【2025年最新】石川県の太陽光・蓄電池の補助金一覧!金額と条件まとめ
公開日:2025/12/05 | | カテゴリ:見積もり・価格比較・購入に役立つコンテンツ
2025年度(令和7年度)石川県では住宅用太陽光発電に対して、全国的に見ても高額な補助金制度が実施されています。
具体的には、太陽光発電1kWあたり7万円の補助金が交付されます。さらに、お住まいの市町村によっては独自の補助金を「上乗せ(併用)」できるため、導入費用を大きく抑えることが可能です。
まずは、県の補助金制度の概要をご確認ください。
| 対象商材 | 補助金額 | 上限額 |
|---|---|---|
| 太陽光 | 7万円/kW | 35万円(5kW) |
例えば、一般的な「太陽光パネル5kW」を導入する場合、県からの補助金だけで35万円が受け取れる計算になります。
ただし、この県の補助金は「FIT(固定価格買取制度)の認定を取得しない」ことなどが主な条件となっており、通常の売電目的の導入とは異なる場合があります。そのため、「どのようなプランで導入するか」によって使える補助金が異なります。
この記事では、石川県全域で利用できる県の補助金と、市町村ごとの補助金を一覧で分かりやすく解説します。
目次
石川県の補助金を徹底解説
石川県が実施している補助金は、「令和7年度 住宅向け太陽光発電設備普及促進事業費補助金」です。
補助金制度の概要
この制度は、太陽光発電の自家消費を促進し、家庭からのCO2排出量を削減することを目的としています。
| 対象商材 | 補助金額 | 上限額 |
|---|---|---|
| 太陽光 | 7万円/kW | 28万円 |
| 蓄電池 | ― | ― |
(出典:令和7年度 住宅向け太陽光発電設備普及促進事業費補助金)
申請期間
令和7年5月1日から令和7年12月26日まで
この申請期間は、「交付決定」を受けるための期間であり、この期間内に申請手続きを完了させる必要があります。
【重要】
補助金は先着順であり、予算に達し次第、期間内であっても受付が終了します。設置工事は期間内に完了させる必要があるため、余裕を持って工事を完了させる必要があります。期間の終了を待たずに、早めの行動が必須となります。
補助金額
太陽光7万円/kW(県補助金のみ)
補助金額は、太陽光発電システムに対して1kWあたり7万円(上限28万円)と設定されています。なお、石川県の県補助金では蓄電池単体への補助は行っていません。
【ポイント】
例えば、標準的な4kWの太陽光発電を導入した場合、7万円 × 4kW = 28万円の補助金が受けられる計算になります。この補助金は、導入費用の負担を大きく軽減します。市町村の補助金と併用できる場合もあるため、さらに負担を減らせる可能性があります。
必須要件・条件
北陸電力の特定プラン加入と自家消費が必須
この補助金制度の最も重要な要件は、以下の4点です。
- 北陸電力の「かんたん固定単価プラン」への加入:北陸電力の指定プランに加入することが条件です。
- 自家消費率30%以上:発電した電力について30%以上を自家消費することが条件です。
- FIT/FIP制度の認定を取得しないこと:固定価格買取制度(FIT)や市場連動型買取制度(FIP)の認定を取得しないことが条件です。
- 自己居住住宅への設置:自ら居住する住居に設置することが条件です(PPAまたはリース方式も可能)。
【解説】
この制度は、石川県内での再生可能エネルギーの普及と地産地消を推進することを目的としています。そのため、「北陸電力の特定プランへの加入」と「自家消費の優先」が受給の条件となります。FIT/FIP制度を利用しない代わりに、県の補助金で初期費用を軽減できる仕組みです。
石川県 全自治体 太陽光発電・蓄電池補助金一覧
県補助金と併用できる可能性がある、各市町村の補助金情報を一覧にまとめました。申請期間や詳細な要件は、必ず各自治体の公式サイトでご確認ください。
| 自治体名 | 対象商材 | 補助金額(計算式) | 補助金額(上限) | 公式URL |
|---|---|---|---|---|
| 金沢市 | 太陽光 | 一律 | 5万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 一律 | 10万円 | ||
| 珠洲市 | 太陽光 | 7万円/kW | 30万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 加賀市 | 太陽光 | 3万円/kW | 50万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 一律 | 5万円 | ||
| かほく市 | 太陽光 | 4万円/kW | 16万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 補助対象費用の1/2 | 10万円 | ||
| 小松市 | 太陽光 | 一律 | 10万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 一律 | 5万円 | ||
| 羽咋市 | 太陽光 | 一律 | 10万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 白山市 | 太陽光 | 補助対象費用の1/2 | 10万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 補助対象費用の1/2 | 5万円 | ||
