【2026年】東京都のV2H補助金は最大いくら?国の補助金との併用条件も解説
公開日:2026/07/31 | | カテゴリ:EVに関する記事一覧
東京都は全国で最も手厚いV2H補助金を用意しています。条件を満たせば、国と東京都の補助金を活用して、V2Hの自己負担を大幅に抑えられる可能性があります。
- 「EVは持っているけど太陽光はない」
- 「これからEVと太陽光を導入する」
状況によって利用できる補助金や補助額が変わります。この記事では、ケース別に詳しく解説します。
東京都で使えるV2H・EV・太陽光・蓄電池の補助金まとめ(令和8年度)
| 制度名 | 補助対象 | 補助金額の目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 国(CEV補助金) | V2H充放電設備 | 最大130万円(機器75万円+工事55万円) | 令和7年度補正・2026年7月中旬〜。予算わずか |
| 東京都 | V2H充放電設備 | 機器費等の1/2・上限50万円(太陽光+EV併用で上限100万円) | 都内の戸建住宅。事前申込が必須 |
| 国+東京都 | EV車両(購入) | 合計で最大約260万円規模 | 車種・メーカー評価・設備条件で変動 |
| 東京都 | 太陽光発電 | 既存住宅で約12万円/kW(条件で上乗せ) | 事前申込が必須 |
| 東京都 | 蓄電池 | 10万円/kWh(上限120万円/戸) | DR実証参加で上乗せ条件あり |
この記事の読み方
すでにEVをお持ちの方は▶︎「EVを持っている人向け:V2Hは実質ほぼタダ、ただし太陽光が条件」へ。
これからEVを買う方は▶︎「EVを持っていない人向け:補助金が手厚い今こそまとめて揃える」へ。
そもそもV2Hとは?なぜ東京都で注目されているのか
V2H(Vehicle to Home)は、電気自動車(EV)やPHEVにためた電気を家庭で使えるようにする充放電設備です。太陽光発電と組み合わせれば、昼に発電した電気をクルマにため、夜間や停電時に住宅へ戻して使えます。いわば「動く大容量蓄電池」としてクルマを活用できるしくみです。
東京都は住宅由来のCO2削減とゼロエミッション東京の実現に向けて、V2H・太陽光・蓄電池・EVのそれぞれに独自の補助金を用意しており、これらは国の補助金とも併用できるのが大きな特徴です。組み合わせ次第で自己負担を大きく圧縮できます。
【東京都】V2H補助金は「太陽光+EV」で実質ほぼ全額助成に
東京都は全国で最も手厚いV2H補助金を提供しています。クール・ネット東京(東京都環境公社)が実施する「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」が中心です。
- 補助金額(基本): 機器費等の1/2・上限50万円
- 増額: 電気自動車等を所有し、太陽光発電設備を設置している場合は上限が100万円に引き上げられ、実質的に全額に近い助成となるケースもあります
- 対象: 都内の戸建住宅に導入するV2H(共同住宅・二世帯住宅は対象外となる場合あり)
- 申請順序: 原則、契約前に「事前申込」が必要(令和8年度の事前申込は令和8年5月29日開始)
つまり、国のV2H補助金(最大130万円)と東京都の上乗せを組み合わせれば、V2H本体+工事費(機種により約100万円〜)の大部分〜ほぼ全額をカバーできる可能性があります。ただし、東京都の増額(上限100万円)は「太陽光の設置」と「EV等の所有」が条件である点がポイントです。ここが、次に説明する2つの活用パターンの分かれ道になります。
お住まいの区市町村でも独自のV2H補助金が使える場合があります
東京都のV2H補助金に加えて、区市町村が独自にV2Hの補助金を実施している場合があります。併用できれば、自己負担をさらに抑えられます。お住まいの自治体の情報を確認してみましょう。
区市町村独自のV2H補助金がある地域(令和8年度)
| 自治体 | V2H補助額 | 詳細 |
|---|---|---|
| 千代田区 | 最大50万円 | 千代田区の蓄電池補助金はこちら |
| 墨田区 | 製品費用の25%・上限40万円 | 墨田区の蓄電池補助金はこちら |
| 江東区 | 経費の10%・上限10万円 | 江東区の蓄電池補助金はこちら |
| 杉並区 | 上限10万円 | 杉並区の蓄電池補助金はこちら |
| 荒川区 | 蓄電池枠内・上限10万円/15万円 | 荒川区の蓄電池補助金はこちら |
| 葛飾区 | 本体価格の1/3・上限15万円 | 葛飾区の蓄電池補助金はこちら |
| 府中市 | 10万円 | 府中市の蓄電池補助金はこちら |
上記以外の区市町村にお住まいの方も、東京都・国のV2H補助金は利用できます。お住まいの地域の詳細は、以下から蓄電池・太陽光の補助金情報とあわせてご確認ください。
