用語集
BEMS
読み
べむす
意味
BEMSはbuilding And Energy Manegement System(ビルディングアンドエネルギーマネージメントシステム)の英語略で、日本語に訳すとビルエネルギー管理システムとなります。
BA(Building Automationビルオートメーション)と呼ばれることもありますが、一言で説明するとHEMSのビル版と考えればいいでしょう。
BEMSではITシステムを利用したもので、人や温度センサー、そしてその制御装置を組み合わせることで、下記のような制御管理が行えます。
- 照明や空調の制御
- 最適なエネルギー管理
またBEMSは二酸化炭素排出量が全体の1割を占める業務用ビルに導入することで、温暖化対策にも大きな効果が得られる手段として期待されています。
事実、政府が出した二酸化炭素排出量削減案にも数多く登場しており、2007年のクールアース50で提唱した2050年までに世界全体の温室効果ガスを50%に削減するための具体化案「Cool Earthエネルギー革新技術計画」の中でもBEMSがその方法として取り上げられています。
BEMSはビル内のエネルギー使用状況と設備機器の運転状況を把握した上で、需要予測を立てて最適な運転生業を自動で行いますが、それは下記の2つの機器の連携によって実現しています。
- 監視部
- 制御部
まずは温度、湿度センサーや人感知センサーで各階の温度や湿度、人の有無を感知して、その結果を監視部にデータ送信します。
そしてデータが送信された監視部ではそのデータをもとにエネルギー使用分析を行い、制御部でその予測データをもとにエネルギーの需要予測を行い、設備機器の最適制御を行うといった具合です。
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