太陽光発電の購入後の満足度は90%以上
公開日:2013/10/30 | 最終更新日:2022/12/26 | カテゴリ:ニュース

全量買取制度の開始以降、太陽光発電の設置を検討されている方は大勢いらっしゃいますが、よく言われるように、『太陽光発電は設置してから10年、20年と長期間に渡って利用するもの』です。大切なのは設置してからなのですが、既に設置した方々は、どのように思っているのでしょうか。
今回も、市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニングが行ったアンケート結果を参考に、「既に太陽光発電システムを購入した人々」の購入目的と購入後の満足度についてご紹介します。調査結果は少し古いものになりますが、今後どのようにしてメーカーや施工業者を選べばいいのか参考になるでしょう。
調査対象
2009年~2010年度に既築住宅に導入したユーザー300名
内訳:下記メーカー購入者 各50名
(シャープ・京セラ・三洋電機・三菱電機・サンテックパワー・その他)調査内容
・購入決定までにどのような経路をたどったか
・購入決定要因は営業力か?製品力か
・メーカー名や公開されているスペック(変換効率、実際の発電量など)などはどの程度購買行動に影響するか
・設置後の満足度と購買前の検討動向の相関は
・どのようなプロフィールの人がどのような目的で、プロセスで、導入しているか。出典:株式会社シード・プランニング プレスリリース
今回は調査内容の中から、『購入目的』『購入後の満足度』『満足の理由』について詳しくみていきましょう。
太陽光発電の購入目的は?
調査結果のポイント
・既存ユーザーの購入目的は、①電気代の削減、②売電収入期待、③環境への貢献。太陽光発電システム既存ユーザー300人に対して、購入目的を1位から3位まで尋ね、1位には3ポイント、2位には2ポイント、3位には1ポイントを付与して集計した。
この結果、経済的効果を期待しての導入が圧倒的に多く、「電気代の削減」が679ポイントで1位、2位が「売電収入期待」382ポイントとなった。
既築住宅に設置したユーザーへのアンケートのため、売電収入よりも電気代の削減に注目されている方が多いようです。10kW未満の住宅用に関しては、買取期間は10年で、余った電力を売る余剰電力制度が対象です。『10年後はどうするの?』と疑問に思われる方もいらっしゃいますが、太陽光で発電した電力に関しては、システムが使えなくならない限りずっと使えます。
京セラの佐倉ソーラーセンターに設置されている太陽光発電は1984年に竣工され、今でも順調に発電しています。安心して利用できるメーカーであれば長く発電することができ、売電期間が終わっても、発電が続く限り電気代はずっと節約できることになります。住宅に設置するのであれば、電気代の削減を念頭に、長く利用できる太陽光発電システムを選択するのがよいでしょう。
太陽光発電の購入後の満足度、満足の理由は?
調査結果のポイント
・購入後の満足度は90%を超える。購入後の満足度は高く、「非常に満足」と「まあまあ満足」と答えた人は90%を超える。満足の理由は、当初の想定どおり稼働し「電気代が安くなったから」「想定どおり発電・売電しているから」。
太陽光発電のセミナーなどでもよく聞く話しですが、太陽光発電の設置後の満足度は非常に高いです。ある施工販売業者は、『お客様がお客様を紹介してくれることがよくある』と話されていましたし、エコ発にも増設のご相談をされるお客様が多くいらっしゃいます。現場の感覚としても満足度は高いと感じています。
もちろん、よくない話しもありますが、太陽光発電に関する悪い話しは、『高額な値段で売りつける』『手抜き工事』など、お金や施工にまつわるトラブルがほとんどです。『太陽光発電システム自体』が問題になることはあまりないです。
設置に関して気をつけることは、『相見積もりを取って金額を比較する』『優良な施工会社に工事を依頼する』こちらの二点をクリアーしておけば、電気代の削減、売電収入が期待でき、設置後も安心ですね。
監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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