三菱電機の最新エコキュートの魅力とは?バブルの力で快適に!
公開日:2022/03/11 | 最終更新日:2022/12/27 | カテゴリ:エコキュート

三菱はエコキュート市場において、近年シェアNO.1になっており新築・リフォームともに人気が出てきています。
そんな三菱のエコキュートの注目すべき機能は、マイクロバブルで快適な入浴ができる「ホットあわー」、ご家族が続けて入浴されるときに便利な、深紫外線によって雑菌の増殖を抑えて残り湯をキレイに保つ機能などです。
特にマイクロバブルは、シャワーでも大人気のバブルの効果をしっかり紹介していきます。
それでは、三菱のエコキュートで抑えておくべきポイントをまず見ていきましょう。
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目次
三菱・エコキュートの最新の機能
それでは、まず三菱の最新型エコキュート(2021年~2022年型)の機能を紹介していきます。
ホットあわー
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(出典:三菱電機株式会社「エコキュート・ホットあわー」)
昨今、お風呂の入浴でも微細なバブル、マイクロバブルを使った快適入浴が人気になっています。
マイクロバブルとは、発生時の直径が10μm(マイクロメートル)~数十μm以下の気泡を指します。
なお、マイクロバブルのマイクロ(μ)は100万分の1を表し、1μmは1mの100万分の1になります。
この細かい泡であるマイクロバブルを放出することで、お湯がゆっくり拡散されて身体全体に行き渡ります。
身体がしっかりあたたまることで「湯冷めしにくく」、マイクロバブルの効果で「肌の水分量がアップ」する効果が期待できます。
特に肌の乾燥が気になる冬季は、42℃の通常入浴ではお風呂を出た後、一気に水分が蒸発してしまうと言われています。
39℃~40℃ぐらいの温度をキープする「ほんのりあたため運転」で保湿量を失わず、身体への負担を最小限でしっかり暖めることができる「ホットあわー」は、冷え性の方から幅広い年齢層の方にオススメのエコキュートです。
※搭載機種:Pシリーズ
キラリユキープ
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(出典:三菱電機株式会社「エコキュートカタログ・キラリユキープ」)
キラリユキープは、深紫外線を使って残り湯の雑菌の繁殖を抑える機能です。
時間が経った残り湯で入浴するとき、なんとなくイヤなニオイや濁りがある時はありませんか。
そんなイヤなニオイなどの原因となる雑菌の繁殖を抑えて、キレイなお湯をキープします。
雑菌の繁殖を抑えるために、エコキュート本体内に搭載されている深紫外線を使った「UV-LEDユニット」を通過させる循環運転を行います。
配管自体に深紫外線を照射することで、菌のDNAに深紫外線が作用し、増殖を抑えることができます。
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(出典:三菱電機株式会社「エコキュートカタログ・キラリユキープ」)
試験結果としても、キラリユキープの有無で明らかな差が出ていることがわかります。
残り湯を活用して入浴したり、翌日に残り湯で洗濯する方にオススメの機能です。
※搭載機種:Pシリーズ・Sシリーズ(コンパクト除く)
バブルおそうじ
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(出典:三菱電機株式会社「エコキュート・バブルおそうじ」)
バブルおそうじは、配管内の汚れを自動洗浄してくれる機能です。
配管内の掃除には、よく酸素系の漂白剤・洗剤が使われますが、三菱のバブルおそうじは洗剤などを使わずマイクロバブルで汚れを落とします。
エコキュートと浴槽をつないでいる、往復の2本の配管ともマイクロバブルを含んだ水で循環洗浄します。
お風呂の栓をぬいたことを感知すると、エコキュート→浴槽への配管内にマイクロバブルを含んだ水を流して掃除します。
浴槽のお湯がなくなったところで、浴槽→エコキュートへの配管にも、エコキュート側からマイクロバブルを含んだ水を逆流させて洗浄する構造になっています。
※搭載機種:Pシリーズ・Sシリーズ
外出先からお湯はり!スマホ連携
