用語集
売電
読み
ばいでん
意味
売電とはその名のとおり、電気を電力会社に買い取ってもらうことを指します。
日本においては太陽光発電システムを導入した場合、必ず電力会社が余剰電力を買い取ることを政府が保証した固定価格買取制度が用意されています。
これは導入後の一定期間、定額料金での買い取りを保証した制度で、その買取価格は経済産業省によって導入者に利益が出るよう毎年、売電価格が決定されています。
下記は平成30年度(2018年4月から2019年3月)に電力会社と売電契約を行った場合の売電価格と売電期間です。
- 10kw未満 出力制御対応機器の設置義務なし:26円/kWh、売電期間:10年間
(シングル発電)出力制御対応機器の設置義務あり:28円/kWh、売電期間:10年間 - 10kw未満 出力制御対応機器の設置義務なし:25円/kWh、売電期間:10年間
(ダブル発電) 出力制御対応機器の設置義務あり:27円/kWh、売電期間:10年間 - 10kw以上 18円/kWh+消費税、売電期間:20年間
下記のように売電価格は年々引き下げられているので、早く導入した方が売電価格は高くなりますが、今の電気の卸売市場値が約11円であることを考慮すれば、最新の平成30年度分でも十分高い値が付けられていることがお分かりいただけるかと思います。
- 平成26年度設置分:37円/kWh
- 平成27年度設置分:33円/kWh
- 平成28年度設置分:31円/kWh
- 平成29年度設置分:28円/kWh
- 平成30年度設置分:26円/kWh
- 平成21年度設置分:24円/kWh
この固定価格買取制度は買取期間の10年が終了した後が懸念され、2009年度契約者の間では2019年問題として取り沙汰されていますが、売電収入によって太陽光発電システム購入費用を補えることを考えれば、導入時には欠かすことのできない支援策と言えるでしょう。
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