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晴れていれば電気が使える!停電時の太陽光発電活用方法

公開日:2021/07/12 | 最終更新日:2021/08/30 | カテゴリ:太陽光発電の基礎知識

晴れていれば電気が使える!停電時の太陽光発電活用方法

停電した時に太陽光発電を利用した停電対策を知っておきましょう!停電時に晴れて太陽光が発電している状態なら、自立運転で1500Wまでの電気が使える。各メーカーのパワコンごとでの切り替え方法、注意点を解説。知っておくべき保存版記事です。

今回の記事では、停電時における太陽光発電の活用方法をお伝えしていきます。

この記事では、停電時の各メーカーの操作方法・どんな家電機器が使えるか?注意点がわかります。

実際に停電して使い方が分からなくなる前に!実際に停電になってしまった時に!

是非覚えておいていただきたい保存版の記事です。

停電した時にどうすればいい?

(出典:シャープ株式会社「自立運転モードで、いざというときにも電気を供給。」)

停電になった場合、日中で晴れていれば太陽光発電で作った電気を直接使うことができます。

なお普段、全量買取制度を利用している方も利用することができます。

電気を直接取り出すためにやることは「自立運転への切り替え」です。

それでは、自立運転とは何か?ということから紹介していきます。

停電で使い方を早速知りたい方は、「2.各メーカーの自立運転への切り替え方法」へ。

自立運転とは

太陽光発電を設置されている場合、普段は電力会社との売電のやりとりなどを行っています。

そのため太陽光発電システム自体は、電力会社とやりとりができる「連系運転」というのが通常の使い方です。

しかし、停電になるとその系統連系(=電力会社とのやりとり)が途切れます。

その場合「自立運転」という運転に切り替え、太陽光発電システムを系統連系から切り離して、作った電気を宅内で直接的に利用することができます。

普段の系統連系時は、電力会社からの電気で足らず分をバックアップしながら運用できるため、発電した電気は家の中で使っている家電全体に分配されます。

自立運転の時は普段通りではなく、限られた範囲でしか電気の使用はできません。

自立運転時はパワコン本体もしくは自立運転用コンセントから電気を取る

蓄電池やV2Hが設置されていない限りは、家の電気全体は使えません。

まず確認しておくことは「自立運転の際にどこから電気を取るのか?」ということです。

(出典:JPEA 太陽光発電協会「住宅用太陽光発電システム 停電時の自立運転について」)

メーカーや機種によって様々ですが、

  • パワコン本体に直接コンセントを差し込んで電気を取り出すタイプ(屋内パワコン)
  • 決まったコンセントに出力するタイプ(屋内・屋外パワコン)