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(出典:三菱電機株式会社「エコキュート・スマホ連携」)
三菱のエコキュートは、無料のスマートフォンアプリ「MyMU」と組み合わせることで、アプリからもエコキュートの操作が可能です。
お使いのiPhone端末やAndroid端末に対応しており、利用料金は無料で気軽に利用しやすい機能になっています。
ただし、専用の別売無線LANアダプター「GT-RA2」(定価20,000円)と、無線LANルーターでインターネットに接続されている環境が必須です。このスマホ連携の中で操作・確認できる内容は下記の通りです。
- 遠隔操作:ふろ自動・タンク沸き増し・休止設定 など
- 見える化:給湯設定温度・ふろ設定温度・使用湯量 など
このような操作が、具体的にどんなシーンでメリットがでるのか?を少しみていきましょう。
■アプリ操作による実生活上のメリット
1つ目の遠隔操作は、帰宅してすぐにお風呂に入りたい!という方にオススメの機能です。
帰宅時間がバラバラな方は、「ふろ予約をしていても、なかなかその時間に合わせて帰宅するのも…」と思われますよね。
そんな時に便利な機能が、スマートフォンからの遠隔操作です。
帰宅する少し前に、お湯はりのボタンを遠隔で操作すれば、帰宅後すぐに沸いたばかりのお風呂に入ることができ、省エネにもなります。
ただ当然ですが、浴槽を前日や朝のうちに使ったお湯を流しておく・風呂栓をしておくこと、は必須になります。
また、エコキュートは1日に1回、お湯を作る運転をしますが、長期旅行などで使わない時は電気代が余計にかかるため、沸き増しを停止することができます。
そして長期旅行から帰る前日に、沸き上げ再開することで帰ってお風呂がすぐに利用できます。
2つ目の「見える化」については、毎日使ったお湯の量を把握することができます。
お湯の量を把握することで、湯切れのリスクを減らす意識や感覚がつくことがメリットです。
普段なにげなく生活していると、家で使っているお湯の量は分かりませんよね。
エコキュートのデメリットの1つである「湯切れ」ですが、普段は節約モードで必要最低限しか沸かさないことが一般的です。
普段、使っているお湯の量を把握していることで、来客時などで普段より多くお湯を使ったときに、湯沸かしをするタイミングなども分かりやすくなります。
※搭載機種:全機種
「お天気リンクEZ」「お天気リンクAI」
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(出典:三菱電機株式会社「エコキュートカタログ・太陽光発電システムと連携」)
「お天気リンクEZ」「お天気リンクAI」は、翌日の天気が晴れ予報の場合、深夜電力でお湯を沸かす量を最小限にして、翌日の太陽光発電の余剰電力を活用する機能です。
「お天気リンクEZ」はスマートフォンのアプリ「MyMU」と連携する形で運用します。
「お天気リンクAI」は三菱HEMSと連携して運用し、三菱HEMSアプリから各種操作などを行います。
2つの大きな違いは、「お天気リンクAI」の方がより精密に予測することができる点です。
「お天気リンクAI」では、深夜電力・余剰電力いずれかで沸き上げる量を、過去の太陽光発電量実績・翌日の天気予報をもとに、より高い精度で余剰電力の活用を行います。
なお余剰電力を活用する割合については、お天気リンクAIの「最大」と「標準」から設定ができ、深夜電力での沸き上げ量を調整できます。
- 情報収集ユニット(HM-GW03):定価51,000円
- エネルギー計測ユニット(HM-EM03):定価56,000円
- アダプター(GT-HEM4):定価20,000円
※お天気リンクAIに必要な部材
なお、太陽光発電との組み合わせ、そしてガス給湯器との比較は、こちらの記事も合わせてご覧ください。「太陽光発電とエコキュートはセット必須の相性の良さ!ガスと比べてオトクなのはどっち?」
※搭載機種:全機種
気になるシャワー圧・お湯はり時間
エコキュートのデメリットの1つでもあるシャワー圧についてです。
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(出典:三菱電機株式会社「エコキュート・ハイパワー給湯」)
三菱のエコキュートでは、シャワー圧は以下のとおりです。
- ハイパワー給湯タイプ:290kPa
