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    家庭用のパワコンの価格や選び方は?

    家庭用のパワコンの価格や選び方は?

    太陽光発電を導入する際に必須となるパワコンは、システム上のその役割からパネルと同様に重要視しなければならない存在です。

    間違った知識でパワコンを選んでしまうと、初期費用も嵩む上に発電量自体が落ちてしまうことに繋がりかねません。

    今回の記事では最新のパワコンの価格や選び方の基本となる考え方、オススメのパワコンのメーカーについて紹介していきます。

    パワコンの価格の相場はどれくらい?

    パワコンの価格の相場はどれくらい?

    まずはパワコンの価格の相場について理解を深めていきましょう。

    資源エネルギー庁が2023年の12月に発表した資料によると、住宅用のパワコンの平均のコストは、4.7万円/kWとなっています。

    設備費に含まれるパワコンはパネルに次いで高額なシステム費用となりますが、パネルがおよそ14.7万円/kWとおよそ3倍の平均価格となっているので

    “太陽光パネルで生み出した直流の電力を交流電力に変換して家庭内で使用出来るようにする”

    という切っても切り離せない存在の割に価格は安価と言えます。

    工事費や架台の平均値を含めた、太陽光発電システム導入費用が28.8万円/kWなので、その中のパワコンの割合でいうとおよそ15%程度しかありません。

    太陽光発電システムの費用は概ね低減傾向

    以下の画像が示すとおり、太陽光発電に係る費用は毎年減少傾向にあります。

    (出典:資源エネルギー庁「太陽光発電について」)

    2012年には全体で46.5万円/kWだった費用も、2023年には28.4万円まで下がっており、10kWのシステムを導入するのであれば180万円ものコストの違いが出ていることになります。

    2024年度の想定値は25.5万円/kWとなっていますが、全体の費用が下がっている場合にパワコンの導入費用だけは横ばいというのは今までないので、2023年の平均単価での4.7万円/kWよりも低くなると予想されます。

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    パワコンの選び方

    パワコンの選び方

    価格の相場を理解したところで次はパワコンの選び方についてです。

    パワコンを選ぶ際に重要視しなければならない点は以下の3つとなります。

    1. パネル容量に合ったものかどうか
    2. 設置場所に問題ないサイズかどうか
    3. メーカーが異なる場合に稼働するかどうか

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    パネル容量に合ったものかどうか

    太陽光発電システムを導入する際には、年間の電力使用量から1日の平均値を算出し、時期による発電量の違いを考えながらパネルの容量を決めるのが一般的でしょう。

    通常であればソーラーパネルとパワコンは同程度の出力容量の機器同士を組み合わせるのですが、オススメはパワコンの容量を超えた太陽光パネルを設置する手法です。

    これを過積載と呼びます。

    過積載とは

    過積載を行うとパネルの容量が多い分で発電量が底上げされます。

    つまり、発電量が少ない朝や夕方といった時間帯でも大きな電力を生み出すことが出来るのです。

    太陽光発電には、パワコンの出力に合わせて発電量を抑えてしまうピークカットというものがありますが、本来はもっと電力を生み出しているのに、パワコンの出力に合わせることで無駄になってしまっている電力があるということです。

    パネルと同等の出力容量である場合、このピークカットされる発電量は少なくなりますが、たとえ天気が良い日でも1日の時間帯で数時間あるかないかなので、過積載をすることで無駄になる電力は増えたとしても、1日を通して安定供給が見込める上により効率的と言えるのです。

    過積載はFIT認定も受けることが出来るので決して違法なものではありません。

    ただ、パワコンの出力容量を超えたパネルを設置するとなると上述しているように導入費用の平均単価におけるパネルの割合は一番高いので、初期費用も総じて高くなってしまうというリスクはあります。

    ※10kWを超えると産業用と見なされますが、パネルとパワコンの容量のそれぞれの値の低い方が全体容量とされるので、例えばパネル11kWでパワコン9kWであれば、全体容量は9kWとなって扱いとしては家庭用の太陽光発電システムとなります。

    設置場所に問題ないサイズかどうか

    パワコン1台の定格容量は3kW~6kW以下がほとんどで、メーカーごとに大きな価格差もありません。

    見て分かる通り、最大出力数はそう大きくないので、パネルの容量によってはパワコンを複数台設置する必要があるご家庭も出てきます。

    パワコンは熱を持つと発電効率が下がってしまうので日陰に設置するのが一般的ですが、2台や3台もとなると設置スペースを確保するのが難しくなってしまうでしょう。

    複数台の設置をする場合、どちらも同じ環境化であるのが望ましいので、そういった状況を維持出来る設置スペースに沿ったサイズ感のパワコンを選ぶ必要が出てきます。

    価格は容量差はメーカーによる違いはほとんどないので、まずはサイズから選択肢を絞っていくのが望ましいと言えます。

    メーカーが異なる場合に稼働するかどうか

    太陽光パネルとパワコンが同じメーカーであれば気にする必要はありませんが、上述した2点のポイントから、異なるメーカーの組み合わせとなるケースも決して少なくありません。

    ただし、厳密に言えばメーカーというよりもパネルの接続構成に対応出来るパワコンかどうかという機器の問題が重要といえます。

    見積もりの段階で組み合わせ不可の場合は説明されると思いますが、システム上問題がない場合でもメーカー側に問い合わせをした方が良いでしょう。

    メーカーによっては保証対象外となるケースもあります。そのため導入を予定している太陽光パネルのメーカーが出しているパワコンで理想的なものがあれば、あえて他のメーカーを選ぶ利点は少ないです。

    パネルの方が融通が利くので、新規で太陽光発電システムを設置する場合はパワコンから探してみるとこのリスクを極力減らすことが出来ます。

    まとめ

    今回はパワコンの価格の相場や選び方について紹介してきました。

    パワコンは太陽光発電の心臓と言える部分なので、工事費や架台費と違って妥協出来る部分でありません。

    メーカーによる値段に差がないからこそより入念にパネルと合わせて効率的なパワコンを探す必要があります。

    今回の記事を参考にした皆様が、理想的な太陽光発電システムを導入出来れば幸いです。

    監修

    監修

    エコ発事務局 太陽光アドバイザー

    曽山

    『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。

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