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今までとは違う太陽光発電のメリット新常識!

公開日:2022/03/16 | 最終更新日:2022/03/16

太陽光発電のメリット

今回は、太陽光発電システムを設置するメリットを解説していきますが、2020年以降の最新の事情に合わせたメリットを解説していきます。

以前までの太陽光発電システムは「たくさん設置!10年で元が取れる!」ということが常識でしたが、2020年代以降は事情が違います。

最新の世の中の状況も踏まえつつ、太陽光発電システムを設置する新しいメリットをみていきましょう。

それでは、今回の記事のポイントを冒頭にお伝えします。


  • 太陽光発電システムは、節約・災害対策・夏の日射対策といった基本的な内容以外の、電気の新しい活用方法が大事
  • 「売電単価」が下落してきている反面、買電単価が上昇しており「自家消費」をするためのシステムとして、太陽光発電システムは以前にも増して必要性を増している
  • 「元が取れないから設置はオススメしない」という話には、自家消費のこと・今後の電力事情のことまで理解している人が言っているかどうか?を確認
  • エネルギーの自給自足ができる唯一のシステムである、太陽光発電システムの活用方法は今後広がる可能性が高い

太陽光発電システムの基本的な使い方

それでは早速、太陽光発電システムのメリットについてお話をしたいところですが、太陽光発電システムの基本的な使い方をカンタンに紹介します。

基本的な内容をご存じの方は2の章、もしくは太陽光発電システムについて基本的な内容は知っているという方は3の章へジャンプしてください。

売電と自家消費の仕組み

(出典:カナディアンソーラージャパン「太陽光だから出来る4つの貢献」)

まず太陽光発電システムを屋根の上に設置すると、晴天時に発電を行います。

その発電された電気は、まず宅内の照明や家電機器などの電気として利用されます。

次に、それでも発電した電気が余った場合は、系統(電力会社と繋がっている電線)を通じて電力会社へ売られます。

そのため、太陽光発電システムが設置された家は、電力会社から毎月2枚の明細書が届きます。

1枚目は通常通りの「電力会社から買った電気の明細(使用量のお知らせ)」です。

太陽光発電を設置していても、夜や雨天時は電力会社から電気を買って生活をします。

(出典:パナソニック株式会社「太陽光発電システム・カタログ」)

そしてココでのポイントは「太陽光発電で創った電気を利用している時間帯は、電力会社から電気を買っていない」ことです。

使用量のお知らせで仮に、1万円の請求があったとすると、太陽光発電が設置されている場合、本来は1.3万円~1.5万円ぐらいの電力の使用があったところ、太陽光発電で創った電気の自家消費によって、電力会社から買う量を減らせているわけです。

この数値は見た目では分かりにくいのですが、太陽光発電を語る上では重要なポイントです。

そして2枚目は「売電した明細(購入電力量のお知らせ)」です。

この2つの金額が差し引きされ、売電金額の方が多い場合は電力会社から振込みがあります。

太陽光発電システムがあると、このような電気のやりとりを行っています。

太陽光発電のメリット(基礎編)

太陽光発電システムのメリットを基礎編・応用編に分けて解説していきます。

メリット1.日中の高い単価の電気を買わなくて済む(晴天時)

(出典:ANNnewsCH 「ロシアなど産油ペース維持・・・原油価格が10年ぶり高値(2022年3月3日)」)

1の章で概要は解説しましたが、2020年以降は電力会社からの電力単価が急激に上昇しています。

原因は様々ですが、世界的なエネルギー単価の上昇(原油・ガス)・世界的なインフラの影響が多いです。

電気代は基本料金や使用量に応じた使用料金に加えて、燃料調整費や再生可能エネルギー賦課金も加算されて構成されています。

特に昨今の世界的な事情もあり、今後の燃料調整費はかつてない比率で上昇することが見込まれ、今後電気代に直結してきます。

太陽光発電は、このような高くなってくる電気を、電力会社から買う量を減らして自給率を上げることで節約に繋がります。

ココでも新常識は「売電で儲ける」ではなく「高い電気を買わない」というポイントです。

メリット2.発電された電力で余った分は売れる

一時期から比べると売電単価は下がりました。

2-1でも売電を増やすより、自家消費をしていきましょうという解説をしましたが、それでも売れることはメリットに変わりありません。

(出典:パナソニック株式会社「光熱費シミュレーションエネピタ」)

上記のように2022年度の売電単価でも、年間で約6.6万円の売電収入が見込めます。
(東京島・5kW・南面・オール電化想定・売電単価は2022年 17円と仮定し算出)

割安とは言え、このように晴れているだけで電気を生み出して、まさに稼いでくれる住宅設備機器は他にはありません。

メリット3.災害対策として有効

(出典:一般社団法人 太陽光発電協会「停電時でも電気が使えます」)