【国】V2H補助金(CEV補助金・令和7年度補正)は最大130万円
V2Hに使える国の補助金は、経済産業省が所管し、一般社団法人次世代自動車振興センター(NeV)が交付する「CEV補助金(V2H充放電設備分)」です。
- 補助上限額: 個人宅で最大130万円(機器費 上限75万円+工事費 上限55万円)
- 対象: EV・PHEV・FCVの外部給電に活用できるV2H充放電設備の新規導入
- 申請開始: 2026年7月中旬頃〜(令和7年度補正予算)
- 注意: V2Hの発注・契約は交付決定後に行う必要があります。設置日から一定期間(例:5年)の保有義務あり
- 予算: V2H分は予算が限られており、早期終了の可能性が高い
【重要】国のV2H補助金は予算がわずか。早めの相談を 国のV2H補助金は予算が限られており、受付開始後まもなく予算に達して終了する可能性があります。V2Hを検討している方は、交付決定前の契約・着工とならないよう、早めに施工業者へ相談しましょう。
EVを持っている人向け:V2Hは実質ほぼタダ、ただし太陽光が条件
すでにEVをお持ちの方は、V2Hの補助金を最大限に活かせる立場にあります。ただし、東京都のV2H増額(上限100万円)を受けるには「太陽光の設置」が条件になる点に注意が必要です。
V2Hは今ならほぼ負担なしで設置できる
EVを所有していれば、国のV2H補助金(最大130万円)に加えて東京都のV2H補助金を併用できます。太陽光を設置していれば東京都の増額(上限100万円)の条件も満たすため、V2H本体+工事費のほぼ全額を補助でカバーできる可能性があります。
ただし「東京都の満額」には太陽光の設置が必要
ここが重要なポイントです。東京都のV2H増額(上限100万円)や、EVの上乗せ(+最大30万円)は、いずれも太陽光発電設備の設置が条件になっています。「EVはあるけど太陽光はまだ」という方は、補助金を取りこぼしている状態とも言えます。
太陽光は実質40万円くらいで設置できる
「太陽光は高そう」と感じるかもしれませんが、東京都では太陽光補助金が非常に手厚いため、たとえば5kW程度・本体価格100万円前後の太陽光なら、東京都の補助(約12万円/kW)で約60万円が補助され、実質負担は約40万円まで下がる計算です。
つまり「実質40万円くらい」で太陽光・蓄電池・V2Hが揃う
V2Hは国+都でほぼ負担なし、蓄電池も東京都の補助(10万円/kWh・上限120万円/戸)で大部分をカバーできます。残るのは太陽光の実質負担(約40万円程度)が中心です。つまり、仮に総額100万円の太陽光を設置し、60万円の補助を受けられた場合、自己負担は40万円になります。
V2Hは今ほぼタダ → でも東京都の満額には太陽光が条件 → その太陽光も実質40万円くらいで設置できる → 実質40万円くらいで太陽光・蓄電池・V2Hが揃う → EVを持っている今、揃えないのはもったいない!
東京都のV2H・太陽光・EV補助金シミュレーション
では、これらの補助金を組み合わせると実際にどれくらいお得になるのか、東京都の戸建てで「太陽光・V2H・EV」をまとめて導入したケースで見てみましょう。
※以下はしくみを理解いただくための試算イメージです。実際の補助金額は、車種・メーカー評価・設備の有無・機器代・工事費・各制度の予算や年度の内容によって変動します。正確な金額は必ず各窓口(NeV/クール・ネット東京)でご確認ください。
| 設備 | 本体・工事費の例 | 補助金の目安 | 補助の内訳 |
|---|---|---|---|
| V2H充放電設備 | 約100万円 | ほぼ全額(実質負担ごくわずか) | 国CEV(最大130万円)+東京都(太陽光+EVで上限100万円) |
| 太陽光発電(5kW) | 約100万円 | 約60万円 | 東京都(約12万円/kW×5kW) |
| EV車両 | 車種による | 最大約260万円規模 | 国CEV+東京都ZEV(太陽光・V2H・再エネ契約で上乗せ) |
このように、東京都では国と都の補助金をフル活用することで、V2Hはほぼ負担なし、太陽光は実質40万円前後、EVも大幅な補助という水準を狙えます。ただし、各制度とも予算上限に達すると早期終了し、多くが契約前の事前申込を必須としています。
EVを持っていない人向け:補助金が手厚い今こそまとめて揃える
「まだEVを持っていない」という方こそ、実は今が絶好のタイミングです。EV・V2H・太陽光の補助金がいずれも手厚い今なら、クルマと住まいの設備をまとめて揃えることで補助金を最大限に活かせます。
① EVの購入補助が手厚い(国+東京都で最大約260万円規模)
東京都でEVを購入すると、国のCEV補助金と東京都のZEV補助金を併用できます。条件を満たせば、合計で最大約260万円規模の補助を受けられる可能性があります(車種・メーカー評価・設備条件により変動)。
