用語集
レドックスフロー電池
読み
れどっくすふろーでんち
意味
近年は度重なる大地震等の災害の影響により電力供給が停止された際の対応策として、家庭に蓄電池を購入する方が多くなってきました。
しかし、家庭で一日に使用する分を蓄えておく蓄電池は手頃な価格で購入できますが、電力会社が我々に供給する量ともなれば巨大な蓄電池が必要となるため、費用が高額になることから実用化に至っていないのが実情です。
そこで、この問題を解決すべく注目されているのがレドックスフロー電池を用いた電力貯蔵技術です。
レドックスフロー電池の基本原理は1970年代にアメリカのNASAで発表され、それ以降は国内外で実用に向けた開発が続けられています。
現在では実用化されているものもあり、日本においては2000年初とから住友電気工業株式会社から実用性品として販売が開始されています。
レドックスフロー電池は還元(Reductionリダクション)と酸化(Oxidationオキシデーション)の英語を合わせた造語で、不活性電極の表面で活性物質である2種類のレドックス系物質が酸化と還元を繰り返す電気化学システムを指します。
レドックス電池の充放電は下記のシステムを用いて行います。

上記のとおり電気反応を起こして充放電を行うセルと、活性物質の溶液を蓄えた2つのタンクで構成されています。
このレドックスフロー電池の特徴はサイクル寿命が1万回以上(10年以上換算)と長い点と、見て分かるとおり構造が単純なため、大型化が可能で大規模な電力貯蔵設備に向いているというメリットがありますが、重量エネルギー密度がリチウムイオン電池の約5分の1と低いため、小型化に向いていないというデメリットもあります。
まさに大規模な電力貯蔵設備建設のために生まれた電池と言えるでしょう。
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