用語集
バインド電池
読み
ばいんどでんち
意味
バインド電池はCONNEXX SYSTEMSの特許である仮想電池方式という方法を用いて、リチウムイオン電池と鉛電池を接続した今までに類を見ない全く新しい蓄電池です。
リチウムイオン電池は高いエネルギー密度と長いサイクル寿命を持つため、今では携帯電話やノートパソコン、電気自動車など様々な使用用途に用いられていますが、安全限界電圧を超える過充電となった場合、発熱や発火といった危険性を伴います。
ですがバインド電池は鉛電池のエネルギーをためにくい性質を利用し、リチウムイオン電池が過充電状態となった際にその余剰エネルギーを鉛電池が吸収して、リチウムイオン電池を危険な状態から回避させることで高い安全性を実現しています。
またリチウムイオン電池は二次電池の中でも高コストですが、最も安価と言われる二次電池の鉛電池と組み合わせることで下記のメリットを生み出し、高いコストパフォーマンスを実現している点も見逃せません。
- 電池のコストを引き下げられる
- 充電時制御が簡単なため、周辺機器コストが引き下げられる
そしてバインド電池で最も注目してもらいたいのが低温性能です。
リチウムイオン電池は氷点下では動作しにくいのが特徴ですが、バインド電池はその氷点下でも鉛電池から放電することができます。
またこの低温時や非常時に鉛電池から、通常はリチウムイオン電池から放電する仕組みが、高サイクル寿命も実現してます。
リチウムイオン電池のサイクル使用数は500回から4000回と高い数値を示しますが、鉛電池は深い放電からの充電となれば数十回ほどのサイクル使用数しかありません。
しかし、バインド電池はサイクル使用時にはリチウムイオン電池から、低温時や非常時のみ鉛電池からの放電となるため、リチウムイオン電池のサイクル回数の有効性を活用することで超寿命を実現した蓄電システムを実現しています。
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