資金の捻出が難しい場合に借りることが出来るローンのことを指します。

銀行などで住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなど様々な目的に応じた使い道を限定しているローンがありますが、ソーラーローンもその一種となります。

使う意図がはっきりとしていることと、資産としても残るものであるため、金利が比較的低く頭金の用意する必要もない上に保証人なしで借りることが出来るので、他のローンと比べても比較的利用がしやすいという特徴があります。

太陽光発電設備の設置が条件となるのは言うまでもないですが、蓄電池を設置する場合にも使えるのは意外に知られていないことです。

ソーラーローンを取り扱う金融機関は3種類

ソーラーローンを取り扱う金融機関は3種類

ソーラーローンの取り扱いがある金融機関は銀行、信用金庫や労働金庫、信販会社の3種類となります。

メガバンクは当然のこと、全国各地にある地方の銀行などでもそれぞれ独自のソーラーローンを展開しており、住んでいる場所や地域に関係なく借りられるので、選択肢が非常に多いのが特徴です。

信用金庫や信販会社は銀行と同様のサービスを提供していますが、営業地域が限定されており地域内で資金を循環させているので、借りる場所が限られているのが特徴です。

信販会社は融資までのスピードが速く審査が通りやすいのが特徴ですが、その分銀行や信用金庫とは違って金利が高くなってしまいます。

それぞれの特徴を簡易的に以下にまとめてみました。

借入先 特徴
銀行

・全国各地で利用が可能
・理想的な条件が見つかりやすい
・審査はかなり厳し目

信用金庫
労働金庫

・利用可能な地域に住んでいる必要がある
・選択肢が少ない
・金利が低く審査も通りやすい

信販会社

・全国各地で利用が可能
・銀行ほどではないが選択肢も豊富
・金利が高いが審査は通りやすい

ソーラーローンの金利について

ソーラーローンの金利について

ソーラーローンの金利は住宅ローンと同様に変動金利と固定金利との2種類があります。

ただし、金融機関ごとに変動金利か固定金利かが決まっている場合もあるので、変動金利が良ければこの銀行、固定金利が良ければこの銀行…というように金利をひとつとっても選択肢が狭まる可能性があることは念頭においておきましょう。

一般的に変動金利の方が固定金利よりも利率が低くなりますが、金利が途中で増えてしまうリスクがあります。

固定金利の方は毎月決まった金額で返済を行うので見通しはしやすいですが、利率は高めで返済年数が長くなるにつれ結果的に支払う金額が増えてしまいます。

金利は金融機関によって様々なので、どこに審査を申し込むか迷いやすいのですが、基本的には利率が低ければ低いほうが良いです。

ただし、その分審査は厳しくなることもあり、家庭の状況によっては推定した利率よりも高く設定されて審査が降りることもあるので、複数で仮審査を行うのがベターですね。

ソーラーローンのメリット

ソーラーローンのメリット

次にソーラーローンを利用して太陽光発電設備を設置する際のメリットについて紹介します。

ソーラーローンのメリット
  1. 資金を気にせず太陽光発電設備の設置が出来る
  2. 返済期間が長い
  3. 頭金が必要ない
  4. 金利が低め

それぞれ詳しく見ていきましょう。

資金を気にせず太陽光発電設備の設置が可能

やはり何と言っても今まで初期費用がないせいで設置を断念していた太陽光発電設備を取り付けられるというのは最大のメリットではないでしょうか。

太陽光発電のみ、蓄電池のみであれば設置は出来ても一番費用対効果の高い併せて設置する場合においては金額も大きくなってしまいます。

初期費用を気にして太陽光パネルやパワコン、蓄電池などの性能を落とすということもしなくて良くなるので、理想的なものを選びやすくなります。

返済期間が長い

これは金融機関によって違いはありますが、返済期間を最大で20年と設定しているところが多いです。

返済期間を長めに設定すると月々の返済額を抑えることが出来る利点があります。

太陽光パネルの法定耐用年数が17年とかなり長い上に製品の耐久性能が20年~30年と言われているところがこの返済期間を実現している要因のひとつと言えるでしょう。

月々の光熱費を削減した浮き分も出てくるので、実際の返済金額よりも家計への負担は少なくなります。

頭金が必要ない

ソーラーローンは頭金無しで借り入れすることが出来ます。

ローンによっては自己資金を求められるものもありますが、ソーラーローンはその必要がありません。

利用する際の負担金が0円で済むのは大きなメリットと言えるでしょう。

金利が低め

ソーラーローンの金利は2025年現在で1.5%~5%程度で推移しており、変動金利であっても固定金利であってもかなり低くく設定されています。

住宅ローンよりも高いのは額の違いもあるので仕方がない部分はありますが、使用用途が決まっていないフリーローンと比べると雲泥の差ですね。

ソーラーローンのデメリット

ソーラーローンのデメリット

メリットについて理解したところで次はデメリットについて説明します。

ソーラーローンのデメリット
  1. 最終的な支払金額は増える
  2. 設備の有無に関わらず返済は続く
  3. 誰でも利用出来るわけではない
  4. 設置までに時間が掛かる場合も