特に東京都のZEV補助金は、住まい側の設備によって上乗せされます。
- 太陽光発電設備を設置しているEV:+最大30万円
- 再生可能エネルギー100%電力の契約があるEV:+15万円
- V2H(充放電設備)を設置:+10万円
つまり「太陽光もV2Hもあるお家のEV」ほど、クルマの補助金も増える設計になっています。
② EVを買うならV2Hが実質ほぼタダで付けられる
EVを購入すれば、東京都のV2H増額(上限100万円)の条件のうち「EV等の所有」を満たせます。あとは太陽光を設置すれば、国のV2H補助金(最大130万円)+東京都の上乗せで、V2H本体+工事費のほぼ全額をカバーできる可能性があります。
③ 太陽光もほぼ負担なしで載せられる
東京都の太陽光補助金は既存住宅で1kWあたり約12万円(条件により上乗せ)と手厚く、5kW程度の設置なら本体価格の多くを補助でまかなえます。太陽光を載せておくと、前述のとおりEVの補助金(+最大30万円)もV2Hの増額(上限100万円)も両方の条件を満たせるため、一石三鳥です。
補助金が手厚い今、EVを購入 → EVがあるからV2Hを実質ほぼタダで設置 → 太陽光もほぼ負担なしで搭載 → クルマも住まいもまとめてお得に脱炭素化
東京都の太陽光の補助金の詳細は、以下の記事も参考にしてください。
【2026年8月最新】東京都の太陽光補助金を徹底解説!金額・対象・申請方法
東京都でV2H・太陽光を設置できる業者と選び方
V2Hの補助金は「国のCEV補助金+東京都の補助金+EVの補助金」を正確に組み合わせる必要があり、しかも多くが契約前の事前申込を必須としています。そのため、補助金の申請サポート実績が豊富な業者を選ぶことが、補助金を取りこぼさないための最重要ポイントです。
東京都内でV2H・太陽光の施工業者を探す際は、以下の3点を確認しておきましょう。
- 東京都・国のV2H/太陽光補助金の申請サポート実績が豊富か(事前申込の期限管理を任せられるか)
- V2Hの対応機種・対象車種にくわしいか(国CEVの対象機器リストに沿って提案できるか)
- 国+都+EVの補助金を合わせた「最大でいくら受け取れるか」を具体的にシミュレーションして提示してくれるか
一社ごとに問い合わせて条件を比較するのは手間がかかります。エコ発の一括見積もりを使えば、東京都に対応する複数社からまとめて見積もりを取り、価格・補助金対応力を比較することができますよ。
V2H補助金の申請で失敗しないための3つの重要ポイント
魅力的な補助金ですが、申請手続きでつまずかないために、以下の3つのポイントは必ず押さえておきましょう。
- 「契約前」の事前申込・「交付決定前」の着工に注意 東京都のV2H・太陽光補助金は原則、契約前に事前申込が必要です。国のV2H補助金(CEV)も交付決定後に発注・契約する必要があります。順番を間違えると補助対象外になるため、まずは業者に相談して「申込→交付決定→契約→着工」の順で進めましょう。
- 予算には上限あり。特に国のV2H補助金は早期終了に注意 国のV2H補助金は予算がわずかで、早期終了の可能性が高いです。東京都の各補助金も予算到達で終了します。検討中の方は早めに動くことが重要です。
- 複数の業者から見積もりを取る 補助金を利用できても元の設置費用が高ければ負担は増えます。必ず複数の専門業者から相見積もりを取り、価格とサービス内容、そして補助金申請のサポート実績を比較検討しましょう。
東京都のV2Hは補助金活用の相談から
- 国のV2H補助金(CEV・令和7年度補正)は最大130万円(機器75万円+工事55万円)。2026年7月中旬〜・予算わずか
- 東京都のV2H補助金は機器費等の1/2・上限50万円、太陽光+EVで上限100万円(実質ほぼ全額のケースも)
- EV車両は国+都で最大約260万円規模。太陽光・V2H・再エネ契約で上乗せ
- 東京都の太陽光は既存住宅で約12万円/kW。5kWなら実質負担は約40万円が目安
- 「EVを持っていない方」は補助金が手厚い今こそEV→V2H→太陽光をまとめて
- 「EVをお持ちの方」はV2Hがほぼタダ。太陽光も実質40万円くらいで、太陽光・V2Hが揃う
- いずれも「契約前の事前申込/交付決定前の着工NG」に注意
まずは補助金を活用して、V2H・太陽光の設置費用がいくらになるのか以下から一括見積もりをして複数社を比較してみてください。
面倒な営業もなく厳選された業者の見積もり結果がわかります。この機会にぜひ利用してみてください。
監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
小林
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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