太陽光発電の設置でどれだけ電気代が安くなるかを大公開!
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太陽光発電や蓄電池の設置が電気代の削減につながるというのは周知の事実だとは思いますが、いったいどれくらいの金額が浮くのかを具体的な数字で見てみないと実際は想像がしにくいかと思います。
そういった経緯もあり【株式会社NEXER】とエコ発が共同で、太陽光発電を設置している家庭に向けた電気代に関するアンケートを行いました。
今回はその結果を大公開したいと思います。
太陽光発電と電気代に関するアンケートの調査概要
まずはどういった内容でアンケートを行ったのか説明します。
- 調査機関:株式会社NEXER
- 集計対象:自宅に太陽光発電を設置していると回答した男女
- 回答数:106
- 調査方法:インターネット調査
2024年8月4日~8日までの計5日間と短い期間で取り組んだのでサンプル数はそう多くはないことはご容赦ください。
続いてこの106人の方にご協力頂いた質問内容を紹介します。
- 太陽光発電導入にかかった費用はいくらくらいでしたか?
- 太陽光発電を導入してから、月の電気代に変化はありましたか?
- 太陽光発電導入”前”の電気代は月平均いくらくらいでしたか?
- 太陽光発電導入”後”の電気代は月平均いくらくらいですか?
- 太陽光発電を導入してから、月の電気代が0円だったことはありますか?
- 太陽光発電の設置に伴い補助金を利用しましたか?
- その理由を教えてください。
すべての質問内容の結果を詳しく知りたい方は株式会社NEXERのHPに記載されている内容をご確認ください。
以下のリンクから該当ページに飛ぶことが出来ます。
エコ発では冒頭部分で述べたように、電気代が太陽光発電の設置でどれだけ安くなったのかに関連する質問内容をかいつまんで紹介します。
太陽光発電導入”前”の電気代について
質問内容は前後しますが、最初に太陽光発電を設置する前の電気代の具体的な平均金額から見ていきましょう。

1年間の平均金額で5,000~15,000円以内で電気代が収まっているご家庭がおよそ6割強を占めています。
2万円以内で見るとおよそ9割の家庭がその範囲に収束し、それ以上となると自宅内で生活する以外での電気の使用用途などがあるのでしょう。
近年の電気料金は値上げに次ぐ値上げで高くなっているとしても、平均で2万円を超えるというのは仕事や趣味等で電気を使う機会が増えているのかもしれません。
逆に5,000円未満という方も回答の6%程度はありましたが、エコ発でも1人もしくは2人暮らしの一戸建てのご家庭の見積もり依頼は多数あるので、生活人数が少ない住宅は電気代も少なくなる傾向にあります。
太陽光発電を導入して電気代に変化があったかどうか
次にこの質問について見ていきます。

太陽光発電のおかげで電気代が安くなったと答えた方が8割以上となりましたが、変わっていないと回答した方が17%もいます。
さらに言うと、むしろ高くなったと答えた方も1人いました。
太陽光発電が稼働している時間帯に使用する電気は発電量の中で収めるのであれば買電する必要がないため、通常通りの生活を行っていれば高くなる可能性は無いに等しいと言えます。
高くなった理由については後述しますが、端的に言えば自身の生活スタイルが夜間に電気を使用する機会が多い場合は太陽光発電を導入してもその時間帯は発電が行われないので恩恵を受けづらいです。
また、電気代が変わらないという結果が17%になったのも直近の電気代や昨年の電気代の印象から回答している方も多いからでしょう。
昨年は規制料金の撤廃や基本料金の値上げが行われ、2022年~2023年の2年間で1年間の平均価格がおよそ2,000円ほど上がっています。
上がった分の負担が太陽光発電の導入で賄えているからこそ”変わっていない”のです。
なので実際は変わっていないと回答した方も世論的には安くなっています。
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太陽光発電導入”後”の電気代について
最後に太陽光発電導入後の電気代がどれくらいになったのかを見ていきます。

導入前も導入後も5,000~15,000円ほどと回答した方が6割強と大きく差はないように感じますが、5,000円未満がおよそ12%ほど増えています。
15,000円未満と答えた全体の数字は7割から8.5割と大幅に増え、2万円未満に収まっているご家庭がアンケートにご協力頂いた106回答の9割5分を占めるほどになりました。
数字にも出ていますが、劇的に変化があるというわけではないというのが結果には現れています。
蓄電池を設置しているかどうかは含んでいない
ひとつ大事なポイントとして抑えておきたいのが、この集計対象には”蓄電池を設置しているかどうか”は含まれていません。
エコ発でも散々お伝えしてきましたが、電気代の単価自体が大きく値上がりし、夜間に単価が安くなるプランの新規受付が停止しているでは、太陽光発電と蓄電池をセットで導入すべきです。
蓄電池を設置していれば昼間に発電した電力の余剰分を溜めて、それを発電が出来ない夜間に使用することが出来ます。
一般的な4人家族の構成で、父親や母親もしくはその双方が昼間は外に仕事に行き、子どもたちは学校に行っているとなると、電気を使用する機会が増えるのは夜間です。
太陽光発電設備を導入していれば確かに昼間の買電量は減らすことが出来ますが、蓄電池がない場合は結局夜間に電気を買う必要が出てくるので、”溜めて使う”ことで初めて自家消費として完結すると言えます。
まとめ
今回は太陽光発電を導入したご家庭に向けたアンケート結果の内容について紹介してきました。
この集計結果にはもちろん蓄電池を導入しているご家庭も中にはいらっしゃるでしょう。
実際に回答にも月の電気代が0円になった時もあったと答えた方も複数ありました。
太陽光発電だけでなく、蓄電池も単体で設置することで受ける恩恵がある時代は終わったと言えます。
そうはいっても、太陽光発電を導入することで電気代が安くなるのは間違いないですし、現在は国や地方自治体からの補助金も手厚いので、悩んでいる方はぜひ早めの検討をおすすめいたします。
監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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