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国民生活センターに太陽光発電に関するトラブルの相談が増加中!

公開日:2013/04/22 | 最終更新日:2021/09/02 | カテゴリ:トラブルについて

国民生活センターに太陽光発電に関するトラブルの相談が増加中!

国民生活センターのホームページで、太陽光発電に関するトラブル事例が増加中であるとの報告がされていました。トラブルの件数は年々増加しており、2012年度も過去最悪を上回る相談件数となりそうです。

PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)に寄せられた太陽光発電に関する相談件数の推移

太陽光発電に相談件数の推移

特に訪問販売に関する相談が増加しています。決して訪問販売業者の全てが悪い訳ではありませんが、知識不足からくる不正確な説明や、強引な勧誘方法が問題となっています。

目次

太陽光発電に関するトラブル件数の推移

上記は2013年に書いたものでしたが、その後2012年に固定価格買取制度が始まり、2013年をピークに国民生活センターに寄せられた太陽光発電に関する相談件数は減少の一途を辿っています。

(引用:経済産業省 資源エネルギー庁2017年「太陽光発電に関するトラブルにご注意ください」)
(引用:経済産業省 資源エネルギー庁2021年「太陽光発電に関するトラブルにご注意ください」)

経済産業省 資源エネルギー庁が毎年出している資料「太陽光発電に関するトラブルにご注意ください」を基に年度別の推移を表にしたものが以下になります。

  太陽光発電導入件数(住宅用)
ソーラーシステムに関する相談件数 割合
2010年 187,664 2,697 1.43%
2011年 235,817 3,935 1.66%
2012年 276,051 4,463 1.61%
2013年 288,117 4,746 1.64%
2014年 206,921 4,370 2.11%
2015年 178,536 3,362 1.88%
2016年 160,917 2,866 1.78%
2017年 133,012 2,925 2.19%
2018年 146,640 2,930 1.99%
2019年 152,130

2,420

1.59%

これを見てみますと、住宅用太陽光発電システムの設置件数は固定価格買取制度が始まった2012年から2013年にかけてピークを迎え、それに比例してトラブルの相談件数もピークを迎えています。

設置件数は2017年ごろまでは下落していましたが、2019年にかけて再び増加しています。対して、トラブルの相談件数は2019年にかけて大きく減少しており、太陽光発電への認知度が上がり、市場が成熟することで悪質な業者が淘汰されてきていることが読み取れると思います。

また、トラブルの相談内容の内訳は以下の様になっています。

●「ソーラーシステム」に関する相談の内容別分類(複数回答項目)
  契約・解約
販売方法 価格・料金 接客対応 品質・機能 安全・衛生
2015年 2,272 2,240 753 484 359 82
2016年 1,889 1,894 619 443 337 73
2017年 1,937 1,845 568 447 308 65
2018年 1,955 1,838 548 451 304 87
2019年 1,556 1,585 381 385 242 48

また、冊子に記載されている具体的な相談内容としては

具体的な相談内容としては、「電気代がかからなくなる」「売電により自己負担がない」「太陽光発電システムの設置は義務化する」といった不実告知ともとれる過剰なセールストークや不正確な説明に関する相談が目立ちます。また、長時間勧誘や夜間勧誘などの迷惑勧誘や、お得感を過度に強調する、契約を急がす、といった販売方法を受け、「業者の信用性や苦情の有無を知りたい」「解約したい」「クーリング・オフの仕方を教えてほしい」といった相談が多く寄せられています。

とあり、表中の「契約・解約」「販売方法」がほぼ同数のことから、「過剰なセールストークや不正確な説明による販売方法」で契約した「太陽光発電システム設置の契約を解除したい」という相談が最も多く寄せられているのではないかと思います。

また、同じ冊子中から「よくある相談内容と対処方法」を参考までに記載しておきたいと思います。

不実告知(不正確・過剰な説明)に関する相談

「売電で約2万円のローンが払える」といわれたので契約したが、多い月でも1万円程度しか売電収入が入らない。

売電収入は、気象条件や設置条件、ご家庭の電気の使用状況によって変わります。売電収入を保証するような言い方には気をつけてください。詳しくは、以下のページをご覧ください。

なっとく! 再生可能エネルギー(固定価格買取制度)
(一社)太陽光発電協会(Q&A)

