【2025最新】神奈川県の太陽光発電・蓄電池補助金まとめ!横浜・川崎など市町村別リスト
公開日:2025/12/01 | | カテゴリ:見積もり・価格比較・購入に役立つコンテンツ
2025年度(令和7年度)神奈川県では住宅用太陽光発電・蓄電池に対して、全国的に見ても高額な補助金制度が実施されています。
具体的には、太陽光発電1kWあたり7万円、蓄電池1台あたり15万円の補助金が交付されます。さらに、お住まいの市町村によっては独自の補助金を「上乗せ(併用)」できるため、導入費用を大きく抑えることが可能です。
まずは、県の補助金制度の概要をご確認ください。
| 対象商材 | 補助金額 | 上限額 |
|---|---|---|
| 太陽光 | 7万円/kW | 補助対象経費 |
| 蓄電池 | 15万円/台 | 補助対象経費 |
例えば、一般的な「太陽光パネル4kW + 蓄電池1台」を導入する場合、県からの補助金だけで合計43万円(28万円+15万円)が受け取れる計算になります。
ただし、この県の補助金は「リース契約(初期費用0円導入)」などが主な対象となっており、通常の購入契約では利用できないケースがあります。そのため、「どの契約方法を選ぶか」によって使える補助金が異なります。
この記事では、神奈川県全域で利用できる県の補助金と、市町村ごとの補助金を一覧で分かりやすく解説します。
目次
神奈川県の補助金を徹底解説
神奈川県が実施している補助金は、「令和7年度神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」です。
補助金制度の概要
この制度は、単なる補助金ではなく、県が推進する「かながわソーラーバンクシステム」と密接に連携しており、導入を検討する上でいくつかの重要な特徴があります。
| 対象商材 | 補助金額 | 上限額 |
|---|---|---|
| 太陽光 | 7万円/kW | 補助対象経費 |
| 蓄電池 | 15万円/台 | 補助対象経費 |
(出典:令和7年度神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金)
申請期間
令和7年4月25日~令和7年12月26日
この申請期間は、「交付決定」を受けるための期間であり、この期間内に申請手続きを完了させる必要があります。
【重要】
補助金は先着順であり、予算に達し次第、期間内であっても受付が終了します。また、この制度は「交付決定前に事業に着手した場合は補助金を交付できない」というルールがあります。つまり、契約や工事を始める前に申請を完了させる必要があるため、期間の終了を待たずに、早めの行動が必須となります。
補助金額
太陽光7万円/kW、蓄電池15万円/台
補助金額は、太陽光発電システムに対して1kWあたり7万円、蓄電池に対して1台あたり15万円と設定されています。
【ポイント】
補助金額は、一般的な市町村の補助金と比較して高額に設定されています。例えば、標準的な4kWの太陽光発電と1台の蓄電池を導入した場合、(7万円 × 4kW) + 15万円 = 43万円の補助金が受けられる計算になります。この高額な補助金は、導入費用の負担を大きく軽減します。
必須要件・条件
リース契約とセット導入が必須
この補助金制度の最も重要な要件は、以下の2点です。
- 太陽光発電と蓄電池のセット導入が必須:太陽光発電単体、または蓄電池単体での申請はできません。
- リース契約(0円ソーラー)が前提:この補助金は、神奈川県が推進する「かながわソーラーバンクシステム」に登録された事業者とのリース契約を通じて導入するケースを主な対象としています。購入契約は対象外となる場合があるため、必ず事前に確認が必要です。
【解説】
この制度は、初期費用をかけずに太陽光発電を導入できる「0円ソーラー」を普及させることを目的としています。そのため、「初期費用を抑えたい」と考える方にとっては最適な制度設計となっています。ただし、リース契約の期間や条件をしっかりと理解した上で契約を進めることが重要です。
神奈川県 全自治体 太陽光発電・蓄電池補助金一覧
県補助金と併用できる可能性がある、各市町村の補助金情報を一覧にまとめました。申請期間や詳細な要件は、必ず各自治体の公式サイトでご確認ください。
| 自治体名 | 対象商材 | 補助金額(計算式) | 補助金額(上限) | 公式URL |
|---|---|---|---|---|
| 横浜市 | 太陽光 | 1.5万円/kW | 6万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 15万円/戸 | 15万円 | ||
| 川崎市 | 太陽光 | 7万円/kW | 28万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 10万円/kWh | 70万円 | ||
| 相模原市 | 太陽光 | 8万円/kW | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 20万円/台 | 記載なし | ||
| 横須賀市 | 太陽光 | 7万円/kW | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 設置費用の1/3 | 記載なし | ||
