用語集
待機電力
読み
たいきでんりょく
意味
待機電力とは家電商品など常時コンセントに接続された電気機器が、待機時に消費する電力のことを指します。 それではぜ電気機器は使ってもいない待機時に電力を消費するのでしょう。 それは下記のような要因が考えられます。
・機能維持のため:時計を液晶表示している、メモリーによる動作開始、予約タイマー
・指示待ちのため:リモコン受信部分の指示待ち
・接続しただけで電力消費:携帯電話のACアダプタはコンセント接続だけで電力消費
こうしてみれば大抵の家電商品が待機電力を消費していることがおわかり頂けるかと思います。 それでは実際にどの家電商品が多くの待機電力を消費しているのかを、その内訳から見てみましょう。 その結果は下記のとおりです。
1位 ガス温水機:20%
2位 冷暖房:9%
2位 電話機(携帯電話を除く):9%
4位 HDD・DVDレコーダ、プレーヤ:6%
5位 温水洗浄便座:5%
6位 ビデオデッキ:4%
6位 パソコン:4%
6位 石油温水機器:4%
9位 テレビ:3%
9位 一体型オーディオ:3%
少し前のデータになるのですが、財団法人省エネルギーセンターが発表した「平成20年度待機時消費電力調査報告書」によると、年間電力消費量に占める年間待機電力の消費割合は約6%の285kWhであり、約6,900円の電気料金に換算されます。 待機電力なんて大したものではないだろうと思っていた方も、この数字を見れば考え直す人も出てくるのではないでしょうか。 近年は電気機器の性能も上がり待機電力の消費量も少なくなりましたが、節約を考えるならば一番効果のあるコンセントから外すという方法を取るべきでしょう。
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