この2種類です。

同じメーカーでも両方のタイプがあったりします。

太陽光発電の工事をした際に説明を受けたかも知れませんが、取扱説明書でも確認しておきましょう。

操作方法はメーカーによって若干異なりますので、メーカー別の切り替え方法をみていきましょう。

各メーカーの自立運転への切り替え方法

こちらで各メーカーの自立運転への切替方法をまとめています。

パワコンの品番、モニターの品番によって操作方法が異なってきますので、該当機種に合った操作方法で正しくご使用ください。

シャープの太陽光発電の場合、モニターの種類やパワコンの品番によって操作方法および手順が異なりますので、こちらのリンクからご確認ください。

三菱の太陽光発電の場合、パワコン本体の切替スイッチによって自立運転へ切替を行います。詳しくはこちらのリンクからご確認ください。

パナソニックはパワコンの種類によって、本体で切替するタイプ、リモコンで切替するタイプと様々です。

まずはご自身の設置されているパワコンの品番およびリモコンの形状・品番を確認しましょう。

また、蓄電池併設の場合はこちらから→ 蓄電システム:停電時の使用方法について

東芝の太陽光発電は、パワコン本体で自立運転への切替を行います。

詳しくはこちらのリンクからご確認ください。

ソーラーフロンティアの太陽光発電は、パワコン本体で自立運転への切替を行うタイプが多いです。

ただし、操作表示ユニット KP-SW1-SS 併設の場合はそちらから操作します。

詳しくはこちらのリンクからご確認ください。

京セラでは屋内・屋外パワコンでそれぞれ操作方法が異なります。

動画付きで解説されていますので、詳しくはこちらのリンクからご確認ください。

Qセルズの太陽光発電は、パワコン本体で自立運転への切替を行うタイプが多いです。

ただし、簡易リモコンが設置されている屋外パワコンの場合はそちらから操作します。

詳しくはこちらのリンクからご確認ください。

LIXILでは屋内・屋外パワコンでそれぞれ操作方法が異なります。

動画付きで解説されていますので、詳しくはこちらのリンクからご確認ください。

長州産業(CIC)の太陽光発電は、パワコン本体で自立運転への切替を行うタイプが多いです。詳しくはこちらのリンクからご確認ください。

エクソルの太陽光発電は、パワコン本体で自立運転への切替を行うタイプが多いです。詳しくはこちらのリンクからご確認ください。

カナディアンソーラーの太陽光発電は、パワコン本体もしくは一括制御リモコンがある場合はリモコンで、自立運転への切替を行います。詳しくはこちらのリンクからご確認ください。

ネクストエナジーの太陽光発電は、パワコン本体もしくは一括制御リモコンがある場合はリモコンで、自立運転への切替を行います。詳しくはこちらのリンクからご確認ください。

カネカの太陽光発電は、屋内パワコン本体で自立運転への切替を行うタイプです。詳しくはこちらのリンクからご確認ください。

ネクストエナジーの太陽光発電は、パワコン本体もしくは一括制御リモコンがある場合はリモコンで、自立運転への切替を行います。詳しくはこちらのリンクからご確認ください。

各メーカーへパワコン供給を行っているオムロンですが、オムロン社製の場合はこちらのリンクからご確認ください。

自立運転で使える家電機器・使えない家電機器

自立運転は、法律で100V・1500Wまでと決まっており、使える家電には制限があります。

そのため、大容量のエアコンやIH等の200V機器は使用することができません。

また、使い方として大きく分けて2つ。

屋内パワコンの多くは、パワコン本体にコンセントを差し込む使い方が主流です。

屋外パワコンは、予め決まった1つのコンセントからのみ電気を取り出せます。

屋内パワコンでもコンセントへ工事で配線するタイプもありますので、工事をした引き渡し時の説明を思い出して頂くか、取扱説明書を確認しましょう。

このように、いずれにしても使える電気としては「コンセント1個分」です。

そのため、延長コードなどで接続する家電製品を増やすことも限界があります。

それでは、同時に使える家電機器の例と出力をみていきましょう。

こちらの家電機器の消費電力を、合計で1500Wを超えない範囲であれば同時使用が可能です。

■自立運転で主に使用できる家電機器・消費電力一覧

   
家電機器 消費電力
ノートPC 約50~100W
液晶テレビ 約200~500W
冷蔵庫 約150~300W
扇風機 約30~50W
LED照明(スタンド型) 約6~10W
スマートフォン充電 約5~10W
電気毛布 約50~60W
デスクトップPC(出力変化に注意) 約150~300W

■天候等の出力低下で使えなくなる可能性がある、消費電力が大きい家電機器

   
家電機器 消費電力
電気ヒーター 約800~1200W
炊飯器 約800~1200W(炊飯中)
電気ポット 約800~1000W
ドライヤー 約800~1200W
ハロゲンヒーター 約450~1000W
こたつ 約600W

