用語集
ピークシフト
読み
ぴーくしふと
意味
一家庭で使用するような電気量ならば蓄電池に蓄えておくこともできますが、電力会社が一日に供給するための電力を蓄えておけるような巨大な蓄電池は存在しません。
よって、電力会社は最大需要量を想定して電気を発電しているのです。
しかし、夏場や冬場の冷暖房機器がフル回転するピーク時期には、想定外の電気重要が発生してしまい供給が追いつかない事態が発生することもが想定されます。
そんな事態を回避するためピークをほかの時間帯にシフトして、ピーク時の電気需要を抑えることをピークシフトと呼びます。
ですが何の得もないのに需要者が電力会社のピークシフト勧告に応じてくれるわけはありません。
そこで電力会社が打ち出したのがピークシフトプランです。
一日のうちに一番電気消費量が多い時間帯をピークタイムとして設定し、その時間帯の電気使用料をほかの時間帯よりも格段高く、ほかの時間帯を割安に設定するといった料金プランです。
一例として東京電力が導入したピークシフトプランを紹介しておきましょう。
下記は7月から9月の夏季限定のピークシフトプランの料金体系です。
- 午前7時~午後1時(昼間):29.08円
- 午後1時~午後4時(ピーク):54.77円
- 午後4時~午後11時(昼間): 29.08円
- 午後11時~午前7時(夜間): 12.25円
また下記は10月から6月限定のピークシフトプランの料金体系です。
- 午後11時~午前7時(夜間):12.25円
- 午前7時~午後11時(昼間):29.08円
このピークシフトプランは現在新規加入の受付は終了していますが、料金差に大きな違いが出ているのは一目瞭然ですね。
専門用語を探す
あ行
あ
い
う
え
お
か行
か
き
く
け
こ
さ行
さ
し
す
せ
そ
た行
た
ち
つ
て
と
な行
な
に
ぬ
ね
の
は行
は
ひ
ふ
へ
ほ
ま行
ま
み
む
め
も
や行
や
ゆ
よ
ら行
ら
り
る
れ
ろ
わ行
わ
を
ん