保守・点検・メンテナンス
太陽光発電にはメンテナンスが必要
メンテナンスフリーといわれてきた太陽光発電ですが、実際にはメーカーも定期点検を推奨していることから、今やメンテナンスをおこなうことは常識となってきています。
また、NPO 法人「太陽光発電所ネットワーク(PV-Net)」が実施した調査(2010年発表)によると、その結果は故障率(実交換率)がなんと30%を越えるものとされています。こちらの調査結果には賛否両論がありますが、『太陽光発電にはメンテナンスが必要である』ことを示す結果といえるでしょう。
パネルの故障は一般的なもの?
もちろん故障せずに元気に稼働している発電システムもたくさんあります。太陽光パネルは動作する部品が少ないため故障が少ない製品です。主なメーカーの保証期間も15~20年とされているため、この期間内は故障の確率が少なく使用できると推測されています。
ただ、同じメーカーであっても、特定の時期や特定の向上で生産されたパネルに故障が多いケースが見受けられるなど、必ずしも故障しないとは言い切れない現状があります。
メンテナンスの費用
住宅用太陽光発電の場合
パネル、パワコン、架台、接続箱など、太陽光発電システムの構成機器は、10年で3~5回の定期点検が推奨されています。ほとんどの場合、こちらの定期点検の費用は購入時に前払いで済ませていますす。定期点検以外に点検を依頼すると別料金が発生することになります。パネル洗浄に関しては無料サービスでおこなっているところもありますが、kWあたりいくらといった形で提供しているところがほとんどです。
産業用太陽光発電の場合
内容としては住宅用とほぼ変わりませんが、設置容量によって異なります。
50kW未満の太陽光発電システムは、一般用電気工作物に該当し、法定点検は義務付けられていませんが、発電量を確実に確保するために定期的(半年から1年に1度程度)な点検をお勧めします。点検費用は、システムの規模により異なりますが、1回数万円~数十万円程度かかります。
また、50kW以上の太陽光発電システムは、自家用電気工作物に該当し、電気主任技術者の外部委託や選任、法定点検等が義務付けられ、別途費用が発生します。
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