| 平塚市 | 太陽光 | 記載なし(終了) | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 5万円 | 5万円 | ||
| 鎌倉市 | 太陽光 | 1万円/kW | 5万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 4万円 | 4万円 | ||
| 藤沢市 | 太陽光 | 1.5万円/kW | 5万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 5万円 | 5万円 | ||
| 小田原市 | 太陽光 | 7万円/kW | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 設置費用の1/3 | 5.16万円/kWh | ||
| 茅ヶ崎市 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 逗子市 | 太陽光 | 7万円/kW(終了) | 記載なし | |
| 蓄電池 | 設置費用の1/2(終了) | 14.1万円/kWh | ||
| 三浦市 | 太陽光 | 7万円/kW | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 設置費用の1/2 | 14.1万円/kWh | ||
| 秦野市 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 厚木市 | 太陽光 | 1万円/kW | 6万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 5万円 | 5万円 | ||
| 大和市 | 太陽光 | 1万円/kW | 4万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 3万円 | 3万円 | ||
| 伊勢原市 | 太陽光 | ZEH補助金として実施 | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 海老名市 | 太陽光 | 2万円/kW | 20万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 7万円 | 7万円 | ||
| 座間市 | 太陽光 | 1万円/kW(終了) | 4万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 4万円(終了) | 4万円 | ||
| 南足柄市 | 太陽光 | 記載なし | 最大10万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 最大10万円 | ||
| 綾瀬市 | 太陽光 | 1万円/kW | 3万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 5万円 | 5万円 | ||
| 葉山町 | 太陽光 | 1.5万円/kW | 5万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 5万円 | 5万円 | ||
| 寒川町 | 太陽光 | 5万ポイント | 5万円相当 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 5万ポイント | 5万円相当 | ||
| 大磯町 | 太陽光 | 1.5万円/kW | 5.2万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 5万円 | 5万円 | ||
| 二宮町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 中井町 | 太陽光 | 1.5万円/kW | 5.2万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 5万円 | 5万円 | ||
| 大井町 | 太陽光 | 2万円/kW | 10万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 5万円 | 5万円 | ||
| 松田町 | 太陽光 | 2万円/kW | 10万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 5万円 | 5万円 | ||
| 山北町 | 太陽光 | 2万円/kW | 8万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 5万円 | 5万円 | ||
| 開成町 | 太陽光 | 最大12万円/kW | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 設置費用の1/3 | 記載なし | ||
| 箱根町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | 公式サイト |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 真鶴町 | 太陽光 | 記載なし | 記載なし | |