太陽光発電は普段使いの節約アイテムとしても有効ですが、停電時における災害用のグッズとしても有意義です。

一般的な太陽光発電(余剰売電)は、大地震や台風などで停電になった際も、「自立運転」といって、晴天で発電できる状態であれば電気を取り出すことができます。

パワーコンディショナー1台につき、100V・最大1500Wまでの電気が利用できます。

使い方は、メーカーや品番により大きく分けて2種類あり、パワコン本体に直接コンセントを差す使い方と、あらかじめ決まったコンセントから使う使い方です。

1500Wというと、液晶テレビ・冷蔵庫・スマートフォンの充電・ノートパソコンの充電ぐらいが十分できる容量です。

安定して晴れている天気であれば、容量の大きい炊飯器やポットなどを使うこともできますので、災害対策として非常に安心感の高い設備と言えます。

昨今は、災害対策としてポータブル蓄電池も人気ですが、1kWhという容量でも約10万円程度と高額です。

1kWhは、1000Wの電気が約1時間、500Wであれば約2時間しか持たない簡易的なシステムになっており、太陽光の安定的に高い発電量から比べると少し心細いとも言えます。

太陽光発電とポータブル蓄電池を組み合わせると、夜間も安心感があるためセットで考えると良いでしょう。

メリット4.太陽光モジュールが屋根材の代わりになる

(出典:株式会社アスクラスト「カナメ、屋根一体型太陽電池をリニューアル」)

一般的に戸建ての外壁・屋根は10年程度で塗り替えが必要です。

屋根であれば塗り替え、場合によっては葺き替えといって屋根材を交換する、もしくは上から重ね貼りすることで防水を保ちます。

このように塗り替えをしなくてはいけない原因は、紫外線や雨による劣化です。

ここに太陽光発電があると、屋根材は紫外線・雨が直接当たらなくなり保護されることになりますので、太陽光の裏側は塗り替えしなくても問題ありません。

太陽光モジュールの表面はガラスであり、無機質な素材であることから半永久的な耐久性があり、メンテナンスは基本的に不要です。

屋根材一体型で屋根全面が太陽光モジュールになっている屋根であれば、塗り替えの必要がないため塗り替えメンテナンスが不要になり、メンテナンスはコストも大幅に削減できます。

ただ寄棟のような屋根で、太陽光モジュールが載っていない部分の屋根は塗り替えが通常通り必要になりますので、塗り替えがすべて要らなくなる訳ではありませんので、一般的には塗り替えの面積が少し減る、というぐらいのメリットでお考えいただけると良いでしょう。

また、特に夏場は屋根への直射日光が遮る役割もするため、夏場の特に2階の暑さを多少軽減するメリットもあります。

メリット5.これだけ長期間保証がある住宅設備はない

(出典:株式会社エクソル「製品・出力保証」)

購入するメーカーや販売店によっても異なる場合がありますが、聞きなじみのある日本のメーカーの太陽光発電システムであれば、最低でも10年保証となっています。

太陽光発電システムの保証には2つの種類があり、「出力保証」と「機器瑕疵保証」です。

「出力保証」は太陽光モジュールの劣化率を保証する内容で、設置して10年で82%、20年で70%といった形で下限値を設けています。

今まで1,000件を超えるような多くの案件を扱ってきましたが、この保証で取替をした案件はほとんどありません(出力が単純に下がるリスクはゼロに近い)。

一方でしっかり内容を確認しておきたい「機器瑕疵保証」は、モジュール・パワコン・周辺部材の機器の単純故障を保証するものです。

基盤の交換などが故障で見受けられる内容ではありますが、これも10年保証しているメーカーがほとんどで、長期間安心して使うことができます。

一般的な住宅設備機器の保証は1年か、長くても2年です。

これ以上の保証期間を希望される場合は、メーカー指定の有料プランに加入する等の対応が必要で、無料で10年保証される住宅設備機器はかなり少ないです。(他には、一部メーカーの最高級キッチンなどに付帯されている)

もちろん、外的な衝撃・天災などは対象外ですが、そういった部分も火災保険でカバーできる場合がありますので、保証に関しても安心して使ってもらえる機器です。

太陽光発電システムのメリット(応用編)

それでは、太陽光発電システムの応用編として、2020年代以降に注目される新しいメリット4つを紹介します。

メリット1.電気を創り出して蓄電池へ充電できる

(出典:京セラ株式会社「大容量タイプ」)