| 能美市 | 太陽光 | 市内業者:5万円、市外業者:2.5万円 | 5万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 市内業者:5万円、市外業者:2.5万円 | 5万円 | ||
| 内灘町 | 太陽光 | 一律 | 5万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 一律 | 10万円 | ||
| 津幡町 | 太陽光 | 7万円/kW | 35万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 補助対象費用の1/3 | 25万円 | ||
| 川北町 | 太陽光 | 5万円/kW | 20万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 一律 | 10万円 | ||
| 輪島市 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 七尾市 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 志賀町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 宝達志水町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 中能登町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 穴水町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 能登町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 野々市市 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし |
【具体例】石川県で太陽光発電の補助金を活用したシミュレーション
では、これらの補助金を組み合わせると、実際にどれくらいお得になるのでしょうか。具体的なケースで見てみましょう。
石川県金沢市の既存住宅に、太陽光発電(5kW)と蓄電池(1台)を同時に設置する場合
- 石川県の補助金(太陽光発電)
計算式: 7万円/kW × 5kW = 35万円 - 金沢市の補助金(太陽光発電)
計算式: 一律 = 5万円 - 金沢市の補助金(蓄電池)
計算式: 一律 = 10万円
35万円(県・太陽光)+ 5万円(市・太陽光)+ 10万円(市・蓄電池)= 50万円
※この金額は、あくまで理論上の最大値であり、各補助金の併用可否や詳細な要件については、申請前に必ず各窓口にご確認ください。
石川県金沢市の既存住宅に、太陽光パネル(5kW)を単体で設置する場合
- 石川県の補助金(太陽光発電)
計算式: 7万円/kW × 5kW = 35万円 - 金沢市の補助金(太陽光発電)
計算式: 一律 = 5万円
35万円(県・太陽光)+ 5万円(市・太陽光)= 40万円
※この金額は、あくまで理論上の最大値であり、各補助金の併用可否や詳細な要件については、申請前に必ず各窓口にご確認ください。
このように、合計で50万円もの補助金を受け取れる可能性があります。石川県の補助金が豊富なため、高額な補助金が期待できます。
補助金申請で失敗しないための重要ポイント
補助金制度を最大限に活用するために、以下の点にご注意ください。
- 「着工前申請」が原則
ほとんどの自治体で、工事の契約・着工前に補助金の交付申請(または事前申込)を行うことが必須条件となっています。契約後に申請しても対象外となるため、導入を決めたらまず補助金情報を確認しましょう。 - 予算には限りがある!早めの行動を
各機関の補助金は、各期の予算に達し次第締め切られます。人気の補助金は早期に受付終了となる可能性があるため、「いつかやろう」ではなく、「やろう」と決めたらすぐに行動を開始することが重要です。 - 複数の業者から見積もりを取る
補助金を利用するとはいえ、元の設置費用が高ければ意味がありません。必ず複数の専門業者から相見積もりを取り、価格とサービス内容を比較検討しましょう。
その際、補助金申請のサポート実績が豊富かどうかも、業者選びの重要な判断基準になります。面倒な申請手続きを代行してくれる業者を選ぶと、スムーズに進めることができます。
4. まとめ
今回は、石川県にお住まいのあなたが利用できる太陽光発電・蓄電池の補助金について詳しく解説しました。
- 石川県の補助金は、太陽光が7万円/kWで受け取れる(上限35万円)
- 県と市町村の補助金と併用して活用するのが基本
- 「FIT認定不可」や「自家消費」などのルールがあるため、専門家のサポートが大切
電気を自分で作れて、電気代も安くなる。そして災害のときも安心できる。太陽光と蓄電池は、これからの暮らしを助けてくれます。
まずは、あなたの家にどんなものが一番合っているか、そして使える補助金には何があるか、専門業者に相談してみませんか?無料で見積もりやシミュレーションを行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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