【2025年最新】宮城県の太陽光・蓄電池の補助金一覧!金額と条件まとめ
公開日:2025/12/09 | | カテゴリ:見積もり・価格比較・購入に役立つコンテンツ
2025年度(令和7年度)宮城県では住宅用太陽光発電・蓄電池に対して、補助金制度が実施されています。
具体的には、太陽光発電1件あたり3万円、蓄電池1件あたり4万円の補助金が交付されます。さらに、お住まいの市町村によっては独自の補助金を「上乗せ(併用)」できるため、導入費用を大きく抑えることが可能です。
まずは、県の補助金制度の概要をご確認ください。
| 対象商材 | 補助金額 | 上限額 |
|---|---|---|
| 太陽光 | 3万円/件 | 3万円 |
| 蓄電池 | 4万円/件 | 4万円 |
例えば、一般的な「太陽光パネル4kW + 蓄電池1台」を導入する場合、県からの補助金だけで合計7万円(3万円+4万円)が受け取れる計算になります。
ただし、この県の補助金は「蓄エネ設備併設タイプ(太陽光と蓄電池のセット導入)」などが主な対象となっており、単独での導入では利用できないケースがあります。そのため、「どの契約方法を選ぶか」によって使える補助金が異なります。
この記事では、宮城県全域で利用できる県の補助金と、市町村ごとの補助金を一覧で分かりやすく解説します。
目次
宮城県の補助金を徹底解説
宮城県が実施している補助金は、「令和7年度スマートエネルギー住宅普及促進事業補助金」です。
補助金制度の概要
この制度は、県が推進するスマートエネルギー住宅の普及を目的としており、導入を検討する上でいくつかの重要な特徴があります。
| 対象商材 | 補助金額 | 上限額 |
|---|---|---|
| 太陽光 | 3万円/件 | 3万円 |
| 蓄電池 | 4万円/件 | 4万円 |
(出典:令和7年度スマートエネルギー住宅普及促進事業補助金)
申請期間
一次募集:令和7年5月26日(月曜日)から令和7年6月6日(金曜日)まで
この申請期間は、「交付決定」を受けるための期間であり、この期間内に申請手続きを完了させる必要があります。
【重要】
補助金は先着順であり、予算に達し次第、期間内であっても受付が終了します。また、この制度は「交付決定前に事業に着手した場合は補助金を交付できない」というルールがあります。つまり、契約や工事を始める前に申請を完了させる必要があるため、期間の終了を待たずに、早めの行動が必須となります。
補助金額
太陽光3万円/件、蓄電池4万円/件
補助金額は、太陽光発電システムに対して1件あたり3万円、蓄電池に対して1件あたり4万円と設定されています。
【ポイント】
県からの補助金は定額給付となっており、システム容量に関わらず一定額が受け取れます。例えば、太陽光発電と蓄電池をセットで導入した場合、3万円 + 4万円 = 7万円の補助金が受けられます。市町村の補助金と併用することで、さらにメリットを大きくすることができます。
必須要件・条件
蓄電池とのセット導入が必須
この補助金制度の最も重要な要件は、以下の点です。
- 太陽光発電と蓄電池のセット導入が必須:太陽光発電単体、または蓄電池単体での申請はできません(「蓄エネ設備併設タイプ」である必要があります)。
【解説】
この制度は、創った電気を貯めて使う「エネルギーの地産地消」を推進することを目的としています。そのため、「太陽光と蓄電池をセットで導入したい」と考える方にとっては活用しやすい制度設計となっています。要件をしっかりと理解した上で計画を進めることが重要です。
宮城県 全自治体 太陽光発電・蓄電池補助金一覧
県補助金と併用できる可能性がある、各市町村の補助金情報を一覧にまとめました。申請期間や詳細な要件は、必ず各自治体の公式サイトでご確認ください。
| 自治体名 | 対象商材 | 補助金額(計算式) | 補助金額(上限) | 公式URL |
|---|---|---|---|---|
| 仙台市 | 太陽光 | 7万円/kW | 70万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 補助対象経費の3分の1 | 25万円 | ||
| 石巻市 | 太陽光 | 2万円/kW | 8万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 2万円/kWh | 8万円 | ||
| 名取市 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 6万円 | 6万円 | ||
| 角田市 | 太陽光 | 記載なし | 10万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 補助対象経費の10分の1 | 10万円 | ||
| 岩沼市 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 登米市 | 太陽光 | 2.5万円/kW | 10万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 補助対象経費の10分の1 | 10万円 | ||
| 栗原市 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 東松島市 | 太陽光 | 3万円/kW | 12万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 補助対象経費の10分の1 | 5万円 | ||
| 大崎市 | 太陽光 | 2万円/kW | 8万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 補助対象経費の5分の1 | 10万円 | ||
| 富谷市 | 太陽光 | 2.5万円/kW | 12.5万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 2万円/kWh | 10万円 | ||
