用語集
電流
読み
でんりゅう
意味
電流は電流回路を流れる電気の流れを指します。
電流回路は電流の道筋のことで、電流はプラス極からマイナス極へ流れる性質をもちます。 乾電池のプラス極とマイナス極を導線で繋ぎ、その間に電球を繋いだとしましょう。 乾電池のプラス極から出た電気は導線を伝ってマイナス極へ到達します。 この電気の流れ、つまり電流によって電球は電気が供給されて点灯するのです。
そして電流回路に流れる電気量を示す単位がアンペア(A)で、この数値が大きいほど多くの電流が流れていることを示します。
しかし、電気の流れとなる電流は電気単体では維持することはできません。 そこで登場するのが電流回路に電気を流すためにか欠かせない電圧で、その強さを示す単位がボルト(V)です。
電圧とは電流回路に電気を流そうとする働きのことで、電流の強さはこの電圧の高さに比例して強くなります。 この電圧なくして電流回路内での電流は安定しませんし、発電源から遠距離となるほど電流は弱くなってしまいます。 この電流の強弱を調整しているのが電圧というわけです。
いい例が送電線です。 送電線を伝う電流は出発点となる発電所から遠距離となるほど弱くなりますが、これを防ぐのが電圧を変更を行う変電器で、この変電器で電圧を上げることで電流の強さを維持しています。 電流回路を流れる電流は電圧がいてこそ、最適な電流の強さを維持することができるのです。
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