用語集
過充電
読み
かじゅうでん
意味
過充電とは携帯電話等に用いられているリチウムイオン電池をはじめとする二次電池の充電状態を指す言葉で、100%の充電を上回る充電状態を表します。
充電がなくなったスマートフォン等の携帯電話を充電したまま就寝するという方は少なくないため、この過充電を懸念する声はネット等でもよく見られます。 それではなぜ過充電を懸念する声が多いのでしょう。 それは程度の低い過充電であれば充電できる電池容量が少なくなる程度で済みますが、程度が大きくなれば電池が高温となって発火や破裂を引き起こしてしまうからです。しかし、現在のリチウムイオン電池に用いられる充電方式には、この過充電を防止するためのCCCV充電が採用されているのが一般的です。
CCCV充電とはある一定電圧までは一定量の充電が行われ、その電圧に到達すると充電される電流が絞られ、100%の充電に達すれば自動で充電が終了する充電方式を指します。 このように過充電を防ぐ充電方式には他にもCC充電が挙げられますが、これら充電方式を採用しているものに関しては、過充電によるリスクを未然に防ぐことが可能です。
最近のスマートフォンやiPhoneはこの過充電を防止する充電方式が採用されているので、まず過充電自体を懸念する必要はないでしょう。 しかし、長期間使用している機器のリチウムイオン電池にこの充電方式が採用されているかと言えば不安が残るのが実情です。 過充電による被害を防止するためにも、販売メーカー等への確認を行ってみることをおすすめします。
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