| 蔵王町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 七ヶ宿町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 大河原町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 村田町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 柴田町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 川崎町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 丸森町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 亘理町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 山元町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 松島町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 七ヶ浜町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 利府町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 大和町 | 太陽光 | 3.5万円/kW | 14万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 補助対象経費の10分の1 | 10万円 | ||
| 大郷町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 富谷市 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 大衡村 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 色麻町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 加美町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 涌谷町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 美里町 | 太陽光 | 3.5万円/kW | 20万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 補助対象経費の10分の1 | 10万円 | ||
| 女川町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 南三陸町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし |
【具体例】宮城県で太陽光発電の補助金を活用したシミュレーション
では、これらの補助金を組み合わせると、実際にどれくらいお得になるのでしょうか。具体的なケースで見てみましょう。
宮城県仙台市の既存住宅に、太陽光発電(4.87kW)と蓄電池(16.4kWh)を同時に設置する場合
- 宮城県の補助金(太陽光発電)
計算式: 定額 = 3万円 - 宮城県の補助金(蓄電池)
計算式: 定額 = 4万円 - 仙台市の補助金(太陽光発電)
計算式: 7万円/kW × 4.87kW = 34.09万円
※上限は70万円のため、34.09万円が適用 - 仙台市の補助金(蓄電池)
計算式: 補助対象経費の3分の1
※上限額の25万円が適用(想定)
3万円(県・太陽光)+ 4万円(県・蓄電池)+ 34.09万円(市・太陽光)+ 25万円(市・蓄電池)= 66.09万円
※この金額は、あくまで理論上の最大値であり、各補助金の併用可否や詳細な要件については、申請前に必ず各窓口にご確認ください。
宮城県仙台市の既存住宅に、太陽光パネル(4.87kW)を単体で設置する場合
- 宮城県の補助金(太陽光発電)
※太陽光単体での設置は、県の補助金対象外となります(蓄電池とのセット必須)。 - 仙台市の補助金(太陽光発電)
計算式: 7万円/kW × 4.87kW = 34.09万円
※上限は70万円のため、34.09万円が適用
0円(県・対象外)+ 34.09万円(市・太陽光)= 34.09万円
※この金額は、あくまで理論上の最大値であり、各補助金の併用可否や詳細な要件については、申請前に必ず各窓口にご確認ください。
このように、合計で66万円以上もの補助金を受け取れる可能性があります。宮城県の補助金は蓄電池とのセット導入が条件となりますが、市町村の補助金と合わせることで大きなメリットが得られます。
補助金申請で失敗しないための重要ポイント
補助金制度を最大限に活用するために、以下の点にご注意ください。
- 「着工前申請」が原則
ほとんどの自治体で、工事の契約・着工前に補助金の交付申請(または事前申込)を行うことが必須条件となっています。契約後に申請しても対象外となるため、導入を決めたらまず補助金情報を確認しましょう。 - 予算には限りがある!早めの行動を
各機関の補助金は、各期の予算に達し次第締め切られます。人気の補助金は早期に受付終了となる可能性があるため、「いつかやろう」ではなく、「やろう」と決めたらすぐに行動を開始することが重要です。 - 複数の業者から見積もりを取る
補助金を利用するとはいえ、元の設置費用が高ければ意味がありません。必ず複数の専門業者から相見積もりを取り、価格とサービス内容を比較検討しましょう。
その際、補助金申請のサポート実績が豊富かどうかも、業者選びの重要な判断基準になります。面倒な申請手続きを代行してくれる業者を選ぶと、スムーズに進めることができます。
4. まとめ
今回は、宮城県にお住まいのあなたが利用できる太陽光発電・蓄電池の補助金について詳しく解説しました。
- 宮城県の補助金は、太陽光が3万円、蓄電池が4万円(定額)で受け取れる
- 県と市町村の補助金と併用して活用するのが基本(仙台市などは高額補助あり)
- 県の補助金は「蓄電池とのセット導入」が必須条件
- 「着工前申請」などのルールがあるため、専門家のサポートが大切
電気を自分で作れて、電気代も安くなる。そして災害のときも安心できる。太陽光と蓄電池は、これからの暮らしを助けてくれます。
まずは、あなたの家にどんなものが一番合っているか、そして使える補助金には何があるか、専門業者に相談してみませんか?無料で見積もりやシミュレーションを行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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