このように電気を熱に変換する家電機器は、消費電力が大きいため他の機器との併用、天候による出力の変化に注意しながら使用ください。

■自立運転で使えない家電機器

  • 200V機器全般(IH・200Vエアコン等)
  • 医療機器

自立運転での注意点

ここからは、自立運転を使う上での注意点です。

  • 停電が解消されたら連系運転に戻す

停電が解消された場合、自立運転から通常の連系運転に戻さないと、売電等ができません。

自動で行ってくれる機種もありますが、パワコン本体で手動切替を行っている機種など、切り替わらない機種も多いです。

連系運転への切り替え方法は、上記のメーカー別操作方法からご確認ください。

  • 1500W以上使えない

使える家電例でもお伝えしましたが、合計で1500W以上は使えません。

  • 連続で使う必要性が高い機器は天候に注意

太陽光発電は日光が当たっている量に応じて発電しますので、天候で出力が変化します。

そのため、急な出力低下での停電状態に弱い炊飯器やデスクトップパソコンは、使用する際には注意が必要です。

蓄電池との連携でさらに便利

蓄電池があれば、使える電気の範囲でストレスが少なく停電に備えることができます。

使える電気は、「容量」と「出力(使える範囲・機器)」で決まります。

■蓄電池で使える容量の目安

(出典:パナソニック株式会社「住宅用太陽光発電システム/リチウムイオン蓄電システム」)

容量が多ければ多いほど、家電機器が長く使えます。

停電時に使いたい家電機器を思い浮かべながら、蓄電池の容量を選ぶ参考にしてもらっても良いでしょう。

ただし太陽光発電と連携している場合、晴れていれば蓄電池へ充電できるので、やみくもに容量の大きい蓄電池を停電のために用意する必要性は低いのです。

(出典:パナソニック株式会社「住宅用太陽光発電システム/リチウムイオン蓄電システム」)

太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、日中の太陽光で作った電気を冷蔵庫などで使いながら、蓄電池にも充電することができます。

天候に左右されるとは言え、停電が長引いた時も夜間に電気が使える安心を長続きさせることができます。

太陽光発電と連携している場合、一般家庭でのおすすめの容量は約5~10kWhです。

■蓄電池によって使える家電機器の範囲が違う
停電時に使える電気の範囲は、「特定負荷タイプ」と「全負荷タイプ」で異なります。

(出典:シャープ株式会社「住宅用エネルギーソリューションシステム」)

特定負荷タイプは、特定の回路をバックアップする蓄電池です。

導入されるご家庭の多くが、LDKをメインにバックアップする形で工事されます。

LDKの電気がバックアップされれば、冷蔵庫や照明などが使えて家族が集まれば最低限の生活を送ることができます。

多くのタイプが100V出力の為、IHや大容量の200Vエアコンを使用したい場合は、トランスユニット等の工事が必要な場合もあります。

(出典:シャープ株式会社「住宅用エネルギーソリューションシステム」)

全負荷タイプは分電盤すべて、すなわち家中の電気をバックアップする蓄電池です。

使用範囲が限定されていない分、ストレスが少なく安心な蓄電池です。

ただし、全ての部屋で日常通り電気が使えるため、使い過ぎてしまう面もあります。

また蓄電池からの最大出力は決まっているため、最大出力を超える範囲で同時に家電を使ってしまうと、蓄電池のシステムダウンが発生します。

消費電力が大きい機種を使う場合は、一言かけてから使うと良いでしょう。

特に200V対応機種、熱を生み出す家電機器は消費電力が大きいので注意が必要です。

また、停電時は自動で蓄電池の出力に切り替わる機種が多いものの、停電から数秒間の切替時間を経て、蓄電池の電気に切り替わります。

そのため、デスクトップパソコンや医療機器は一旦電源が落ちるので注意が必要です。

特に医療機器はUPS対策(無停電電源)がされている専用の蓄電池が必要になってきます。

まとめ

それでは今回の記事のまとめです。

  • 停電時には「自立運転」への切替をすると、太陽光で発電した電気を直接使える
  • 使える電気は、パワコンに直接コンセントを差し込むか、予め決まったコンセントで電気が使える
    1. 自立運転で使える電気は、100Vで最大1500Wまで
    2. 停電が普及したら、「連系運転」へ戻しましょう
    3. 蓄電池があれば、なお安心感が高く停電に備えられる
  • 導入するのであれば、連携できる機器が多いメーカーを選ぶと良い

以上で如何でしたでしょうか。

普段は節約・地球環境に優しいといった役割を果たしてくれる太陽光発電ですが、停電時においても緊急的に電気を使うことができるツールです。

また昨今の異常気象もあり、蓄電池の人気も高くなっています。

補助金なども充実してきているので、停電のことを考えるのであれば、太陽光と蓄電池のセットも同時に検討してみましょう。

監修

監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー

曽山

『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。

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