用語集
交流
読み
こうりゅう
意味
電気の流れには下記の2つがあります。
・交流
・直流
このうち交流は電気が導線の中を流れる時、下記の3つが周期的に変化して流れます。
・電気が流れる向き(電流)
・電気の大きさ(電流)
・電気の勢い(電圧)
この点が常にこれら3つが変化せず安定している直流と全く異なる点です。
家庭でコンセントから取れる100V電源は50Hzまたは60Hzの交流電源のため、使用する家電製品や設備機器の電気は全てこの交流電源で、電源から流れ込んだ電気は常に行ったり来たりを繰り返しています。 この交流電源の特徴を知ってもらうためにいい話を紹介しましょう。
アメリカで電気を普及させる際、直流送電と交流送電のどちらにするかの議論が巻き起こりました。 直流送電を押したのは可能有名なトーマス・エジソン、かたや交流送電を押したのがジョージ・ウェスティングハウスと二コラ・テスラです。 それぞれの主張はお互いが持つ特許等の利害も影響していましたが、結局のところ軍配が上がったのは交流送電でした。
その決定的な勝因となったのは、交流送電ならば変圧器を用いた電圧の変換が容易な点で、電圧を高くすれば送電時の電流損失が抑えられる上、遠距離にも送電できるというメリットがあったからです。 また、家庭内の電気製品は電気回路や内蔵電池では、下記のように直流電源を使用するものも多くあります。
・テレビ
・携帯電話
・ノートパソコン
これら電気製品は独自のコンバーターで潮流電流へ変換しているのですが、これも交流電源から潮流電源への変換が容易である特性があってのことです。 直流電源から交流電源への変換は容易ではありません。 この点も合わせて覚えておくといいでしょう。
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