施工に関する相談・その他

太陽光発電システムを取り付けたが、工事がずさんで雨漏りが発生。補償してほしい。

契約する前に設置業者が確かな技術を持っているか、施工不良があった場合に補償を受けられるか、よく確認しておくことが重要です。設置工事をする者がメーカーの施工IDをもっているか、リフォーム瑕疵保険(住宅瑕疵担保責任保険)に加入しているかを確認することをお勧めします。 万が一、施工不良による雨漏りなどが発生した場合は、住まいるダイヤルで専門家による相談や紛争処理の支援を受けることができます。

◯(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)
Tel:0570-016-100
http://www.chord.or.jp/

訪問販売で家に来た業者と契約したが、信頼できる業者かどうか教えてほしい。

業者が取り扱っている太陽光発電システムのメーカーに確認したり、すでに設置した方の意見を聞いたり、業者の情報を収集することが重要です。 また、価格等に納得いかなければ、相見積もりを取って比較してみることもひとつの方法です。なお、(一社)太陽光発電協会では、施工に関する一定の基礎知識や技術レベルを持つ者を認定する「PV施工技術者」という資格制度を実施しています。こちらもあわせてご活用下さい。

PV施工技術者制度運営センター
Tel:03-6205-4530

契約・解約に関する相談

自宅の屋根に太陽光パネルを設置しようと思い、業者Aを選定して商談をはじめ、経済産業省の設備認定を受けた。商談を進めるうちに業者Aに不信を抱いたため、業者Bと交渉を始め、発注先を切り替えたいと思っている。ところが、業者Aは経済産業省への認定申請手続を行ったのは自社であることを理由に、認定のログインIDとパスワードを教えてくれず、業者Aに発注しないなら認定を取り消すと言っている。設備認定を受けた内容で、業者Bに発注することはできないのか。

設備認定の権利者は、設備の設置者であるあなたご自身であり、その認定された内容の設備を業者Bに発注できます。業者AがどうしてもログインIDとパスワードを教えない場合、そのIDが業者Aによって取り消されないうちに、JPEA代行申請センター(JP-AC)にお問い合わせください。

◯JPEA代行申請センター(JP-AC)
Tel:0570-03-8210
Fax:03-3437-5877

固定価格買取制度の認定を受けている運転開始前の太陽光発電設備を購入しないかという勧誘を受けたが、どういうリスクがあるのか。

平成29年3月31日までに電力会社と接続契約が締結されていない設備は、認定が失効することになっているため、接続契約書を提示してもらい、認定が失効しないことをご確認ください。また、認定が失効しない案件は、平成29年9月30日までに国に事業計画を提出する必要があり、事業計画の審査が完了したものは、審査が完了した旨のメールが送られてくるので、そのメールを受領していることを確認することをお勧めします。その他、特に運転開始前の設備については、確実に事業が実施されるか分からないため、十分にご注意ください。

◯資源エネルギー庁HP「なっとく!再生可能エネルギー

迷惑な勧誘方法に関する相談

説明に来訪した業者に長時間、強引に勧められて契約してしまった。クーリング・オフの仕方を教えてほしい。

クーリング・オフは、消費者が訪問販売などの不意打ち的な取引で契約した場合に、一定期間であれば無条件で、一方的に契約を解除できる制度です。

◯(独)国民生活センター(クーリング・オフ

その他の相談事例

最近の相談事例

  • 太陽光パネルに積もった雪が隣家に落下し、隣家の窓のひさしやレンジフードのひさしがへこみ修理代を請求された。修理代を設置業者に請求することは可能か。
  • 太陽光発電を屋根に設置した。設置工事から半年後、屋根に雨漏りがあったので業者に修理してもらったが再度雨漏りした。設置工事に問題があるのではないかと考えるが、どうしたらよいか。
  • 3カ月前に太陽光発電の契約をしたが、今になって屋根の強度不足によりパネルの容量が見積もりとは異なり、メーカーも変更すると販売業者から言われた。解約したい。
  • 太陽光発電システムを契約し、業者に補助金の申請手続きも依頼したが、半年たっても補助金が入金されず、業者とも連絡が取れなくなった。どうしたらよいか。
  • 売電目的で太陽光パネルを増設したが、電力会社が買い上げてくれない。解約を申し出ると、「買い上げない場合もある」と契約書に記載があるというが、解約したい。
  • 環境調査だと言い自宅を訪問されたが太陽光発電システムの勧誘だった。長時間居座ったうえで悪態をつくなど悪質なので、情報提供したい。
  • 昨年暮れに訪問販売で太陽光発電の契約をして代金の8割を払ったが、約半年過ぎた今でも取り付けてもらえず、業者との連絡もとれない。
  • 自宅に訪ねてきた業者に最低発電量を保証すると説明され太陽光発電を取り付けたが、保証された最低発電量を超えたことが無い。解約できないか。
  • 勧誘の電話をしてきた業者が来訪し、太陽光発電システムを契約したが、いったんクーリング・オフしてもう少し考えたい。クーリング・オフの仕方を教えてほしい。
  • 父親が太陽光発電の契約をクーリング・オフした。国の補助金の申請を止めるために業者が訪問するというがどうしたらいいか。

