用語集
系統連系
読み
けいとうれんけい
意味
系統連系は電力会社外部の太陽光発電や風力発電などの発電設備を、電力会社の送電線や配電線に接続することを指します。そしてこの系統連系で電力会社は接続した発電設備から電力を受け取り、買い取ることが可能となります。
近年は家庭に導入された太陽光発電システムによる余剰電力の売電に利用されることで知名度が上がってきましたが、電力会社では供給電力の不足を補うため、以前からこの系統連系による売電を下記の卸電気事業者から行っていました。
・電源開発(J-POWER)
・日本原子力発電
しかし、この系統連系は単に発電設備を電力会社の送電線や配電線に接続することを意味し、系統連系をしたから必ずしも売電を行っている証とはなりません。
電力会社に売電する場合は「逆潮流ありの系統連系」、売電せずに不足分の電力を電力会社から買い取るだけの場合は「逆潮流なしの系統連系」と呼び、発電設備を持つ人が任意で選ぶことができます。 また系統連系は接続する発電設備の電圧容量によって下記3つに区分されます。
・低圧連系:電圧容量が50kw未満
・高圧連系:電圧容量が50kw以上~2,000kw未満
・特別高圧連系:電圧容量が2,000kw以上
一般家庭では一番電圧容量が低い低圧連系となり、高圧連係は小規模工場やビル、そして特別高圧連携は大規模施設に設置されている発電設備が対象となります。 この区分による違いもマメ知識として覚えておくといいでしょう。
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