電力会社の系統連係が遅れるケースが増加中。太陽光発電の計画はお早めに!
公開日:2014/06/02 | 最終更新日:2021/08/30 | カテゴリ:ニュース

電力会社の系統連係が遅れるケースが増加中。太陽光発電の計画はお早めに!
今月に入ってから、『工事は完了しているけど連係に時間がかかっている』といったご相談が数件ありました。
理由は売電メーターの在庫不足です。特に24kW以上の場合は、CTセンサー式売電メーターが必要になり、そちらのメーターの納期に時間がかかっているケースがあります。
参考記事:24kw以上の産業用太陽光発電はCTセンサー式売電メーターが必要!?
電力会社や設置する地域によっても納期は異なるようですが、平均で2~3ヶ月、遅い場合は半年といった場合もあるようです。基本的には設備認定を取得していれば、取得した年の買取価格が適用されますが、工事があまりにも遅い場合は認定取り消しとなう場合があります。メーターの納期遅れであれば取り消しといった措置はないかとは思いますが、連係が遅れてしまっているケースは今後もでてくることが予想されます。
予防策はある?
強力なコネでもあれば、裏技も可能なのかもしれませんが、そういった話は聞いたことがありません。もし太陽光発電の導入を検討しているのであれば、計画は前倒しで進めていくのがよいでしょう。
他にも、一部では人材不足や資材不足による工期遅れもでてきています。住宅用や、10~50kW程度の低圧案件ではそういったことも少ないのですが、人手不足による工事の遅れなどは実際に起こっています。
あくまで最悪の場合ですが、工期の遅れは認定取り消しの可能性もあります。年度末に近づくと駆け込み需要が必ず起こります。ギリギリの時期になってくると価格交渉も難しくなってきます。スムーズに計画を進めるためには、余裕のある今の時期から動きだすとよいでしょう。
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監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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