悪質な訪問販売に対処する方法

太陽光発電は即決できるような安い買い物ではありません。悪質な業者には長時間居座り、冷静な判断を失わせるなどして、契約するまで帰らないというような手口もあるようです。特に一人暮らしの高齢者の方はターゲットにされやすい傾向にあります。当サイトでは今後も広く注意喚起を行い、悪質な業者からの被害を少しでも減らすよう活動を行なってまいります。

今後もメンテナンス業者を装って高額なリフォーム契約を迫るといった悪徳手法が予想されます。メンテナンス費用の適正価格についてはこちらをごらんください。

消費者センター、太陽光発電の設置は「すぐ契約せず必ず比較検討を」

行橋市広域消費生活センターではトラブルが増加した太陽光発電の設置に以下の様な注意喚起をおこないました。

太陽光発電に関するトラブルが全国的に多発しており、行橋市広域消費生活センターでも、発電に関する問い合わせやトラブルが目立ち始めた。太陽光発電はパネル購入や設置工事に数百万円の投資が必要だが、複数社から見積もりを取って選ぶ消費者は少ないといい、センターは「すぐ契約せず必ず比較検討を」と呼びかけている。

(出典:毎日新聞「太陽光発電:全国でトラブル多発 「比較検討を」 行橋・消費者センター、相談件数が倍 /福岡」)

全ての業者がそうだというわけではありませんが、訪問販売や電話勧誘販売でのトラブルが多いようです。以下に注意点をまとめています。

・1回の説明で契約をまとめようとする
・長時間居座り、契約するまで帰ろうとしない
・一人暮らしの高齢者宅や新築物件が狙われやすい
・デメリットを言わない

エコ発では全国各地、お住いのエリアから5社に見積もりをとることができるサービスを提供しています。ご利用は無料ですので、お気軽にご利用ください。

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訪問販売・電話勧誘販売で契約が解除できるクーリングオフは申込書・契約書を受け取ってから8日以内

消費者を保護するための法律にクーリングオフがあります。クーリングオフはもう一度しっかりと考えなおすために、一定期間無条件で契約を白紙にできる制度です。基本的には申込書・契約書を受け取ってから8日以内であれば契約の解除は可能です。

太陽光発電の設置・施工に関する契約も訪問販売や電話勧誘による販売はクーリングオフの対象となります。契約に関して疑問が生じた場合や、再考したい場合をその旨を伝えて契約を解除することができます。

書面での通知が必須

契約書にキャンセル料などが書かれていても支払う必要はありません。クーリングオフの通知は口頭ではなく、必ず書面で行うことが大切です。相手にはがきを送るだけでも効力は発生しますが、「送った」「受け取ってない」といったトラブルとなることも考えられます。

相手が悪質な場合、さまざまな手段を講じてクーリングオフを阻止しようとするため、証拠の残る簡易書留や内容証明郵便が確実です。書面は期間中に発送すれば有効です。

特定商取引法では、契約書などにクーリングオフに関する記述がなかったり、業者によるうそや脅しなど妨害があったときは、期間に関係なくクーリングオフは可能となります。 不安を感じたときは、近くの消費生活センターに相談してください。
出典:東京新聞 クーリングオフの基礎知識  契約解除で悪質商法の被害防ぐ

未だに『絶対に儲かります』『特別キャンペーン中です』といって契約を迫るケースがあります。中にはローン契約書にサインさせられてしまうこともあるようです。一度契約してしまっては、なかなか言い出しにくいというのはあるかもしれませんが、太陽光発電は安い買い物ではありませんし、長期間に渡って利用するものです。少しでもおかしい点があればきっちりと断りましょう。

監修

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エコ発事務局 太陽光アドバイザー

曽山

『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。

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