最終的な支払金額は増える

メリットの際で金利が低めと紹介しましたが、借り入れした金額以上の返済金額となるのは決定事項です。

長期の返済となるとその分だけ金額も増えていくので、返済の見通しが立っている方は返済期間を短く設定した方が損をしにくくなります。

太陽光発電や蓄電池の設置で受ける光熱費削減の恩恵はそもそも長い目で見る必要がありますが、支払金額が増えるほどその恩恵を感じるまでに時間が掛かってしまいます。

設備の有無に関わらず返済は続く

何らかの事情により太陽光発電設備を失ったとしても、その返済がなくなることはないというのもデメリットのひとつと言えるでしょう。

これは自費で設置した場合も同じではありますが、自損などによりメーカーの保証が利かないとなると特に注意が必要です。

他損や災害などにより保証が利く場合であっても、再設置や修理までの期間においても返済は続いていくので、家計を圧迫することにも繋がりかねません。

誰でも利用出来るわけではない

銀行や信用金庫も基本的には回収する見込みが出来ない人にはお金を貸さないので、ソーラーローンにも審査を行える最低条件があります。

年齢や年収はもちろんのこと、団体信用生命保険に加入できるかどうかというところも重要になってきます。

ソーラーローンはその条件が他のローンと比べると緩いので審査が通りやすいと言われていますが、団体信用保険については持病や病気の兼ね合いになってくるので、健康状況に問題がある方は注意が必要です。

設置までに時間が掛かる場合も

ソーラーローンを利用する際に具体的な金額を出さないと申請が出来ないので、まずは見積もりを行うところから始まるでしょう。

導入する太陽光発電システムの金額が正式に出た後にソーラーローンの審査を行うことになるため、自費で設置を行う方よりもその審査の期間分だけ設置が伸びてしまいます。

金融機関によって審査に必要な書類も異なってくるので、複数機関に出す場合となるとそれだけ時間も労力も増えることになります。

ソーラーローンを組む際の注意点

ソーラーローンを組む際の注意点

ここまでソーラーローンについて説明してきましたが、最後にソーラーローンを組む際の注意点をお伝えします。

事前に理解して進める場合とそうでない場合とで雲泥の差が出てくるので必ず念頭においておきましょう。

ソーラーローンを審査する際の心構え
  1. ソーラーローンの金融機関を選べるか事前に確認しておく
  2. 審査は1社に絞らない
  3. 借り入れ条件を満たしているか調べる
  4. 入金タイミングを把握しておく

ソーラーローンの金融機関を選べるか

ソーラーローンは販売・施工業者と契約を結んでいる金融機関からしか選べない提携ローンと自由に選べるプロパーローンとの2種類があります。

これは太陽光発電システムを設置する業者によって異なる部分なので、見積もりを依頼する予定の会社に事前に確認しておくことで、そもそも選択肢が狭まってしまう可能性を少なく出来ます。

もちろん、金融機関との提携が1社しかないという業者は少ないですが、自分が納得した利率や条件のソーラーローンが利用出来なくなるので、希望するソーラーローンがある場合は注意が必要です。

審査は1社に絞らない

デメリットの際に説明しましたが、ソーラーローンは審査落ちや審査待ちで時間が掛かります。

住宅ローンよりも通りやすいのは間違いないですが、複数の借り入れや滞納などにより信用に傷がついている場合は、断られるケースもあります。

銀行で数社、信用金庫で1社、信販会社も1社~という感じで3種類の金融機関でそれぞれ最低1つずつは審査を行うのが望ましいですね。

借り入れ条件を満たしているか調べる

審査を行う方が借り入れ条件をそもそも満たしているかを調べておきましょう。

年齢や年収をクリアしていても職業によっては断られるケースもあり、夫婦でお住まいの自宅であれば夫はダメでも妻は審査が通ったということもよく耳にします。

借り入れの条件はあくまで目安で、すべてクリアしていないと審査が通らないというわけではないのも事実ですが、そういった場合は結局審査まで時間が掛かる場合も多いので、スムーズに行かない理由のひとつとなり得ます。

入金タイミングを把握しておく

ソーラーローンは金融機関によって融資のタイミングが異なるので、施工業者との契約の際の支払い方法については事前に確認しておきましょう。

融資の希望日を決められる金融機関もありますが、工事完了後に入金となるところももちろんあるので、支払い後に工事施工開始となっている場合は支払いでトラブルになる可能性があります。

以上がソーラーローンを利用する際に事前に確認しておきたい注意点となります。

まとめ

ソーラーローンには初期費用を用意出来ない方でも太陽光発電システムを導入出来る大きな利点がありますが、メリットだけではなくデメリットがあるのも事実です。

ソーラーローンの特徴をしっかりと理解した上で利用を検討していくのが望ましいと言えます。

ソーラーローンを申し込む際には、実際にどの程度お得になるのかをあらかじめ把握しておくのも良いかもしれませんね。

エコ発においてもソーラーローンの利用の際に金融機関と提供している施工業者も多数あるので、相見積もりの際にはぜひ確認してみてください。

監修

監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー

曽山

『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。

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