| 蓄電池 | 記載なし | 記載なし | ||
| 湯河原町 | 太陽光 | 1.5万円/kW | 5.2万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 設置費用の1/2 | 5万円 | ||
| 愛川町 | 太陽光 | 1万円/kW | 3万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 設置費用の1/2 | 5万円 | ||
| 清川村 | 太陽光 | 1.5万円/kW | 5万円 | 公式サイト |
| 蓄電池 | 5万円 | 5万円 |
【具体例】神奈川県で太陽光発電の補助金を活用したシミュレーション
では、これらの補助金を組み合わせると、実際にどれくらいお得になるのでしょうか。具体的なケースで見てみましょう。
神奈川県横浜市の既存住宅に、太陽光発電(4.87kW)と蓄電池(16.4kWh)を同時に設置する場合
- 神奈川県の補助金(太陽光発電)
計算式: 7万円/kW × 4.87kW = 34.09万円 - 神奈川県の補助金(蓄電池)
計算式: 15万円/台 × 1台 = 15万円 - 横浜市の補助金(太陽光発電)
計算式: 1.5万円/kW × 4.87kW = 7.305万円
※上限は6万円のため、6万円が適用 - 横浜市の補助金(蓄電池)
計算式: 15万円/戸 × 1戸 = 15万円
34.09万円(県・太陽光)+ 15万円(県・蓄電池)+ 6万円(市・太陽光)+ 15万円(市・蓄電池)= 70.09万円
※この金額は、あくまで理論上の最大値であり、各補助金の併用可否や詳細な要件については、申請前に必ず各窓口にご確認ください。
神奈川県横浜市の既存住宅に、太陽光パネル(4.87kW)を単体で設置する場合
- 神奈川県の補助金(太陽光発電)
計算式: 7万円/kW × 4.87kW = 34.09万円 - 横浜市の補助金(太陽光発電)
計算式: 1.5万円/kW × 4.87kW = 7.305万円
※上限は6万円のため、6万円が適用
34.09万円(県・太陽光)+ 6万円(市・太陽光)= 40.09万円
※この金額は、あくまで理論上の最大値であり、各補助金の併用可否や詳細な要件については、申請前に必ず各窓口にご確認ください。
このように、合計で70.09万円もの補助金を受け取れる可能性があります。太陽光パネル単体でも神奈川県の補助金が豊富なため、高額な補助金が期待できます。
補助金申請で失敗しないための重要ポイント
補助金制度を最大限に活用するために、以下の点にご注意ください。
- 「着工前申請」が原則
ほとんどの自治体で、工事の契約・着工前に補助金の交付申請(または事前申込)を行うことが必須条件となっています。契約後に申請しても対象外となるため、導入を決めたらまず補助金情報を確認しましょう。 - 予算には限りがある!早めの行動を
各機関の補助金は、各期の予算に達し次第締め切られます。人気の補助金は早期に受付終了となる可能性があるため、「いつかやろう」ではなく、「やろう」と決めたらすぐに行動を開始することが重要です。 - 複数の業者から見積もりを取る
補助金を利用するとはいえ、元の設置費用が高ければ意味がありません。必ず複数の専門業者から相見積もりを取り、価格とサービス内容を比較検討しましょう。
その際、補助金申請のサポート実績が豊富かどうかも、業者選びの重要な判断基準になります。面倒な申請手続きを代行してくれる業者を選ぶと、スムーズに進めることができます。
4. まとめ
今回は、神奈川県にお住まいのあなたが利用できる太陽光発電・蓄電池の補助金について詳しく解説しました。
- 神奈川県の補助金は、太陽光が7万円/kW、蓄電池が15万円/台で受け取れる
- 県と市町村の補助金と併用して活用するのが基本
- 「リース契約限定」や「着工前申請」などのルールがあるため、専門家のサポートが大切
電気を自分で作れて、電気代も安くなる。そして災害のときも安心できる。太陽光と蓄電池は、これからの暮らしを助けてくれます。
まずは、あなたの家にどんなものが一番合っているか、そして使える補助金には何があるか、専門業者に相談してみませんか?無料で見積もりやシミュレーションを行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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監修

エコ発事務局 太陽光アドバイザー
曽山
『誠実、スピーディーな応対』をモットーに日々エコ発を運営しています。 お客様への応対だけでなく全国に数百ある提携業者様とのやり取りをはじめ、購入者様へのキャンペーン企画やウェブサイトの改善など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。 卒FIT後の太陽光発電の活用方法など、お困りごとがございましたら、お問い合わせにてお気軽にご相談下さい。
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