用語集
一次電池
読み
いちじでんち
意味
一次電池は一言で説明すると使いきりの電池のことです。
近年は充電することで繰り返し使用できる二次電池の使用者も増えてきましたが、乾電池の使用割合はまだ圧倒的に一次電池の方が多いのが実情です。 また、一次電池は下記の2つに分類されます。 ・マンガン乾電池・アルカリ乾電池 これら乾電池は化学電池とも呼ばれ、電池内部に充填された物質が酸化をはじめとする化学反応を起こすことで生じる電気エネルギーを利用するタイプの電池を指します。
それではこれら3つの一次電池の特徴について簡単に説明しておきましょう。
①マンガン乾電池 マンガン乾電池は一次電池のの中でも最もオーソドックスなタイプとして知られています。 このマンガン乾電池は正極に二酸化マンガン、負極に亜鉛が用いられており、電解液には塩化亜鉛や塩化アンモニウムが用いられています。 マンガン乾電池はもともと電解液に塩化アンモニウムが用いられていましたが、塩化亜鉛が用いられるようになって、下記の2点で大きく改良が進みました。 ・大きな電流を連続して発生させられるようになった・液漏れが起きにくくなった。
②アルカリ乾電池 アルカリ乾電池はマンガン乾電池よりも長時間、大電流を発生できるのが特徴です。このアルカリ乾電池の正極には二酸化マンガンと黒鉛、負極に亜鉛粉末が用いられており、電解液には水酸化カリウムが用いられています。 用いられる物質はマンガン乾電池とほぼ違いはありませんが、アルカリ乾電池は負極材を正極材で覆ったマンガン乾電池とは正反対の構造となっている点が大きく違います。
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