太陽光発電をつけたいけど迷ってる方のために
公開日:2013/04/02 | 最終更新日:2024/09/17

太陽光発電を設置するためには、何をすればよいのでしょうか。
- 予算は?
- 情報収集はどうすればいい?
- 設置にかかる時間や用意するものは?
よく分からないことが多くて、設置への一歩がなかなか踏み出せない方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは太陽光発電システムの設置にあたって、検討の段階から設置まで順を追って、必要な予算や、何をどのように決めればいいのかをお伝えします。太陽光発電システムの設置は大きな買い物です。設置までの流れをおさえ、ぜひ楽しい発電ライフを送ってください。
太陽光発電をつけるメリット
太陽光発電システムを設置する動機は人それぞれですよね。まず初めに「太陽光発電をつけるメリット」についておさらいしておきましょう。
- エコへの意識が高まる!
- 温暖化対策に貢献!
- 災害で停電になった時にも太陽光発電の電気が使える
- 光熱費が下がる
- 電力を売ることができる!
- 蓄電池をつけると補助金がアップ!
- 優遇税制を受けることができる
こういったメリットだけではなく、デメリットに関してもまとめた記事がありますので、詳しく知りたい方は以下からご確認ください。
今までとは違う太陽光発電のメリット新常識!
太陽光発電のデメリットは4つ!デメリットの回避対策も紹介!
さて、設置をいざするとなるとメーカーや施工業者の選択など色々と気になることはたくさんありますが、最初に気になるのは「予算」の部分かと思います。次は予算の検討について見ていきましょう。
予算の検討
『やっぱり予算的に厳しいかな・・・』という方のために、予算の壁を乗り越えて太陽光発電システムを導入する方法を紹介します。
上手に資金を調達する
太陽光発電の場合、住宅と比べて借入額もそれほど高額にはならず、売電での収益が見込めるため、一般的な住宅ローンよりも審査基準が低く、利率も低い傾向にあります。売電を返済に充てることもできるので、それほど大きな負担なく利用することができます。施工会社の提携しているローンもありますし、大手銀行でもソーラーローンが用意されています。→ソーラーローンのページへ
また、現在では各地方自治体において太陽光発電の設置に利用できる補助金が公募されています。
2024年度の補助金については以下のページから全ての市区町村の情報を確認できます。
全国の太陽光発電・蓄電池・HEMS・エコキュート・V2H補助金一覧選択肢を広げる
資金的な部分だけでなく、太陽光発電システムに対する選択肢を見直してみるのもよいでしょう。ただ単に予算を削るだけでは、設置後に後悔してしまうことも考えられます。そこで、希望を削るというよりは広げるという考え方に変えてみると気持ちがラクになります。
- 予算重視の方
シミュレーションで予測される発電量が許容範囲であれば、海外製の安いパネルの導入も検討してみてもよいでしょう。 - 発電量重視の方
太陽光パネルによっては、屋根の形状に合わせたものや、小さい面積でも発電量が多い発電効率の高いものもあります。色んなパターンを考えてみましょう。 - 出力重視の方
パワコン、架台、接続箱など、システム全体の設備も強化検討しましょう。
ある程度検討が進んでくると、メーカーの好み、デザインなど、それぞれ重視するポイントがあると思います。ただ、一つのことにこだわりすぎるとシステムを導入してから後悔してしまうこともあります。たとえば日陰が多い場所であれば、単結晶タイプから化合物タイプに変更するなど、条件によって柔軟に対応することで、発電量・売電額の増加が見込めます。
保証・補償も大切
販売数世界一位のサンテックパワーの子会社「無錫サンテック」が倒産したことから、メーカーの保証期間についてギモンを持たれた方も多いと聞きます。
メーカーによって異なりますが、モジュールの保証期間は10年~25年が一般的です。パワコンなどの保証期間・内容もメーカーや施工会社によって異なりますが、東芝やシャープなど期間を延長するメーカーも増えてきています。
モジュール保証期間
10~25年が一般的です。10年で公称最大出力の90%を切ったモジュールの修理・交換を行なうメーカーが多いです。ほとんどのメーカーで自然災害の故障にも対応しています。
パワコン接続箱などの周辺機器の保証期間
1~10年が一般的でしたが15年に延長するメーカーも増えてきています。期間延長は有償になることが多いです。架台、電力モニタ、ケーブルなど一式で保証してくれるメーカーがほとんどです。
施工会社による補償
『工事10年補償』や1年毎の定期点検など、各施工会社毎に特色を打ち出しています。太陽光発電システムとは10年、20年と長いつきあいになります。アフターフォローをしっかりと行なってくれる業者が安心です。
故障に対する保証をしてくれるのはもちろんですが、自然災害など、その他の補償内容はどういったものになるか確認しましょう。また、メーカーだけでなく、施工会社が独自に補償を行なうケースも多くなってきています。補償の内容は設置する前にしっかりと確認してからメーカー・施工会社を選ぶようにしましょう。
施工会社を探す
太陽光発電システムは屋根に設置するものなので、信頼できる施工業者に工事をしてもらいたいですよね。パネル選びで迷うことも多いと思いますが、基本的には施工会社が取り扱っているメーカーを設置します。どこのパネルを使いたいか決まっている方は、施工会社を選ぶ段階で、取扱っているメーカーを確認するようにしましょう。ここでは施工会社の選び方を解説していきます。
施工件数が多い
太陽光発電システムの工事はそれほど難しい類のものではないとはいえ、施工実績が多ければ、それだけ工事の経験が多く、柔軟な対応が期待できます。
施工IDが多い
メーカーのパネルを取り扱うには、研修に参加して「メーカー施工ID」を取得する必要があります。IDは各メーカー毎に必要なので、施工IDを多く持っていればそれだけ多くのメーカーを扱うことができます。
地域密着型
施工業者を選ぶ基準として地元の業者を選ぶ方が多いです。何かあった時にすぐに来てくれる安心感があるのではないでしょうか。また、地元の施工会社で設置すると補助金を多くもらえる自治体もあるのでチェックしておきましょう。
エコ発では地元の施工業者を検索することができます。補助金のチェックもできるのでぜひご利用くださいね。
太陽光発電設備の設置までの流れ
太陽光発電は販売会社や施工業者とのやり取りだけで完結するものではなく、様々な手順を踏む必要があります。
設置者が補助金を利用したい場合は各自治体に自ら申請をする必要があり、新たな電力契約も必要となるので、電力会社にも連絡を取って接続契約を結ばなければなりません。
太陽光発電協会が自己所有の場合の太陽光発電システムの導入計画から運転を開始するまでの大まかな流れや作業について、わかりやすく画像にまとめてくれています。
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(出典:太陽光発電協会「設置までの流れ①自己所有の場合」)
それぞれ用意しなければならないものに関しては、契約を結ぶ電力会社によって微妙に異なっており、当然ではありますが地方自治体ごとでも大きな違いがあります。
施工業者や販売会社からの説明があるかとは思いますが、各自で問い合わせて再確認すると不備もなくスムーズに太陽光発電の設置を行えるでしょう。
まとめ
太陽光発電システムは分からないことばかりで、不安になることも多いです。当サイトでは太陽光発電の設置でお悩みの方のためにお問い合わせ窓口も用意しております。太陽光発電に関するギモンや施工会社選びなど、どんな内容でもかまいませんのでお気軽にお問い合わせくださいませ。
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