太陽光発電システムは、晴天で日光が当たっていれば発電を行います。

太陽光発電システム自体はもちろんコストをかけて設置を行いますが、発電自体はタダで行います。

2020年以降に新規設置された方、もしくはFIT制度で10年経過した方は、たくさん発電して売電をしても20円未満の安い単価になってしまいます。

また、晴れている日中に全て自家消費しても、夜間は電力会社から電気を買わないといけません。

そこで活躍する蓄電池が、急激に需要を伸ばしてきています。

蓄電池単品では、割安な深夜電力を充電する使い方になりますが、これでは経済効果が薄いです。

太陽光発電システムと組み合わせることで、経済効果の相乗効果も見込めますので、蓄電池も考えている方は太陽光発電をぜひ組み合わせましょう。

なお、細かい経済効果については「蓄電池で「元が取れない」はウソ?経済効果を徹底検証!」 を併せてご覧ください。

メリット2.電気を創り出してEV(電気自動車)へ充電できる

(出典:日産自動車株式会社「電気自動車(EV)総合情報サイト」)

つづいてのメリットは、電気自動車との組み合わせです。

太陽光発電で創った電気の自家消費に、蓄電容量が非常に多い「電気自動車へ充電する」ことで、太陽光発電で創った電気が「ガソリン代の代わり」になります。

太陽光発電で創った電気でどれくらいの走行エネルギーになるの?という疑問に、結論から申し上げると、1日の発電量で約80km分の電気が充電できます。

    ※試算条件
  • 日産リーフ62kWhタイプ:平均電費150wh/km
  • 太陽光発電の搭載容量:5kW(南面・東京)
  • 1日の想定発電量:4kW×3時間+3kW×4時間+1kW×1時間=25kWh
  • 25kWhの想定分配割合:30% 自家消費 / 50% EV充電 / 20% 蓄電池充電
  • EV走行距離算出根拠:25kWh × 50%=12.5kWh ÷ 150wh =約83km

80km走行できるとなると、ガソリン代に換算すれば毎日約1,200円程度のガソリン代に変換できている計算になります。(燃費10km/Lの車・150円/L 換算)

ガソリン代も急激に値上がりしている今、電気自動車との連携も太陽光発電の賢い使い方です。

詳しくは以下の記事を併せてご覧ください。

他人に教えたくないオトク感!太陽光発電×蓄電池×EVの相乗効果

メリット3.電気を創り出してエコキュートでお湯を創れる

(出典:パナソニック株式会社「エコキュート:エネルギー活用」)

蓄電池もEVもイニシャルコストが高い!という方にオススメの、エコキュートと太陽光発電の組み合わせによる使い方です。

一般的にエコキュートは深夜に運転することが当たり前になっていますが、そもそも深夜に運転する理由は「深夜電力が安かったから」です。

「安かった」と表現しましたが、オール電化が普及し始めた2000年代~は、今と比べて深夜電力の単価も1桁台の単価が主流でした。

しかし昨今は深夜電力も値上がりしてきており、単価が20円を超えてくる契約も多くなっています

一方で新規の売電単価や、FIT終了した契約であれば20円以下のため、エコキュートを沸かすエネルギーとして太陽光発電を活用することができます。

昨今、各メーカーから新商品として発売されているエコキュートは、これらの昼間の余剰電力を活用することを想定した機能が入っていますので、太陽光発電があることで深夜電力すら買わない節約が可能になります。

詳しくは以下の記事を併せてご覧ください。

知らないと損をする!?エコキュートや太陽光発電などのオール電化機器の新常識!

メリット4.地域に電気を売ることができる!?

(出典:日本電気株式会社「IoTで拓く電力ビジネス-仮想発電所(VPP)ビジネス」)

注目が集まっている新しい社会の仕組みが「DER(分散型エネルギー源)」または「VPP(バーチャル・パワー・プラント)」です。

カンタンに説明すると、電力会社の発電所だけでなく、太陽光発電・蓄電池などが設置されている各家庭などを発電所として包括的に電力運用する取り組みです。

これによって、発電所で創るエネルギーを抑えたり、発電コストの低減を図ったりすることができます。

太陽光発電システムが設置された家は、将来的に”発電所”として、地域に電気を販売したりすることもできるようになってきます。

こういった社会の仕組みが構築されていくと、太陽光発電システムが設置された家は選択肢が増えていきます。

まとめ

このように太陽光発電システムは「売電で儲かるシステム」から、「タダで電気を創ることができるシステム」という役割になっています。

売電単価が下がったから太陽光発電システムは不要、ということを巷では未だに聞きますが、このような基本的な使い方と、太陽光発電システム以外の状況を理解していればそういう話しにはなりません。

電気を買ってくると非常に高い時代に突入しており、エネルギー自給ができる唯一とも言えるシステムの太陽光発電システムは今後、必須の設備になっていく可能性が高いです。

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