- 高圧力型:180kPa
※薄型モデル:ハイパワー給湯 / 280kPa・高圧力型:170kPa
シャワー圧が気になる方は、「ハイパワー給湯タイプ」を選ぶと、シャワーを浴びているときのストレスが少なくなるでしょう。
また、お湯はり(42℃・180L)の目安の参考時間は以下の通りです。
- 1階:約15分(ハイパワー給湯タイプ)
約16.6分(高圧力型)
なお、「お急ぎ湯はり」機能がある機種では、上記の通常の湯はり時間に比べて、約25%短縮できます。
こちらが、「お急ぎ湯はり」した場合の参考湯はり時間です(42℃・180L)
- 1階:約11分(ハイパワー給湯タイプ)
約12.4分(高圧力型)
三菱・エコキュートのおすすめラインナップ
三菱の最新エコキュートでオススメのラインナップを紹介します。
また、三菱は他メーカーに比べて550Lの大容量モデルのラインナップが多く、2世帯など多くのお湯を使用する家庭には、選択肢が広いことも特長です。
角型タイプ(370L・460L・550L)
角型とは一般的な四角柱型のエコキュートです。
エコキュートの機能が充実しているプレミアムモデルと、一般的な機能で十分という方に向けたスタンダード機種の2つを紹介します。
■プレミアムモデルのオススメ:Pシリーズ
スタンダード機種(Aシリーズ)との大きな違いは、下記の快適・清掃・省エネ機能の有無です。
- ホットあわー
- キラリユキープ・バブルおそうじ
- お急ぎ湯はり
- ホットりたーん
なお、「ホットりたーん」は残り湯の熱を回収して、翌日の沸き上げに必要なエネルギーを節約する機能です。
- 370Lモデル / SRT-P375B:定価 945,000円(税抜)
- 460Lモデル / SRT-P465B:定価 1,015,000円(税抜)
- 550Lモデル / SRT-P555B:定価 1,050,000円(税抜)
■スタンダードモデルのオススメ:Aシリーズ
三菱のエコキュートで、最も売れているスタンダードの「Aシリーズ」。
こちらのエコキュートは、一般的に使う給湯機能を揃えたスタンダードモデルです。
今回の記事で紹介した、お天気リンクやスマホ連携を兼ね備えています。
イニシャルコストを抑えたい方は、こちらのスタンダードモデルがオススメです。
- 370Lモデル / SRT-W375:定価 800,000円
- 460Lモデル / SRT-W465:定価 880,000円
なお、もう1段階安価な「エコオート」タイプが存在しますが、追い炊きができませんので、購入の際にはご注意ください。
ハイパワー給湯タイプ
シャワー圧が強いタイプがいい!という方にオススメの機種です。
■ハイパワー給湯タイプのオススメ:Sシリーズ
Sシリーズは、三菱のエコキュートの中では中級モデルの機種です。
シャワー水圧は290kPaになっており、シャワーを思いっきり浴びたい方で、コストも極力抑えたい方にオススメの機種です。
機能面では、「キラリユキープ」や「バブルおそうじ」といった清掃機能や、「お急ぎ湯はり」などの付加機能があります。
- 370Lモデル / SRT-S375U:定価 945,000円
- 460Lモデル / SRT-S465U:定価 1,025,000円
- 550Lモデル / SRT-S555U:定価 1,080,000円
薄型・省スペースタイプ
都心部で、設置場所が確保できない方にオススメの機種です。
■薄型タイプのオススメ:Aシリーズ
三菱の薄型タイプで、コスト重視の方にオススメの機種がオススメです。
- 370Lモデル / SRT-W375Z:定価 870,000円
- 460Lモデル / SRT-W435Z:定価 940,000円
■薄型・ハイパワー給湯タイプのオススメ:Sシリーズ
薄型タイプで、かつシャワー圧の強いパワフル高圧タイプがほしい方は、こちらのSシリーズがオススメです。
それぞれ370L・460Lがありますが、両機種とも角型と異なる280kPaの水圧です。
- 370Lモデル / SRT-S375UZ:定価 950,000円
- 460Lモデル / SRT-S435UZ:定価 1,075,000円
監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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